2017/04/28

FTAVRW ライタ通信できず

手元にある秋月 FT232RL シリアル変換モジュールがあるので FTAVRW をトライしてみた。ターゲットの ISP コネクタへの配線をコネクタバラ線接続とした。

ターゲットのデバイス情報を読み取る操作をトライした結果を示す。モジュールのチェック有無にかかわらず,
 Communication error. Please try -br<n> option.

のエラーとなる。通信速度を変えても同じだ。配線図をみると,FT232RL モジュールの RXD がターゲットの RESET に接続されているので DSO で信号変化をみると全く変化しない。TXD も同じだ。

秋月 FT232RL シリアル変換モジュールは Windows 10 アニバサリーでもきちんと認識できているので,このモジュールを活用する手立てを求めてみようと思う。Atmel 純正のライタは Amazon でも入手不可だ。どうも生産が中止された可能性もあるようだから,開発環境を Windows 10 Home Anniversary でやっていくには仕方がない。MCU の書き込みだけを従来通り AVRWRT を用いてWindows XP 機でやってもいいけど,席を離れ別のPCを操作しなければならない。書換頻度が少なければ,その方が理に適っているか。これは最後のオプションだ。会社組織ならこれが当然の選択だろう。

私がやっていた頃の半導体実験装置は大型で自動化もされておらず,クリーンルームのあちこちを終日移動して歩いていた実にきつい作業だった。研究している実感はなかった。今は,ヒトが関与すると実験研究データにバラツキができて使い物にならないそうだ。日本人の勤勉さとか器用さの優位性が失われてしまった(人間を酷使しないのはいい事だ)。システムを設計してシステムを考えられる研究者が創薬分野でも求められているそうだ。

かつて日立のある事業所は開発部隊が空っぽになるほど半導体研究に人的資源をつぎ込んだ。ヒトは24時間働き続けられないから,シフトを組まなければならないが,お役所的な日立はそれができず,板挟みになった研究員は屋上からジャンプする者まで現れたそうだ。半導体研究分野での過労死は半ば黙認の雰囲気だったようだ。NHKの主唱した電子立国の暗い側面だ。

参考

2017/04/25

Zadig は AVRWRT USBasp の署名なしを解消するも書込み不能

Zadig なるソフトが Windows 10 のデジタル署名回避に使えるとのネット情報によりインストールした。ソフトを起動後,目的のデバイスを挿入すると下図に示すように認識する。

Zaidg.png 


ZaidgUSBasp.png
 
デバイスマネジャをみると AVRWRT は認識され,AVRWRT も起動した。やはりダメか。
AVRWRTfail1.png 

USBasp と延長コードを新たに購入して,AVRDUDE と USBasp の組み合わせによるトライもダメだった。
USBaspTrial.jpg 
avrdude.exe: error: could not find USB device with vid=0x16c0 pid=0x5dc vendor='www.fischl.de' product='USBasp'
avrdude.exe done.  Thank you.

中華製 USBasp クローンの動作を諦め,さらに検索したら,「FT232Rモジュールを使ったAVRマイコンのライターと書き込みソフト」とあり,ヘルプ画面をみたら,ATmega8 にも対応している。トライしてみる価値がありそうだ。

参考
2017/04/21

ADC GND のループ配線

AVR ATmega8 に USBasp ライタを接続しょうとしたら,給電をどうしていたのか忘れている。回路図をみたら半年前だ。差動アンプからの給電ジャンパは Off になっているので USB シリアルコンバータから給電しているのだろう。AVRWRT のジャンパは5Vの給電 On/Off であるのに対し,USBasp は 5V/3V3 の切換えである。
AVRWRTjumper.jpg 

USBaspJumper.jpg 

通電しているかどうか不明だと,不安になるので AVR 基板に電源チェック端子を設けて,DSOで確認する事にした。

ついでに配線をチェックしたら差動アンプからの GND が何と AVR のデジタル GND に落ちている。基板のなかで GND が見事にループになっている。ADC の内部参照電圧の GND をどうしようかとばかり気になって,とりあえず書き込みOKのための配線がそのままになっていた。それと差動アンプからの給電も考えていたので+5V電源線に沿わせたのだろうと思う。

差動アンプの出力電圧を DSO からもモニタしているけど,差動アンプ基板と AVR 基板は 15cm のバラ線で接続されているので,ついでにADC 入力端子電圧のモニタに変えた方がいいだろう。そのためチェック端子2個を取り付けた。

最初は簡単に考えていた充電器回路は泥縄式に計測回路基板が増えてノイズに弱くなっている。検索したら,電源コネクタを介して GND がループになるとある。なるほどと思う。

昔の医用デジタル画像処理基板はA3サイズの大きさがあった。それも複数である。デジタル回路の設計のしたことのない上司がなんでこんな大きさのサイズになるのかと担当者に問いただしていた。基板サイズが大きくなると外注先の実装機に制限があったからかな。それはないか。当時は基板実装は手付けであった。ロットサイズが小さいけれど QFP の実装がどうしようもなくなって実装機に移行した。民生量産品とはあべこべであった。

今なら民生用の集積された画像処理チップが搭載されているのだろうか。その割には医用機器の価格が下がらないな。東芝の医用グループがキャノンに売却された。国内のX線CT(断層装置)は東芝の独壇場である。世界的にみてもGE,ジーメンスおよび東芝くらいの寡占状態になりつつある。フィリップ,日立および横河は生き残れないかもしれない。ハードなら民生用の CPU と GPU を使えばかなりの事ができるだろう。価格破壊の医用画像診断装置を中国とか台湾が出すかもしれない。

ひょんなことから ADC GND のループが発見できた。手元にあるブレッドボードは DIP IC が挿しづらく,つい小さな基板で半田付けして基板の追加を重ねてしまった。もしくは空白だらけの基板になってしまう可能性が大だけれども,余裕のあるサイズの基板に実装しようか。今は実験のための基板サイズを統一しているおかげで,ネジ止め位置が統一されているのでケースの使いまわしが出来ている。基板サイズを変えたら標準ケースも変更しなければならない。どうしょうか。

参考