2016/12/04

手動 Update がなくなった Windows10

未明までPCを操作していたら,唐突にシャットダウンして再起動した。コントロールパネルを開いて,自動 Update を止めようにもそんな機能がなくなっていた。

せめて日々の作業中の自動 Update を避けようと,時刻の設定を変えようとしたが,最長12時間までである。

PCをホームサーバもしくは業務用とするなら,Windows 7 以前が望ましい。12時間以上PCを動作させるのは,技術計算の世界では当たり前なのだが,各種解析とかゲーム用途を前提としなくなったのだろう。Windows 8以降は大人のおもちゃを目指しているようだ。これではハードな勉強もする学生も使わなくなるだろう。

参考
2016/12/03

吊り穴加工

私の使用している鋸には吊り穴がない。中華製熊手も買ったら,吊り穴がなかった。ハンドドリルで明けようかなと思案していた。ボール盤を屋外に持ち出し明ける事にした。Daiso に木工用のドリルが売っていたので試してみた。金属用のドリルと違い切れ味がいい。刃先をみると,研磨してある。Daiso の鉄工ドリルは刃先が研磨されていない。Daiso の購入担当者はこの違いについて何も知らないだろうか。
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柔らかい木材用が研磨されていて,硬い鉄用が研磨なしとは不思議な商社である。日本の伝統工具には吊り穴がない。フック Hook が外来語で普及している事からして,道具を吊る習慣がなかったのだろう。合衆国のドラマをみると,父親のガレージとか地下室には多様な工具が吊られている。

ある中小企業にいったら,多種の圧着工具がベニヤ板に形状をマジックでなぞって定位置になるようにフックされていて感心させられた。使うのはパートのおばちゃんとか開発者もいるだろうから,リーズナブルだ。ボーイは大体,父の工具を無断で持ち出し,だめにする。私もそうだった。温厚な父は怒ったり,殴ったりはしなかった。合衆国ドラマだと,拳がとんでくる。鉛筆を削る小刀の研磨方法は父から習った。昔,包丁の研ぎ方を子供に伝授しようとしたら,小ばかにされた。。。道具工具に全く関心のない子供もいる。

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2016/11/29

端材による棚製作とラック文化

机上にキーボードと回路実験スペースを確保しようとすると,電源と DSO を立体的に置かないと無理だ。Alinco 製電源 DM-310MV と5V電源の高さがほぼ同じなのでこの上に DSO を置けるが,電源からの放熱が DSO を加熱して考え物だ。電源の上に断熱材として板を渡せばいいけれども,電源上部の排熱口を塞ぐのは感心しない。最初,適当な木箱を探したが適当なのがない。板厚 5mm の端材があるので,これを側板として電源上部に隙間を設ける事にした。
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本格的な装置なら電源を最上部すべきなのだが端材の寸法が足りないし,電源の重量と DSO の電源スイッチが前面でないのが難点だ。以前の TDS310 なら上部ではなく前面なのでパネル組み込みとかを考慮されていたけど,使用前提が変わったのだろう。

ひと昔前の測定器は大型でまともな研究機関はラック組み込みが当たり前だった。大学は部外者でも研究設備の見学は公費で賄われているせいもあって可能だが,私大と私企業の研究所内部の公開はまれだ。研究員が使う実験台(ワークベンチ)とかラックをみると,研究所研究員のレベルがわかる。未経験の研究員に任せているというか放任の実験ラックの電源は最下部だ。これでは測定限界に挑むいい計測は無理だとわかる。私は使用勝手と重心の問題があるにせよ,電源は最上部にせよと主任技師から教わった。主任技師は合衆国企業からの技術導入から学んだ。いい成果をだす生命科学系の国内ラボの先達には留学組が多い。実験手技ばかりでなく,設備レイアウトまでを体得して帰国するからだろうと思う。

最近,AIP推進の最新型海自潜水艦の発令所内部の写真をみてがっかりした。操作卓がゴチャゴチャしていて米海軍原潜とは比較にならない。三菱重工と川崎重工の設計レベルもその程度なのだろう。頭脳レベルではなく,デザイナ(主任技師)がどれだけ潜水艦運用実務に精通しているかだ。レンタカーを利用すると三菱自動車製は安い。レンタルしたら速度メータがハンドルに隠れる設計だ。安い理由が氷解した。三菱自動車の前身は三菱重工の航空機製造部門だった。翼理論とか翼設計は先進国に追いつけても,艤装は酷かった。その名残が三菱自動車にある。三菱自動車の主任技師は何を設計していたのだろうと思う。それはゼロ戦を設計した堀越にも言える。東大を卒業して三菱に就職したら,設計製図実験の実務は一切しないようだ。三菱は今でも身分制学閥の会社である。

Daiso で求めた公称 450x200x9 mm の桐材を天板とする。天板と側板の固定は2種類の金折を用意した。大きい方はネジサイズ 4mm とあるけれども,M5 のネジも通る。大きい金折は曲げ半径が大きく外張りがやりづらい。説明書きの写真も内張になっている。私の場合,内張だと木ネジの耐抜力に頼らずに済む。手元にM5のナットがなく,M4ナットが2個だけあったので側板はナット締めとした。
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天板は適当なタッピングネジが2個あったので,寸法をノギスで計ってみた。通常の木ネジだと板厚を貫通してしまう。ネジ外径と内径が3と 2.3mm だった。
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下穴を1.5のキリで明けた。材料に製品ラベルを付けたまま下穴を明け,ネジを通そうとしたらバカになった。仕方なく,3.6 のキリを通し適当な長さのナベバインドねじがなく,M3のキャップスクリューで間に合わせた。

使用したキリは3種,オネジは4種
M4x15 ナベバネ座金 2pc
M3x8   タッピング 1pc
M3x18 CS    1pc
M2.1x6 木ネジ      6pc

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ナットは2種だった。工具は鋸,ドライバ2種,六角レンチおよびボール盤。ちなみにネジは西欧の偉大な発明だ。京都の祇園祭りはネジ釘を使用せず,原始的山車を売りにしている。かつて皇族高級貴族(官僚)の愛用した牛車が元だろう。山車を組み立てるマンパワーを考えたら,神事とはいえども実入りが大きいので問題にもならないのだろう。人力牽引がいかにも日本的だ。古代都市国家のシュメール王は神事に際し,馬に牽引させていた。日本は太平洋戦争をあたかも古代神事のように扱った。日本兵は大砲をガダルカナル,フィリピンの山道を人力牽引した。。。近代スポーツ感覚の米軍パイロットとは大違いだった。日本海軍航空特攻兵は神がかかった「神兵」と称賛された。日本海軍には日本陸軍のように特攻機「剣」をお蔵入りさせた良識のある上層部が皆無だった。こんな組織が今でも,巷に溢れている危うい日本である。未熟な10代の秀才がそのまま組織のトップに立つ無残さ。またドグマが称揚される時代になるのだろうか。父は戦前の国体ドグマ,戦後は文科省画一教育と日教組教条主義の下で私は教育を受けた。自由に考え判断しろといっても,考えられないから臨機応変の行動もできない。

フクシマ危機の際,東電原発所員は重機の運転もケーブルのつなぎ込みもできないと分かった。それを国民は疑問に思わない。運転員を除いたら,所員は学校の先生みたいにどうも指示命令するだけのようだ。東電は日本軍みたいな組織だった。社長はいつのまにか病院に入っていた。沖縄戦の牛島将軍も健康に難があって参謀長と高級参謀の対立から混乱を招いた。現場の兵士が苦労して陣地構築したら,放棄して別へ移動,新陣地構築中に米軍来襲となった。バカな将軍だ。病身の牛島にとり陣地が何処でも関係がなかったのかもしれない。玉砕は確実視されていたから,どうでもよかったのか。米陸軍は遠征軍の編成序列をいつの頃からか,公表する変な軍隊だ。そのなかにニューヨーク州から徴募された歩兵27師団があった。健康に難があっても務まるのが日本の将軍とか社長なのだろう。清国李朝朝鮮には国軍があったけれども,官兵に訓練演習が施されず,使い物にならなかった。東アジアの大組織は似たもの同士になるのが興味深い。丸山は天皇を中心とする無責任体制と呼んだ。中国では官僚が軍隊を指揮し敗れると皇帝から死を賜る事になっていたら,蛮族との戦争は正式には負けがない。直近では中越紛争がこれに相当する。民族性は変えようもないのだろう。

瑞穂の国が軍隊を整備し戦争したり,原発をコントロールするのは到底,無理か。スイス国民は原発廃炉費用を捻出するため,稼働停止を求めた緑の党らの国民投票を否決した。生命財産に対する考え方が日本と対極にあるようだ。やはり,カミカゼにならざるをえないのか。日本海軍一式陸攻機長は搭乗員ながら操縦できなかった。鹿屋で沖縄航空戦を指揮した宇垣も航空機の操縦ができない典型的軍事官僚だった。能筆の軍事官僚が特攻を指揮命令する。恐ろしい組織だ。

せめて,関電九電北電の PWR を再稼働させて,その益を廃炉経費に回したらどうだ。神国日本。東電と経産省がお仲間同士でどうにもならないのか。結局は日本人の意思決定の問題だ。進退極まったら,どうするか。救済思想のない日本では棚上げするか,カミカゼなのだろう。日本社会組織が官兵化しているのは確かだろう。滋賀県庁のお役人は避難バスが確保されても運転ができない。幕末の浦賀危機に際し,彦根藩は大量動員したのだが。美しい日本は疑似官兵に満ち溢れるのか。

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この種の木工加工をしたのは小中学生以来だ。Daiso の部材を示すラベルには桐とあったけど,模型製作に使用したのはホウ材だったような気がする。誠文堂新光社の本から知識を得ていた。隣に住んでいた教頭先生の息子が木製の客船模型を造って排水溝に浮かべたのを覚えている。後に,彼は商船大に進学したと聞かされた。職場で戦艦大和武蔵の模型を3隻作ったと自慢したら,同僚に7隻だと返された。彼は東大三菱重工出身だった。同級生に「天文と気象」の愛読者がいた。この出版元も誠文堂新光社だ。子供の頃の夢をほとんどの大人は果たせず,老いていく。

合衆国のアポロ計画を推進したフォンブラウンは国防軍の弾道兵器開発が認められなかったら偉大な足跡を残せなかった。ナチスとかヒトラー自身は核兵器とかこの種の兵器に関心が薄く,A4 ロケットの試射実射を全く視察していない。お隣の指導者とはずいぶん違う。報復2号(V2)と命名される以前は,単なるA4だった。ドイツミュンヘンに大規模な科学技術館がある。入口ロビーにA4が展示してあり,ドイツの誇りなのだと実感する。

日本が造った戦艦大和は後世に革新を起こしたような兵器ではなかった。源田は世界の3バカと呼んでいた。国家民族の存亡を賭けた戦のわりには,日本は革新的な兵器を産み出せなかった。物量で勝てないなら,技術開発とはならず自殺兵器開発に邁進した。世界に誇れるのはやはり,カミカゼなのだろうか。その源田が海軍航空特攻の隠れた推進者だった。自殺兵器「桜花」の開発は源田の口利きがなければ,実プロジェクトになるとは思えないキワモノだった。

ロイターによれば,世界のグローバルテクノロジーにおいてエクセレント 100 社の半数近くが日本企業だ。それなのにイノベーションが起きないのはなぜか。もうこれは精神構造の問題なのかもしれない。民族性なのであろうか。イノベーションを推進するのは組織ではなく結局,個人なのであろう。資本蓄積,技術大国の大中華帝国が西欧に対して劣後になったのは何故だろう。今,日本が置かれている状況はある意味,大清帝国の状況とかぶっている面もあるのかもしれない。西欧とアジアでは何が違うのだろうか。ヘーゲルおよびヘーゲル左派(マルクス主義)はアジア的停滞と呼称した。儒教思想が大きく関与しているのは確かだろうが,それだけでもないような気がする。江戸期の日本には中国インドの支配階級では考えられない蘭癖大名がいた。道具とか物に対する感性の違いと肥大化した官僚機構の存在が多分に影響しているのだろうと思う。

リバイバル日本の可能性は日本人の覚醒がない限り,ほとんどないだろうと思う。数千年に渡り継続している民族文化圏は漢族,インド圏そしてユダヤ人くらいしかいない。崩壊せずにいかに衰退していくか,英国が参考になると思う。

私の棚上げもどうだったか。Rack とは何か違うな。Rack とラックを画像検索すると,その違いが興味深い。
2016/11/20

英語スペルチェック付きエディタと丸鋸

Html ファイルの編集に Eclipse Aptana を使用している。日英混在でも英語のスペルチェックをしてくれて便利である。txt ファイルも同じようにと思い,トライしてみたが Aptana だと上手くいかないのか,できない。

これまでテキスト編集はもっぱら秀丸を使用してきたが,古いバージョンだとスペルチェックのアドオンが使用できない。仕方なくフリーの統合ソフトである LibreOffice の Writer を使用したら,はなからスペルチェックしてくれる。秀丸では不明な全角と半角スペースの違いも表示してくれる。これは Eclipse 内蔵エディタもそうなっているから,世界標準なのだろう。

海外サイトに欧文に全角スペースが紛れ込んでいるテキストを提出すると拒絶されてしまう。もう秀丸では時代遅れなのかもしれない。一世を風靡した日本オリジナルの一太郎も Word に置き換わった。グローバルな世界では,世界標準のツールに慣れておくのがこれから当たり前になるだろう。

残弾がわかるようにと弾倉に窓を明けて,異物が入り込み弾詰まりになる世界にまれな小銃を携行する陸自の海外戦闘はどうなるのだろう。現地では透明の樹脂テープでも貼るのだろうか。薬包形状は NATO 弾と同じだが,火薬量は日本オリジナルである。豪海軍が海自の潜水艦を採用しなかったのは道具(兵器)として基本的に何かおかしいところがあったのかもしれない。兵器も道具の一部だ。

旧約に「鋤を剣に、鎌を槍に打ち直せ」とある。日本では逆の使い方が有名ではあるが。まともな道具を使わないと,兵器もおかしくなる。戦前の軍官僚を想うと,日本人は本質的に対外戦争は不向きなのだろう。今では朝鮮中国の官兵相手でも無理だろう。いつからおかしくなったのか。

最近,和式鋸を使用したけど洋式金鋸に親しむと,Pull より Push の方が疲れないのは自明だ。そういえば,最近の大工が和風鋸を使用するのを見たことがない。もっぱら丸鋸を駆使している。
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左利き用の農用鎌はとんでもなく高いが,写真の丸鋸は左手でも使え安価だ。ただ,刃が樹脂対応ではない。樹脂用の丸鋸刃を見たことがない。需要はないのだろうか。樹脂は容易に溶け,金属ブレードに融着して直ぐ使い物にならなくなる。フライスとドリルで経験済みだ。

日本特殊の道具に慣れ親しむのは宮大工とか稲作農民とか伝統墨守の文化だろうか。他国との競争がないのは平和でいいのかもしれない。明治以前の日本には「競争」概念がなかった。諭吉が漢語訳して日本に紹介した。日本式ガラ携も絶滅しつつある。日本人は数式の記述ができない縦書き新聞をいつまで読み続けるのだろうか。官報はいつになったら,横書きになるのか。啄木は諧謔的に「東海の 小島の磯の 白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」と詠んだ。横這いするカニは横書きローマ字の事だった。。。

自治会の会報誌は全て横書きなのだが。ちなみ特許庁への特許申請明細書は横書きでないと受理されない。新聞各社と政府の一部が抵抗勢力なのだろう。戦前の陸海軍の起案命令書は全て縦書きであった。戦後の陸自は横左書きに変わった。以下を除いて。

(1) 法律、政令、省令及び告示の案
(2) 届出書類の書式で法律、政令、省令及び告示並びにこれらに準ずるものの規定によ
り縦書きとされているもの
(3) その他慣行上縦書きを適当とするもの

戦中の戦意高揚映画ニュースの類をみると字幕は見事に全て縦書きだった。兵器の仕様要目書も縦書きだ。主任技師の手帳に記載されたメモの類も縦書きだ。数式の入った基本設計書はどうしたのだろう。日本は縦書き和算が進んでいたけれども,明治の数学界は直ぐ縦書きを捨てた。先だって手帳を購入したら,縦書き暦を置いていなかった。天皇のおとしのせいか,和暦表示もなくなっている。明治の暦は太陽暦に変わったけれども縦書き表示であった。日本語 Windows 10 は当然ながら,横書き暦を表示する。伊勢神宮も横書きカレンダーなのには驚いた。しかし,毎日新聞社販売店がタダでくれる暦はなんと縦書きだ。運気は横書きでは勢いがそがれるのだろう。

縦書きでメモをする現代日本人の割合はどのくらいだろう。ひと昔前の新聞記者くらいか。西欧の速記はタイプライターだった。西欧近代化に取り残されていた旧ソ連でも捜査調書裁判記録はタイプライタによる速記だった。ドイツ電撃戦の隠れた兵器はエニグマ(タイプライタ)だった。一方日本軍はカナ文を暗号書をもとに暗号化し,受電者が暗号を復号し,カナ文をさらに漢字カナ混じり文に手書き変換清書して電文となる。これでは,一刻を争う空戦海戦ではどうみても勝てないな。陸戦にしても電撃戦は夢のまた夢だった。実際,通信もままならない関東軍はたった1週間で日本本土の4倍もある満州どころか朝鮮への越境を許した。せめて命令書の漢語を廃止していたらと思うが,今でも難しい漢語が主流の命令書だろうか。自衛隊の現場では Fire と命令されるそうだ。命令書には Fire と記述されているとは思えないのだが。

米海軍の電文は簡潔明瞭。難しい外来語は使わない。荘重な美文は求められない。レイテ沖海戦では,日吉台の連合艦隊司令部は早朝から会議,総意が得られたのは夕刻,それから荘麗な命令が発せられたのだった。いつのまにか昭和の軍官僚はかつての平安期の官僚と同じになっていた。美文を起案できないと出世できない変な軍隊であった。合理的な米海軍に立ち向かうには滑稽ですらあった。後に,米内は天皇にこの作戦指導と台湾沖航空戦での失態から連合艦隊司令長官を代えましたと報告したが,実際は軍令部総長に昇進している。合戦に負けて栄進とは不思議な軍隊だが,負け続きながら更迭された提督はたった二人である。その米内も人間爆弾「桜花」に期待したのか特攻基地を視察している。役人組織の怖さである。特攻兵を送り出しながら,上層部は昇進していくのだ。過労死を引き起こす組織と似ていないか。

敗色濃厚の頃,連合艦隊情報参謀が電文の誤字脱字を嘆いている。通信士官に書記官の能力を求める日本海軍をおかしいと思わないのがおかしい。日本の能吏は基本的に書記官とおもって間違いがない。明治来,書記官養成に向いた教育を日本政府は今でも続けている。大学入試に漢字書き取りが課せられる国に未来はないだろう。

上の写真に示すように商品明細書きも横書き,POP チラシも横書きだ。新聞出版と一部の政府機関はなぜ縦書きにこだわるのか。横書きにしたら失職する社員とか公務員が編集者と官報発行所のほかにどこにいるのだろうか。中国官製デモをみたらスローガンの幟は横書きだった。中国本土の縦書きはどうも新聞を含め皆無のようだ。縦書きは古書だけのようだ。

そういえば,啄木も一時期新聞記者だった。

参考
2016/11/19

Slip21 UAC トラブル

Windows 10 下の Program files(x86) に Slip21 をインストールすると,Meas.txt が書き込めなくなる。
Windows VistaからUAC(ユーザーアカウント制御、User Account Control)が導入されました。このUACが有効になっていると、Windows XPでは正常に機能していたアプリケーションでも問題が発生する場合があります
とあり,スタートメニューから右クリックして,「管理者として実行」してもらう事にした。

最初,Debug 版だと問題がなく Release 版だとトラブった。コードのガベージコレクションが関係しているのかと思い,Close と Dispose についても調べた。Meas.txt のファイル属性を読み込みのみとしていたけれど,その制限を外しました。

参考