2019/04/19

無能な働き者 一兵卒そして北大西洋横断模型飛行機

NHK がロシアのドローンを取り上げた。私が興味を持った頃は UAV と呼称されていた。きっかけは GPS によりバルサ製機体が北大西洋を横断したからだった。エンジンはラジコン用の日本ブランドのOSだった。
ロシアの有力紙イズベスチヤは8日、ロシア軍が、択捉島と国後島に駐留する無人航空機を運用する部隊に、新型の無人機「オルラン10」を配備することになったと伝えました。  「オルラン10」は、左右た翼の長さがおよそ3メートル、重さが14キロ前後の中型の無人機で、半径120キロ、高度5キロの圏内を連続14時間飛行できます。  夜でも撮影できる高性能のカメラを備え、平時は、主に監視や偵察の任務にあたるほか、有事には、爆弾を積んで爆撃に加わることも可能だということです。  ロシア軍は北方領土で4年前から小型の無人機などを運用してきましたが、ウクライナ東部の紛争やシリア内戦で、実戦にも投入された新型の「オルラン10」に更新することで、北方領土の周辺海域の監視能力を高めるねらいがあるものとみられます。 
14kg の機体を手投げできない。カタパルト発進だ。日本海軍は索敵に3座の水偵を使用していた。海自護衛艦の対潜水艦捜索ヘリがいまだに有人なのはわからない。ドイツ海軍の潜水艦はドローンを搭載している。兵器がアマチュア用であれ,使用に耐えれば問題がない。朝鮮李朝期の兵器は官僚が調達した支給品であった。日本の武士の兵器は自前である。日本刀には刀匠の銘が刻印されブランドであった。李朝の刀工は賤職であり,被差別民が鍛えていた。今でも,職人の社会的地位は日本以上に低い。海外ドラマ Lost を見ていて韓国漁師が賤職としった。セウオル号の船長の行動の遠因はこれで半分が説明がつく。韓国産兵器は安く国際競争力がある。官兵となった自衛隊の兵器も迷走している。自衛隊員は官僚が調達した支給品を使うだけである。明治以降の日本の軍隊は朝鮮化の歴史であった。

NASA が実施したアポロ計画のキモであるサターンロケットのオルガナイザはフォンブラウンだった。彼は荒唐無稽と思われたアマチュアの航空宇宙協会に入っていた。それが独陸軍の砲兵将校の目にとまり,最終的にA4ロケットを開発した。自動姿勢制御とポンプがキモだった。

一方,英国は布張り4発重爆に電波航法装置を搭載して,ドイツ都市を夜間爆撃で焼き払った。ドイツ科学技術館のホールにA4ロケット(V2弾道ミサイル)が展示してある。ドイツの誇りである。しかし,この兵器は勝利に貢献しなかった。核兵器の運搬手段として真の兵器になった。中露ではドイツの伝統を受け継ぎ,戦略ミサイル部隊は今でも砲兵の一部である。若い頃 神学生だったスターリンは砲兵は陸戦の神であると言っている。ウクライナとの領土紛争では,ロシアの長距離砲が勝利し東部2州をもぎ取った。空爆せずとも,ウクライナ系住民を追い出せた。ウクライナは自走砲とかの軍需工場を抱えていたのにも関わらず不思議なものだ。製造と運用スキルは別物なのだろう。日本がハイテク兵器を製造できるからと言っても,自衛隊が上手に運用できるとは限らない。特に工兵,砲兵と輜重はプアだろう。米陸軍工兵は河川護岸工事に出動し,陸士最優秀が工兵に配属となる。平時は土木設計と工事に従事する。古代ローマ兵がそうだった。

陸軍戦車工廠は五大湖と南部に分かれており,常時戦車を工廠間を鉄道輸送しなければならない。リスクを考え,工廠を集中させない。日本には立派な標準軌道の新幹線があるのに戦車輸送訓練を見た事がない。戦車は移動させて活きる兵器である。北海道からすみやかに九州まで移動できないのなら,陸自の怠慢である。ドイツは数少ない重戦車(親衛隊)を鉄道によりソ連東部戦線,イタリア戦線そしてノルマンジの対西部前線と使いまわした。

日本陸軍は1次大戦でドイツの青島を落とすのに火力で圧倒したのにもかかわらず,そのご歩兵中心の白兵突撃に回帰した。その代表がガ島戦とインパール戦である。

これは現代ジョークの類だと思うが,「無能な働き者」という言葉がある。よく働くけれども組織に害をもたらす存在らしい。戦争に間に合ってもさして効果のなかったドイツのロケット兵器。凡庸であるが故に優れた司令官だったアイゼンハワーは2次大戦勝利に貢献した兵器として,バズーカとジープをあげた。海軍びいきだったルーズベルトが生きていたら,何とコメントしたか。日本軍も原爆研究に着手したが,歩兵の対戦車火器には大して関心も示さなかったようだ。ドイツはレーダ兵器と歩兵携行対戦車火器製造のための技師まで派遣してくれたのだが。何か変な軍隊だった。仮想敵のソ連と中立条約を結んで,対中米に徹したのが間違いだった。今では尖閣沖縄を心配しなければならないほど,中国は強大になった。かつての合衆国海軍の急膨張と現代中国空軍の拡大を重ねてみる必要があるだろう。現代軍用機の航続距離とミサイルの性能を鑑みれば,海自の戦力はマイナス効果だ。見掛け倒しの幻だ。しいて役立つのは潜水艦部隊だろう。それもブンカがないのだから,真珠湾のように急襲されたら壊滅は目にみえている。福岡と南京が互いに戦闘機が往復できる距離に位置している。空母など東シナ海の狭さでは格好の目標になる。海自戦力が空自と陸自の予算を食っている。海自艦艇を守るのも空自の任務だ。どうみても過重だ。戦艦大和あるいはビスマルクのように,航空優勢のない海域に出撃するのか。伊藤整一のように司令官は最高の叙勲(1974年)になるかもしれないが。「道理」に反した命令に抗命できる司令官が評価される精神風土が醸成される時代は永遠に来ないのか。江戸期以来の水戸神学の否定ができれば,過労死もなくなる。なくなりそうもない。クレヨンしんちゃんが,○○係長は死んでもペンを離しませんでした。

日本海軍の無能な働き者は特攻兵器の開発に邁進した。特攻兵器「桜花」部隊を連合艦隊司令官豊田,海軍大臣米内そして軍令部総長永野が視察し,多分訓示もしたのかもしれない。戦後,桜花隊の司令は鉄道自殺をした。小泉純一郎らは特攻を激賞している。戦中,昭和天皇は特攻をよくやったと,お褒めの言葉を残している。何か,最大の無能な働き者は昭和天皇だったのではないか。直近だと,財務省の文書抹消と改ざんを指示した佐川だろう。出会い系バーに通っていた文科省事務次官の方がまともにみえるから不思議だ。

無数のドローンが日本の中枢施設を襲う時代,高価な有人の F35 で防空ができると考える不思議さ。F35 はどうみても時代錯誤だろう。アップルの製造工場みたいなところで,チープだが大量のドローンを製造して日本に向けて飛ばす。トランプが一時期,日韓の核兵器保有容認発言をしたように,やはり,核兵器が抑止として最もパフォーマンスが良さそうだ。ドイツはフランスの核共同運用提案を断り,合衆国の核兵器を採用していた。日本もドイツにならい,とりあえず F35 に搭載する巡航ミサイルに合衆国製核兵器を採用したらどうだ。断られる可能性の方が高いか。

相手に脅威,恐怖を与えられなかったら,それはおもちゃの軍隊である。しかし,湧き出てくる無用な働き者をどうしようもないとしたら,武装しない方がいいのかもしれないとも思う。

オルランのエンジンを検索したが出てこない。アマチュア用のジェットエンジンの燃焼効率がとんでもなく悪い。それでもアイドルでも 50000 rpm に達する。大したものだ。中国はもう既にドローン用ターボファンエンジンはできているのだろうか。中国の事だから,ビジネス精神旺盛な企業なら3Dプリンタで作成済みとも思う。航空用タービン動翼は実に美しい形状をしている。UAV ドローン は高価な航空兵器の垣根を低くした。市場さえあれば,小企業でも参入できる。それとも小火器のようになるだろうか。小火器も何処でも造れるが,ごく少数のメーカが世界市場を支配している。空自の F35 が墜ちた。これもドローンなら安価に済む兵器である。F35 は 8.3t の燃料を搭載する。B-29 は5tほどだった。いざとなったら,ジェット燃料を基地に輸送しなければならない。ローリおよびタンク車を確保しておかなければならないのだが,3.11 に自衛隊補給能力のプアが露呈した。日本の軍事官僚は何を整備してきたのだろうか。太平洋戦争の反省はなかったのだろう。軍隊の名称が変わっただけか。思考様式は戦前のままというか,そうでないと昇進できない。燃料不足で出撃できない F35 が続出する事態そして帰還できない特攻が始まるのかな。自衛隊整備は外国人顧問に任せるべきだったかと思う。有事対応は到底無理か。その前に戒厳布告なしに,どうやって我々を避難させるつもりなのだろうか。避難計画はおそらくないのだろう。しっかり徴用だけはするようだ。旧軍はチョウヨウ,チョウヨウと酷い扱いをした。当時,徴用=朝鮮人 だった。今は朝鮮人がいなので我々がチョウヨウとならざるを得ない。それでも韓国が軍事行動を起こせば,在日朝鮮人に踏み絵を突き付けられるメリットがある。

あなたの祖国はどちらかと。独仏戦争そして1次大戦ではユダヤ人は祖国を選ばらざるを得なかった。朝鮮人が自らをユダヤ族に重ね合わせている。やっかいな隣人だ。北鮮は後,何年持つだろうか。韓国の反日運動というか歴史の改ざんが酷い。やはり,韓国にプレッシャを掛けられるような軍事力は必要だろう。大英帝国が清をアヘン漬けにしても開き直っているように,朝鮮総督府のモルヒネ(ヘロイン)漬けを英国を真似しただけだと開き直ったとしても,合衆国の福音派はどうみるだろうか。小泉純一郎のように,「人生いろいろ、会社もいろいろ」 国もいろいろと日本は言えるだろうか。ドイツはなかなかそう言わない。日本人とわかると,ドイツ人(男)は次はイタリア抜きでやろうと必ずといっていいほど語り掛けてきた。日独両国は復興して特に日本は豊かになったけど,ドイツにはわだかまりがあるようだ。朝鮮に対しては,目くじらをたてず,黙ってドイツのように腹蔵するのがいいだろう。大事と小事の区別を明らかにする。朝鮮は小事である。大事は中国と合衆国だ。

日本は世界主要ターボチャージャー4社のうち2社を占める。大気圏外を飛翔する弾道ミサイルエンジンなら中国に敗けるが,巡航ミサイル用を量産するなら,日本が有利だ。F35 が搭載する巡航ミサイルも合衆国産に決まった。護衛艦搭載のガスタービンエンジンもGEライセンスだし,兵器のエンジンは外国産に限る方針なのだろうか。

かつて ガスタービンの動翼材料を研究している京大教授にヒアリングしたら,国内タービンメーカは国内の材料研究に見向きもしないと言っていた。国内ライセンスだと,電力会社,海自のユーザだったら 確かに見劣りするのかもしれない。私も自分の乗っている飛行機のエンジンが京大ライセンスのタービン動翼だとしたら怖い。

その点,ドローンだったら関係がない。原発も合衆国エネルギ省が SMR の製造認証に対して4千万ドル補助金を出した。我が国は核兵器どころか,求められるリスク保証のため既設原発の改修 稼働延長もままならない。特攻礼賛者の小泉純一郎が反原発の中心にいる。郵政民営化の構造改革の功績も何か台無しだ。江戸期の藩主は40代で隠居した。老害が目立つな。

統一地方選の結果,東大卒の老いた元官僚知事が目立つ。無能な働き者にならないだけでもましとも思える。政治家は選挙で我々が選ぶ建前になっている。佐川のような官僚が出ないようにするには,官僚の定年制を廃止して老官僚にまかせたらどうだろうか。頭がボケていて,戦争になったら太平洋戦争のような間違いを犯すから,老兵ばかりにして戦争をできなくする。老参謀とか老官僚はいいかもしれない。体力がないから,過剰な超勤もなくなる。無能な働き者をなくすための定年延長だ。元官僚の老知事は日本政治の知恵かなと思う。

実務はAIがすればいい。3.11 の時,英明な経産官僚が出した東北への灯油問題処方箋はA4一枚の通達だった。平安期の官符と何が違うのだろう。自分たちで運送計画するという発想は全くなかったようだ。官僚組織とは不思議な組織である。陸自が野外に灯油を集積したら,消防庁が法規に反しているとクレームをつけた。これも消防庁が老人ばかりならOKが出ていたかもしれない。米軍が本土上陸するに至っても戒厳布告をしないと決定していた無責任官僚達である。その系譜は続く。国民の災難はどうしようもない。経産省を合衆国のように商工省とエネルギ省に分離解体した方がいいのではないか。わが市の中学校は酷暑でも,予算がないのでエアコンを使用できない。一方,電気文明を拒絶し,豊かさには程遠い合衆国のアーミッシュの学校にエアコンが取り付けられている。やはり人間性の違いにお金は関係がないようだ。軍用機があっても燃料がない。考え方もずいぶん違う。電気洗濯機を許容するアーミッシュもいるようだ。

それとも,逆年功序列にするかだ。欧米の政治家がそれに近い。昔から,老いた王は嫌われていた。騎乗できなくなったら王失格だった。日本でも頼朝は落馬の後遺症が元で死んだ。江戸期の藩主は格式に沿って駕籠になった。落馬が怖かったからだろう。本来,武者だった者が駕籠に乗る。不思議な武士達だった。彦根藩主の駕籠が襲われた事件では,藩主を身を挺して護衛した者は少数だった。藩主の首を取られたけど,彦根藩の恥辱について幕閣はなかった事にした。佐川と同じ構図だろうか。江戸期,奥の不祥事が幕政混乱の元となった事案がいくつかあった。森かけも宰相妻の風変わりな学校への肩入れが発端だった。つくづく政治原理は変わらないと思う。

彦根藩主が人力の駕籠を止めて乗馬で登城していたら,日本史は変わったかもしれない。騎馬の利点は素早く撤退できる点にあった。陸軍参謀本部(総長は東條)は農民兵の発想で占領した数十の島々にやたら兵を駐兵させたが,米軍は数か所を占拠するのみで沖縄に殺到した。彼も無能な働き者だろう。フィリッピンに拘ったマッカーサのおかげで対日戦が長引き,原爆投下と朝鮮の分割も生じた。日本の戦死者の3/4は敗戦半年前である。日本砲兵は軍馬を失い,人力牽引で比島戦を戦った。人力移動命令を発する方もおかしいけど,受領した方も異議を唱えないのがいかにも日本的である。佐川の改ざん事件では地方役人の自殺者も出ている。日本軍の構造組織問題と同じだと思わないか。これは未来永劫なくならない。精神の問題だからだ。あの共産中国でも,民衆が引き出す「道理」を無視できない。日本にはこの道理すらない。レミングよろしく集団自殺するしかない。

しかし,軍部を悪者にして日本崩壊の危機を救ったのが昭和天皇とする聖断伝説を企図した陸軍大佐は大したものだ。藤原鎌足にも匹敵するかもしれない。
『ヴェノナ』文書により、米国のルーズベルト政権ですら、200人以上のソ連のスパイないし協力者がいたことが判明したが、防諜が弱かった日本でも、総力戦体制の中でソ連の浸透が進んでいた。ソ連を頼り、和平を委ねたのは、日本を共産主義国家へ転換する周到な工作だったとも考えられる
右翼思想と左翼思想が親和性が高い。両者にないものは「自由」である。ナチスは国家社会主義ドイツ労働者党を名乗った。日本の最大政党は自由民主党を名乗っている。安倍政権による憲法改正の話を最近 聞かなくなった。自民党結党時,現在より国会議席シェアは大きかったのに驚いた。なかなか憲法改正をできないような憲法を甘受したのが良くなかったのだろう。安倍の憲法改正はポーズに過ぎないとわかった。昭和天皇聖断,将軍慶喜の大政奉還とか知恵者がいた。老いた安倍は ますます日本的指導者として相応しい。老いた首相と若い天皇の組み合わせがベストだ。幕府は幕閣を大老,老中,若年寄と命名した。西欧だと,顧問とかアドバイザに老人はいない。老人だと老化で適切に助言できないからだ。無能な働き者を排除するには,老人のアドバイザリボードが日本に向いている。日産のスナールは65歳だ。老いた指導者は無茶をしないだろう。例外はある。鈴木貫太郎は77歳だった。安倍晋三はもうボケ始めているだろうけど,まだ64歳だ。都合が悪くなったら石原元都知事のように「忘れた」で日本は不問となる。安倍はまだ10年以上首相を務められるだろうと思う。何とかして創価学会も取り込めば,悲願の憲法改正も可能になる。しかし彼の憲法改正は方便だったのか。そうとうの曲者だ。気になって池田大作の動向を検索したら死亡している可能性すらある。密葬を済ませて既に死亡しているのかもしれないらしい。家康が秀吉より長命だっただけで徳川政権ができた。
健康不安説が絶えない創価学会の池田大作氏について、週刊新潮が報じている 
8年も公の場に出ておらず、池田氏が執筆者とされる小説の連載も終わった 
一部の幹部を除き、創価学会員ですら生の姿を見た者はいないという
ルノー擁するフランス政府は SGI をカルト指定している。フランス諜報部とか CIA の方が情報を握っているだろう。どこの国でも指導者の健康状況は最重要事項だ。最近,トランプがイラン革命防衛隊をテロ団体と認定したのと大差がない。両国ともキリスト教国なので,異教徒に手厳しいのは仕方がないにしても,世界の核保有国の宗教は啓典宗教,ヒンズー教そして道教のいづれかである。自民党の宗教は神道で公明党は創価学会である。創価学会が穢れとかの卑賤の思想を受容すれば,日本政治の翼賛は成功する。換言すれば,創価学会が日本聖性として天皇を認めるかどうかだ。

大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス
天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、日本国民の至高の総意に基く

私は日本国民だけれども,自らを統治している実感がない。しかし天皇でもないようだ。やはり「空気」なのだろうか。私の指導教授が生きるか死ぬかの病気もしくは臭いメシを食うと悟りが開けると言っていた。安倍の祖父 岸は一時期戦犯容疑で収監されていた。自由党と民主党が合同したときの衆院議席数をいまだに超えていない。自公を合わせれば,67% を占める。自公による改憲発義はいつになるだろうか。参考末尾の資料を読むと,安倍政権は「日本会議」と「創価学会」を過大評価するマスコミの煽りに便乗しているだけなのかもしれないとも思う。安倍がどこまで天皇の権威を利用して,創価学会を取り込み憲法改正に持ち込めるか。経済が好調で円が強くなればなるほど,改憲政治運動は低調になるジレンマがある。

反原発を煽る小泉純一郎の行動の方が改憲に結実するのではなかろうか。情に訴え,日本の「まごころ」を前面に出せば可能かな。それには中国の台頭と脅威が欠かせない。中国のドローンの性能数量とも日本を凌駕しているかな。自動車産業で培った生産技術で大量ドローン,巡航ミサイルを生産すれば一時的に中国の抑止になるかもしれない。しかし,安倍政権はそんな選択も止めた。確かに改憲しても中国の台頭が鎮まるわけでもない。ただ,戦前のように動員徴用されて報国せねば,非国民とされて日本人の恐怖である「ムラハチ」に遭う。ムラハチには右翼も左翼も関係がない。安倍の祖父岸は「無能な働き者」としての反省がなかった。統治する立場にあった佐川にしても同様だろう。

ドイツの哲学者ハイデガーの弟子にして愛人であったハンナアーレントはユダヤ系のせいか,合衆国に帰化,後にアイヒマンの裁判を傍聴して,任務を忠実に実行したアイヒマンの良心を描いている。「悪」の問題が横たわっている。この問題を深く考えた哲学神学者にキルケゴールがいる。絶対神のいない日本では考えられない命題である。高校生の頃,原罪について読んだが全く意味不明であった。一方まともな西欧人なら皮膚感覚で染みついている。ヒトラ2.0と揶揄されるトランプでも福音派に配慮して拝む。西欧の拝むとは自分の罪について悔い改めるのと同等である。

三島由紀夫の作品に「憂国」がある。外人からみれば退廃的エログロの作品である。主人公は腹切りに至る。映画だと掛け軸に至誠とある。確かにカトリックでは殉教者は聖人として崇められる。4大福音書はイエスが殉教に至るまでの報告書である。旧約は読み方にもよるが,私には暴虐「悪」のレポートに思える。宗教は禁忌と聖別(貴賤)から生まれたから当たり前でもある。

大学生になって,アドニス祭を知った。中東にあった古代奇習である。男の若者が選ばれ1年間,したい放題の享楽を行なった後,犠牲として捧げられる。イエスの復活はこの異教の焼き直しとも言えるかもしれない。中東では荒唐無稽でもなかった。ユダヤ教義の方が当時,奇妙な習俗と思われていただろうと思う。洪秀全 文鮮明が土着信仰とキリスト教を混交したように,神道とキリスト教の混交はできないのだろうか。江戸期,天皇は仏教に帰依していたし,可能なのではなかろうか。セラピー癒しを中心に布教すれば,結構流行りそうだが,Wiki を見る限り望薄だ。天皇自身が老化で引退するようでは,やはり無理なのだろうか。現人神が疲弊する。復活再生を望んでいる訳でもないので,若返りを唱える命の泉あたりがいいかもしれない。この種の新興宗教は神道と創価学会に到底 拮抗できない。結局,日本人の宗教生活はこの両者につきて政治も日本会議を主体とする自民党と創価学会の公明党は座りがいい。

かつての民主党,希望の党かが霧散したのは宗教的基盤が皆無だったからだ。他人を信頼できる仕組みが宗教である。宗教が政治とマネーを生んだとも言える。日本の地代が銭に変わったのは何と明治以降である。ノルマンの征服王ウィリアムと腹違いの司教がイングランドで徴収したのは貨幣だった。近くにマネーが流通していたシナがありながら,マネーの使用に踏み切らなかった。権門の力不足だったのかもしれない。天皇が商工業者を保護しながらも,銭が普及しなかった。銭には利子が付きもので自然金利で資産が増えた。マネーを徴収して独占的に流通させるには権威と権力(軍事力)が必要だったが,天皇に直属軍はなかった。昭和の統帥権独立にしても,天皇の直隷により軍部が軍事行動していたとは到底 思えない。未熟な日本の宗教と未熟な資本主義が奇怪な靖国精神を生んだとも言えそうだ。Wiki を読んで自裁した三島が律儀に国民年金を納めていたと知って,日本を憂いた志士にしては実に小市民的で驚いた。小泉純一郎は納めていなかった。

自民党の特定郵便局の利権はなくなり,その代わり公明党の利権が伸びているのだろうと思う。政治権力に利権はつきものである。衰微していく日本のなかで,理髪店組合,農協が目に見えて勢いがなくなっている。薬局は既に姿を消した。次は病院と塾だろうか。これらはそれなりに許認可とかスキルがないと,糧が得られない職業だった。合衆国だと農民を除けば,これらは主にマイノリティもしくは移民が従事する職業ばかりである。農業にしても農園労働者は移民で成り立っている。

厳しい労働環境で知られる Amazon.com は不法移民労働ではなくとも,いくらでも自国の置換労働者がいる現実がある。トランプの支持層でもある。米軍最下級兵は移民とマイノリティで成り立っている。東洋経済が非正規雇用と院卒採用ランキングを出した。見事に合衆国経済の後追いしている。合衆国をウォッチングしていれば大勢を見誤る事はないだろう。経済ビジネスそして軍事理論は普遍的だ。ただし,政治だけはどうにもならない。合衆国の福音派をみても,日本の神道 創価学会と殆ど無関係,比較しようがない。

検索しても,超小型ターボファンエンジンが引っかからない。

しかし Amazon は凄いな。システムを外注するのではなく,コア技術を持っている会社を買収して囲い込み,そして外販する。楽天とかファーストリテイリングが児戯にみえる。かつてのGEのように事業永続に有利なのだろう。ファーストリテイリングに未来はない。コピー可能事業だからだ。小僧寿しと大した違いがないだろう。しかもどちらもブラックだ。創業者自体がブラックなのではなかろうか。楽天は通信事業とクラウドと金融を融合できなければ成長できないけど,規制と利権の壁をどう突破するのか。かつてのリクルートのように金をばらまくか。天下りが一人もいない稀有な大会社だ。

宗教理論は成り立たないにしても,心理学は普遍的かもしれない。お茶大の心理学教授にヒアリングしたら,ソニーは販売戦略に卒業生を常に雇用していたそうだ。某社に至っては大脳の「情動」研究に多額の委託費を出してくれた。不安と恐怖がビジネスになるかもしれないと考えていたわけだ。大会社が政治と宗教分野に進出する時代に巡り合わせた。もう少し身の処し方を真剣に考えて行動していればと後悔している。みすみすビジネス機会を失った。その後老いて,家人が海外ドラマ フリンジをレンタルしてきて,時代に合っていたのだと確信した。私の感性が鈍かった。題記の分類だと,無能な怠け者に相当するだろう。連絡将校もマネージャに失格とされたから,下級兵士相当だ。

そう言えば,小沢一郎も一兵卒をしきりに力説していたと慰める。

嫌な隣人だが,過度のナショナリズム,昔は国粋主義と言っていたは,やはり良くない。マスメディアと自民党(清和会)に踊らされるのは止めよう。歴史的には尊王攘夷による大政奉還と王政復古がどうだったか。週に一日の安息日を享受できない社会は狂っている。韓国は全世界のメモリと液晶を 80% 製造するかもしれないが,ラインに組み込まれている労働者は幸せかどうか。電子産業の量産競争に敗けて良かったと思いたい。円高を歓迎しよう。安い米台韓中の電子部品を使いこなせればいい。

Blogos が自衛隊の航空エンジン開発を記事にした。戦艦長門陸奥を想起させた。サターンロケットエンジンは軍事に役に立たないのと少し似ているかな。巨大戦闘機で国民を安心させられるとしたら,戦前の長門陸奥信奉と何が違うのだろう。レーダを無力化するのに手っ取り早いのは小型エンジン搭載の UAV である。米露が何故戦闘機用巨大出力エンジンを開発しないのか,素人にもわかりそうなものだが戦艦大和を建造した日本なら仕方がないか。このプロジェクトも東大人脈だろうか。このエンジンが熟成した頃は,多分 無用の長物だろう。説明を読んでも,GE のやっている事と何が優れているのかよくわからない。担当者は IHI に天下りできるのだろうか。UAV の RCS は簡単に縮小するだろう。

燃費については何も触れていない。余り良くないのかもしれない。競作は良くないと,IHI 指名の正当性を強調している。戦前の中島一択の「誉」ハ40 を連想してしまう。陸海決戦機用の共同エンジン開発に何と,B案がなかった。三菱のエンジンは排除された。それだけ中島の政治力が強かったのか。当時,中島は日本最大の航空機メーカだった。

この成果報道をみて平和でよかったとつくづく思う。アフタバーナ云々の高出力はベトナム戦争までの格闘戦,あるいは対空ミサイル回避のための急機動だったけど,F35 F22 でも主眼は高速巡航だろう。開発思想が少しズレているのかもしれない。それとも,昔の爆戦,陸自直協の戦闘爆撃機を目指しているのだろうか。1基いくらになるのだろう。どんなコンセプトの戦闘機が発表されるのか楽しみだ。2次大戦時,イタリアは複葉戦闘機を投入した。英国は対独空軍を優先して,独海軍主敵の艦攻は複葉機だった。予算枠をどう配分するか。主敵の脅威にどう対処するか。日韓の F35 が戦闘したらどうなるのか。AWACS と地上のレーダサイトがどこまで支援できるか。日韓ともに高空なら相手領土内までよく見えている。超低空を飛来する韓国製長距離巡航ミサイルにやられる一方のような気がする。海自が韓国海軍に優越していても,いかほどの意味があるのか。日本は原発を忌避しているので備蓄燃料がなくなったら電力はなくなる。韓国には原発がある。電力事情で日本は敗ける。原発を稼働させないなら,韓国に譲歩するしかないだろう。対馬の割譲か。おそらく合衆国の福音派は歓迎するだろう。2次大戦時初期,ソ連空軍戦闘機は圧倒的に独空軍に不利だったが,空冷の性能の良いエンジンが出てきて,独空軍に拮抗し,ついには Lavochkin が圧倒した。ソ連の冶金が実を結んだ。日本の冶金ではエンジンの鋳物がうまく出来なかった。

日本の自動車用鋳物はトヨタを除けば,型設計は全て外注である。小さな会社が鋳型を製作加工している。韓国は関心を示さないけど,中国自動車会社が研修生を多く派遣していた。日産とルノーの金属技術を比較したら,ルノーの方が上等だろう。電池自動車が花咲かないと,ルノーにとり日産は高い買い物になる。売れるうちに日参は自ら身売りした方がいいのではないか。三菱のターボ技術は重工が三菱自工に渡さなかった。元は戦中,三菱航空機が開発したのに親会社とはそういうものか。太平洋戦争中,日本のエンジンが余りにもショボいので,合衆国陸軍航空隊は B-24 と P-38 のターボを取り外してしまった。成層圏を長時間巡航できる軍用機を送り出せたのは合衆国だけであった。IHI がGEと P&W を凌駕出来て実に喜ばしい。さて,どこの国が採用してくれるか。大和と同じ運命だろう。

OSは 1936 年創業,社員60名の会社である。かつては北米西欧向け模型飛行機マニアで食べていた会社だ。中国が台頭してきた現在はどうなのだろうか。創業者の偉いのは国内に市場はないのに参入した事だろうか。アイデアと創意工夫そして商才があれば,世界市場が広がる。

セブンイレブンが少し変調だ。CEOが全加盟店の店主の顔を覚えられる規模ではないだろう。日本海軍だと駆逐艦が限度だった。しかも駆逐艦長は車引きとも呼ばれていた。米海軍は度重なる衝突事件の責任を在日海軍トップに転化して勇退させた。艦長は軍法訴追を免れたが,おそらく除隊だろう。日本の財務省は佐川を穏便処分とした。今後 財務省の規律は弛緩するだろう。規律正しかった日本陸軍が暴走し出すのが満州事変だった。拍手大喝采のなかで,政府軍は処罰できなかった一面もあった。綱紀紊乱は亡国の兆しだ。

森かけ騒動に類する事案として,李朝清朝末期の公私混同が思い起こされる。時の皇帝国王でもない姻戚者が官費を横領,革新派官僚を弾圧もした。東アジア諸国で国が乱れる原因は女がらみが多い。家人が眠りながら,ONしていたTV番組がフィリッピンのマルコス大統領夫人イメルダについてだった。我が宰相令夫人は財務官僚忖度のきっかけになった。蒋介石国民党総統 令室宋美齢は合衆国で夫より人気があった。中国人を迫害する日本人というイメージづくりに成功して,キリスト教倫理観にいろどられた まさかの人道に対する罪で戦犯は裁かれた。独裁者毛沢東の夫人だった江青女史もいたと思い出す。継嗣がゴタゴタになると,女が暗闘し,世が乱れた。日本だと持統帝,院令室。将軍義政令室に至っては,戦国の世を産み出した。山口組でも姉御が跡目争いの火種となった。ファンタジードラマ Game of Thrones を見ている。王妃の息子が全て絶え,外戚で権力を振るっていた父も死に,ついに彼女自身が女王に就いた。日本の持統帝のようだ。彼女は民が苦しむので行幸を控えてはどうかという臣下の助言には耳を貸さず,熊野詣を繰り返した。

現在,G7 2箇国のリーダが女性である。Game of Thrones は女王デナーリスとサーセイの対決である。仏大統領マクロンの影が薄い。次期仏大統領は極右女党首ルペンだろうか。女は右脳と左脳をつなぐ脳幹が太く並列処理が得意である。東アジアでは女指導者が成功しないとすれば,最悪の江青ではなく宋美齢を夫人にしているような指導者を見出すのも必要かもしれない。いままで お付き合いさせていただいた方々でも,夫人は殆ど知らない。ビジネスマンとして失格だった。

籠池順子夫人とキャロルゴーン夫人をみていると,普通の男は女に大きく左右されるのがわかる。トヨタ自動車ではお家騒動を聞いたことがない。姻戚関係はどうなっているのかな。朝鮮の王家,財閥でゴタゴタが多いのはわかる。朝鮮支配層は中国からコピーした男系宗族が中心で,女は死ぬまでというか死んでも外戚でしかない。Amazon 製作配給の「高い城の男」をみていたら,昔の皇太子妃美智子をモデルとした皇太子妃が皇太子に助言する場面があった。大日本帝国の天皇をマペットと見なさない誤った認識が架空の世界とはいえ,日本人には珍妙にみえる。ミシェルなくしてオバマ大統領はあり得なかった。しかし,昭和天皇が軍を督戦していた事実を知り,合衆国の認識が正しかったのかも知れないと思うようになった。昭和天皇はニューギニアとインパールでの攻勢はどうかと統帥に意見を述べていた。告白録にもその記述がある。Wiki によれば,昭和天皇の皇后の母系は島津である。平成天皇の皇后は平民出身である。日本では氏素性が大切である。首相になるには3代くらい続いた政治家の家系でないと難しい。本来,政党は氏素性は良くなくとも,有能な政治家を選抜するための組織である。ヒトラーは伍長に過ぎなかったけど,ナチスの党首となりそしてドイツの首相になった。日本でも建前としては可能なのだが,あり得ない。

ある京都の経営者が京都出身政治家の剛腕野中について酷評していた。彼曰く,彼は市長知事になれないから,国会議員に転じたと言う。白足袋に相手にされないとも言っていた。白足袋とは京都を牛耳る権門層である。野中広務の妻が気になり,検索しても出てこない。Wiki によれば島根出身のようだ。五木の小説「風の王国」を思い出した。五木はサンガ伝説を下地に妄想して作品仕立てた。中世では鋳物師,木地師のネットワークが巡り張られ各地を移動した。島根と丹波はつながっていた。幕藩体制が彼らを卑賤身分に落とした。農民を良民とし支配するためである。野中が官房長官,自民党幹事長になっている。血筋が物言う日本の政治では異様である。階級社会の英国では1階級上昇するのに3世代要すると言われる。姻戚を通じて上がっていく。合衆国では何と,1代で大統領になってしまう。大統領になったからと言って,名族になるわけでもない。

友人が京都の金融事情について教えてくれた。京都の町金が全国区になり,資本関係経営者を刷新して東京に進出し,今では東南アジアでファイナンスしている。昔,武富士というサラ金があった。何故富士なのか。山岳信仰と銭との関係は比較的新しく子供の頃,母から教わった新田義貞の故事が記憶に残った。刀剣を捧げた。滋賀から富士山が見えるという。マニアがカシミールを使用して探索する。昔の富士山は噴煙を上げていた。縄文人は良く知っていただろうと思う。明治の日本海軍は戦艦に「富士」を命名した。その後,重巡に山名が命名された。弥生期に水稲栽培のため,河口に居住した日本人だけれども,山信奉は残った。航洋軍艦に「山」を命名したのは日本くらいではなかろうか。

ヒトラは山荘を愛好した。合衆国大統領の保養施設キャンプ・デービッドも山荘ながら,海軍施設だった。山中の施設を海軍が管理している。東京を焼き払ったルメイ将軍が中国奥地に海軍施設があり,どのような経緯でそうなったのか わからいと自著に記している。ゴルバチョフは黒海沿岸で保養中に軟禁された。我が首相の別荘は箱根である。ひさしぶりに新聞の首相動向をみたら,ナベツネ及び読売社長と日本料理を会食していた。家人にその話をしたら,ナベツネの死亡説があるから,払拭するためだろうと言う。今更ながら,清和会と読売グループの距離の近さを感じさせる。