合衆国の大都市がこうもコロナに脆弱だとは思わなかった。北鮮はコロナの培養を始めているだろうと思う。感染力と毒力を遺伝子操作で調節すれば,従来のワクチンでは対応できないコロナは簡単にできる。被験者は強制収容所内の不適格国民だろう。生物兵器のヒト一人殺すコストは核兵器の 1/2000 だそうだ。本当かな。これは1万人単位の話だろう。遺伝子解析装置とか PCR 装置は簡単に製造できる。輸出管理は野放しだろうか。家族単位を狙うなら,1/2000 どころか1億円単位でできるだろう。
国内ワクチン開発体制
NHKが国内企業のPCR装置を記事にしても,株価はほとんど反応しないのには驚いた。ワクチンを開発するにしても,スクリーニングする際,処理時間が半分になれば開発時間が半減,台数は半分に済むのだが,陳腐技術だから当たり前のような気もする。日本のような現場では処理時間の短い装置は嫌われる。省力化になり,コーヒタイムがなくなるからだ。
タケダ薬品は横浜とつくばに研究所を設置したけど,おそらくヒトの問題でさらに合衆国に移転した。日本人製薬研究者はパフォーマンスが低かったのだろう。合衆国だと優秀な研究員を安く雇用できる。解雇も簡単だ。しかも守秘義務罰則は合衆国の契約法律が適用され,研究者にとり成果物を盗む出すのはリスクが大きい。日本には多くの医学部薬学部があるのに残念だ。
日本の製薬大手はコロナワクチン開発をしない。理由は簡単だ。競争しても欧米に勝てないからだ。安倍の言う官僚の作成した世界に貢献するワクチン開発とは何を指しているのだろうか。自衛隊の兵器開発と似たようなものだろう。方法は確立している。問題はいかに迅速にできるかだ。やる前から,欧米に負けるのは自明だ。補助金をバラまくだけだろう。
トランプ再選とコロナ初動
日本がモタモタする間,韓国と台湾シンガポールの対応が速かったのは軍政府の防疫体制がしっかりしていたせいもあると思う。合衆国も不意をつかれた。下から上がってきた報告書を大統領に揚げなかった顧問も大した事がないのか,それとも無能な働き者ばかりが周囲にいただけか。日本最大の悲劇は東條が天皇の無能な働き者だった事だ。
トランプは戦争とか危機を煽らない限り再選は難しいと思う。安倍内閣もバイデンが当選する可能性を考えて動き出しているだろうか。ソフトバンクの孫はトランプに一早く面談して,自社価値を世界企業に上げた。ドコモとかauにはできない芸当だった。不良資産だったスプリント合併の司法省承認を得た。
トランプは CDC 予算を 1/10 に削減した。彼への献金元トップは不動産業者である。製薬関係はない。ビルゲイツが予測した危機が当たった。エボラの状態を知りながら,予算を 1/10 にした。研究プログラムに人件費が充当されているから,相応の人材が解雇された。合衆国,韓国台湾からウイルス疫学オルガナイザをヘッドハンティングしたらどうだろうか。実際,日本は潜水艦開発をそうした。日本の潜水艦技術の源流はドイツのUボートである。川重が1次世界大戦後,ドイツ人技術者を雇用したからだ。正史では日本海軍艦政本部だが。トランプはコロナをパールハーバに例えた。一理ある。準備できている筈なのに,不意打ちをくらったからだ。ルーズベルトのように禍を挙国一致に指導できるかどうか。2020年大統領選の選挙資金はバイデンが急伸している。
合衆国キリスト教主流である福音派に媚びて,ホワイトハウス近くのデモ隊を蹴散らして参拝したものの,手にしていた聖書は借り物だった。失笑ものだ。敬虔な信者だった元大統領カータのコメントを聞きたい。危機を醸成できない限り多分,トランプ再選はないだろう。選挙資金の動向をウォッチングしよう。
少ない選挙資金を有効活用して,トランプはヒラリーに勝利した。戦争するなら,金の効果運用に長けているトランプは実に嫌味な相手である。野球監督に例えると,野村とか落合だろうか。バイデンは原か。合衆国は選挙戦を勝ち抜いた勝者が国を戦争指導する。世襲指導者国家の日本は絶対,戦争をしてはならないというかできない。案外,麻雀が得意だった黒川は指導者向きだったかもしれない。彼は政治家になるべきだった。
ニクソンはポーカの名手でキッシンジャーを使い回した。一方,無能なレーガンはシュルツの助言に従った。策を弄するトランプか凡庸なレーガンタイプのバイデンか。バイデンの息子がロシアとつながっているのが気になる。ロシアの初期新興財閥は合衆国資本の手先なので,ほとんどプーチンに潰された。国際政治は金の流れと軍を見ていれば大体,間違いない。軍事に疎い田中は墓穴を掘り,中曽根は合衆国の庇護の下,権力を手にした。合衆国は日本の外務大臣より防衛大臣を評価する。防衛省利権は外務省とは桁違いだからだ。河野は良いポストをゲットした。
コロナ出動で該当自衛隊員は最大15万円のボーナス増額となった。朝鮮有事だと,どれだけの手当が必要になるのだろうか。我々徴用工も当然ながら,支給される。英歩兵の基本週給は1万5千円くらいである。朝鮮有事が起きたら,国庫が破綻する。コストパフォーマンスの良い核兵器がないと,抑止はどうにもならないだろう。合衆国がリスクを冒して北鮮に核攻撃するだろうか。どうみてもあり得ないだろう。強い指導者を演じようとして日本への核攻撃を裁可したトルーマンですら,朝鮮戦争では使用を認めなかった。
北鮮製毒力強化コロナ散布戦にどう対応するか,ワクチン開発体制をどう整備するのか。また,官製マスクを配給するのだろうか。防空ずきんと大した違いはないな。悲しい日本国だ。N95 対応だと子供用とかいろんなサイズを作らねばならない。合衆国はその準備を始めているだろうと思う。まあ,一次大戦で毒ガス戦を経験したかどうかの違いはあるにしても,核攻撃を食らっても防御努力をしないのだから,「南無阿弥陀仏」もしくは「何妙法蓮華経」と唱えるしかないのか。それともマスクして天皇陛下万歳だろうか。
放射能にも効果のあるマスクとして配給されるのかな。一時給付金で家族用に対放射能防毒マスクを購入しようと思う。防毒マスク着用の通勤通学生の記事がない。何故防毒マスクを着用しないのだろう。犬猫の首輪と同じで,小学校で装着訓練をしておけばいいと思う。本来なら,防衛省当たりが提案しなければならないのだが,文科省利権でどうにもならないのだろうと思う。電車通勤にまともなマスクを着用したらどうだ。有事対応訓練にもなる。
そのうち子供に特化したウイルス兵器も開発されるだろう。恐ろしいが仕方がない。合衆国が川崎病との類似を発表したが,後報がなくなった。その子供を襲ったウイルスの型変異はどうなっているか。合衆国の国家機密なのだろう。それを探るのが諜報機関だが,日本には諜報機関がない。合衆国は外傷ショックを緩和する血液製剤(生もの)を国家機密にして,第2次世界大戦に臨んだ国だ。
コロナ遺伝子型と個人の遺伝子型の相関性は何がしかあるだろうと思う。そのうち遺伝子検査でコロナ耐性を検査可能となるだろうと思う。まあ,今回のコロナ耐性は年老いた白人黒人が弱かったのだろう。そのうち,また西欧で黄禍論が蔓延るだろう。免疫と検疫。モンゴル系ムスリムを抱えるロシアはどうするだろう。ロシアのナチス化の可能性はいかほどか。中露同盟も呉越同舟だろう。そう考えれば日米同盟も不自然だ。風前の TPP をどう活かすか。日本が率先して譲歩して合衆国を引き込みたいが,日本の最強既得権益層(農民)を考えると絶望的だ。血を流せない日本はどうしたらいいのだ。とりあえず簡単な核武装だろうか。しかし,核武装しても腹の足しにならない。人口を自給自足できた江戸期まで削減するくらいか。
まあ,今回のコロナ騒動で,大企業ではいかに不要な社員を雇用しているのわかった。長い目でみれば,多数の記者を抱えている在京新聞社テレビ局も淘汰されていく。これも良い事だ。それにしても,門戸開放を主張していた合衆国議会はその面影すらなくなった。自由貿易賛成は 20% に満たない。日本は対中交易依存を高めるしかなさそうだ。見返りに尖閣割譲と米軍沖縄撤退の時代が来そうだ。問題は食糧と油だ。両者の輸入は中国と競合する。どちらも資源は有限だから,逆 OPEC が必要だろう。
平日の大統領選挙投票に行く白人層に期待しているトランプが郵便投票に噛みついたら,思いもよらないツイッター社のフィルタに引っ掛かった。後は白人層の恐怖心を覚醒させるしかないだろう。黄禍論を大統領選に出すだろうか。
中国香港自由抑圧4カ国共同声明
我が政府は米英と中心とするアングロサクソン諸国の中国の香港自由抑圧政策に反対する声明に加われなかった。自公は国民を抑圧する側の政権なんだなと感ずる。我々も自由を望まない国民性なのだろうと思う。1941 年の大西洋憲章を思い起こそう。
日中露の統制市場経済と自由市場経済圏の争いか。米中の対立により,皮肉にも沖縄から米軍がいなくなり,合衆国の防衛ラインはオーストラリアに後退する。既にダーウィンに米海兵が移動した。それとも,黄禍論で日本に声がかからなかったのかな。多かれ少なかれ自国内の自由を制限している ASEAN 諸国もこの種の声明に加わらない。日本の大手メディアはテレビ東京を除いて沈黙している。気持ち悪い。中国の影響力凄いな。官邸,外務省そして自公は媚中派だらけだから仕方がない。
中国の自由抑圧に対抗できるのは頭のおかしい極右だけか。実に情けない。中国バスに乗り遅れるな。戦前も日本はシナ政策でコケた。結局,日本は欧米の金持ちクラブに入れないのか。中国寄り政策は,国民の貧困化デフレ経済の継続になる。悲しい選択だ。これも国民が選挙で選択した結果だから仕方がない。中国が豊かになる一方,日本香港韓国が貧しくなり平衡するまで1世代だろうか。以下は一人あたり GDP USドルだ。
香港 48,517 合衆国 62,606
日本 39,306 豪州 56,352
韓国 31,346 カナダ 46,261
台湾 24,971 英国 42,558
中国 9,608
参考