2019/02/19

鉄血勤皇隊と過労死

1945 年 沖縄戦中の天長節を検索したら,
沖縄一中奉安殿の天皇・皇后の写真を国頭くにがみに移送する際、写真の集結場所になっていた(那覇市の)崇元寺そうげんじ交番前まで運んだが、藤野校長の乗った人力車の前に2名、後に2名、生徒たちが着剣した銃をにない、物ものしく警護しながら崇元寺に向かった。白い手袋をはめた藤野校長は、紫に袱紗ふくさに包んだ写真を目の高さに捧げ持った。尋常でない車の警護ぶりに、すれちがう軍の将校などは天皇・皇后の写真とわかるのか、歩行を停止して人力車が通り過ぎるまで挙手の礼をしていた。崇元寺交番前に集められた写真は軍のトラックで国頭に運んだ。
どうも,数箇月前の様子だ。中学生は中2から中5まで動員された。当然,未成年の少年兵である。この状況を維持しているのが,北鮮だろう。鉄血勤皇隊も参考にしているのだろうか。人力車の車夫は誰が務めたのか。ともかく,沖縄には馬が殆どいなかったのは確かだろう。よくまあ,馬なしで米軍相手に戦ったなと思う。ベトコンもそうだったか。でも彼らには農民を動員したホーチミンルートがあった。米はメコンデルタ農民から徴発した。

沖縄戦は島原の乱以来の餓死者が出た戦いなのかな。沖縄県民は天皇を拝み,島原住民はデウスを拝んでいた。やはり,我々も天皇を拝んで戦うべきなのだろう。聖書には長々と部族の神々の戦いが記されている。憲法改正は理に適っていると思う。できなければ,法治国家ではなくなる。かつての米軍とは異なり,ヒト vs 機械 から ヒト vs AI になるのだろう。中韓相手に勝てるとは思えない。何故か,失敗した天皇官僚制はそのままだからだ。彼らは天皇制の弱点を熟知している。

防衛省の軍事官僚は当然ながら,高校生の徴用も検討しているのだろう。 現代戦はそんな無名の参謀が戦争する。それが彼らの仕事だ。

人力車で運ばれたご真影の天皇が偉いのか,それともそれを人力車に乗って運んだ藤野校長が偉いのか。天皇官僚制は実によくできている。偉いのはリモコン天皇ではなく,官僚なのだ。時局柄,校長が歩いて運んでも,誰も文句言わないだろうと思う。藤野校長は相当な玉だな。彼が組織した 250 名中 150 名を戦死させている。ダメ校長だ。それとも学校付き予備役将校が死に追いやったのだろうか。藤野の出身は掛川だそうだ。もし彼が沖縄出身なら,ここまで非情になれただろうか。これも天皇官僚制の弊害だろう。有事に陸自師団長とか県警本部長が県民と天皇(中央政府)をどちらを優先するか,当然天皇を選択するのが官僚の務めだろう。日本国憲法第一条は天皇である。

中国人朝鮮人に売るモルヒネはあっても,藤野校長の痛みを緩和するモルヒネはなかったようだ。妙な因縁だ。医薬品も含めた沖縄への補給を止めたのは陸軍作戦部長宮崎である。彼は九州へも補給を止めると通達を出した。FDR は国体解体を意味する無条件降伏を迫っていた。近衛が天皇に上奏した赤色云々は参謀本部内作戦部ではかなり真実味があったのかもしれない。ソ連と取引したと噂される「赤いナポレオン」と称された瀬島も奥の院である作戦課出身である。ソ連であれ日本であれ,テクノクラートが国家を動かすとはこのようなものなのだろう。FDR が死んで,反共のトルーマンが大統領に昇格して,日本の分割がなくなった。FDR が存命なら,ガチガチの統制派はソ連派,干されていた皇道派は合衆国派になっていたのかもしれない。和平派に寝返った岸は,どちらについただろうか。この政治感覚というか嗅覚は大したものだ。

日露の役人は相性が合うのかもしれない。統制派はシナ通が高じて,ミイラ取りがミイラになった。開戦時の陸軍軍務局長武藤は対米開戦に反対しながら軍事裁判で死刑になってしまった。中国侵攻のキーマンだったからだ。

洗脳組織
戦前の学校はひらたく言うと洗脳組織だった。過労死があとを絶たない。何故 死ぬまで働くか。これも特攻同様,自由意志による選択とされる。

米軍の考え方と人余り
米軍の指揮官バックナー中将は何かに せきたてられたかのように死傷者が増えても 早期の制圧を目指した。一方,フィリッピンの米軍は山下将軍を半島北部に追い込んでからは,兵糧攻めに転じた。ガ島戦の時には,兵力不足のため攻勢に出ず ひたすら防御に回っていた米軍が硫黄島,沖縄戦からおかしくなった。兵力に余裕が出てスケジュール重視となったのだろう。それまでは港と飛行場を確保できれば,弾のない日本兵は山中に放置されていた。

九州上陸作戦では川内 都城ラインの南を確保し,北部侵攻を予定していなかった。関東上陸作戦では日本参謀本部の読みとほぼ同じだった。ただし主攻が神奈川だった。ソ連を信用していなかったトルーマンは天皇制を温存させて本土上陸を避けた。FDR なら米ソ一致協力して対日戦続行して,日本分割まで戦争を継続したかもしれない。

沖縄,佐世保,横須賀,岩国,横田および三沢が現代米軍の在日拠点である。トランプは北の指導者と取引して核放棄の見返りに在韓米軍を撤退するのだろうか。かつて米中国交回復で佐藤政権が倒れた。今度は米朝関係改善で安倍政権が倒れるのか。合衆国民は楽をしたいがために,ハードな交渉を厭わず取引を常とする。

日本の特攻は実状を冷静にみれば,犬死だっただろう。犬死を日本人の美意識まで高めたのは何だろう。戦国期の武将にはそんな思想は毛頭ない。江戸期にとんでもない思想が生まれた。江戸時代は人余りで馬を飼養するより小作の方が安かった。

2030 年,三菱総研の推測によれば,日本の事務職と技術職が百万人単位で余剰となる。戦中の特攻に該当する過労死が横行するようになるだろう。人間を物扱いする特攻兵器を日本海軍は運用した。海兵の教育に関心が出てきた。人民解放軍 PLA は投降するけど,日本兵はしなかった。中国人は過労死しないのではなかろうか。

特攻感動 -> 靖国賛美 ->  反原発  -> 過労死?

小泉純一郎の頭の中である。要するに人間 楽をしてはいけないという思想にぶち当たる。旧約に「楽園」追放の神話がある。これを真剣に考えたのが北欧のキルケゴールである。日本にはこの種の思想は全く根付かなかった。

関西には巨大古墳がある。大層な労力と年月を要したのは間違いない。往時から皆,楽をしてはいけなかったのだろう。それがなくなったのは戦国期である。平和になると,とんでもない考え方が生れるとも言えるだろう。

道理のある中国人とKYの日本人,どちらが世界で信用されるか。日本のリトマス試験紙は朝鮮だろう。朝鮮人が中国と日本のどちらを選択するか。ひらたく言うと,朝鮮人からみて中国人と日本人のどちらが信用できるかだ。

直近のデフレは中国の安価労働力のせいだったが,2030 年,今度は AI 化による人余りではまたデフレになりそうだ。過労死はなくなりそうもない。

参考
2019/02/12

戦時防空レーダと巡航ミサイル

現代防空
改元に合わせて,中国は何隻尖閣に海警を送り込むだろうか。韓国は竹島でディスプレイ示威行為に及ぶか。じっくり観察しよう。国産 AI 兵器をディスプレイするかな。新天皇即位式に韓国は参加するにしても大使は欠席だろうか。

中韓合わせて,何発の巡航ミサイルを保有しているだろうか。日本には長射程は一発もない。考えるとゾッとするが,国民は能天気なものだ。韓国産は射程 1500 km だ。AWACS でなければ,従来空自サイトでは全く探知できない。B-29 の健忘が甚だしい。B-29 の時は襲来する方位はわかっても,高度がわからず薄い迎撃態勢となった。護衛戦闘機 P-51 の随伴有無も不明だった。

遅れているとされていた戦前ドイツの防空レーダですら高度がわかった。しかも,ドイツは気前よく技術の供与,そして技師も派遣してくれた。レーダがあっても無線電話がないのでムダだという判断はあったのかもしれない。しかし自衛隊は昔のまま頑固一徹だ。旧軍を踏襲している。陸自は無線による空自の対地支援を指示できない。

日韓が武力衝突したら,合衆国は当然不干渉,対馬は守り切れないだろう。何と,対馬には工兵がいない。砲兵がいない。弾がない! 韓国軍の実力なら簡単に落とせるだろう。ただし,レンジャはいるので,ルバング島のようにゲリラ戦でもするつもりなのだろう。沖縄戦同様,戒厳布告もないだろう。そう戦前の天皇官僚制はそのまま活きているのだ。安倍でも有事における戒厳布告はできない。旧民主党菅政権だったら,有事でも自衛隊出動の命令すら出さなかったかもしれない。

トランプは日本に F-35,韓国には巡航ミサイル発射プラットフォームの原潜を売るようだ。韓国原潜をどうマークするか。戦前に懲りたのか,日本は世界第2位の対潜哨戒機保有国である。とりあえず,AWACS と対潜哨戒機をドローンにするのが賢明だろう。

戦時防空レーダ
何故,戦時防空レーダが酷い事になったのか。戦前の対独軍事派遣団長は山下奉文だった。小賢しい東條が彼の成果の具現化に冷や水をかけたのだろうと推察する。彼ならやりかねない。本土防空の責任は陸軍で東條は最終的に首相,陸軍大臣そして陸軍参謀総長を兼ねていた。レーダの予算は陸軍大臣所管だし,その兵器の整備,運用可否を決定するのは参謀総長だった。本土防空より政敵の山下追い落としに執着した東條。東條を指導者に選んだ日本国が悲しい。英国の指導者チャーチルは賢くはなかったが,防空に関して全権を2人の大将に白紙委任した。

キリスト教国の脅威
亡国の象徴が東條,東條を重用した昭和天皇だと思う。安倍とナルヒト天皇のペアはどうだろう。少なくとも救国ペアではなそうだ。英王は国民に団結を呼びかけるが,今のところEU離脱に関して何の効果もない。

日本だと,現人神の天皇が声を上げれば,首相の言葉より重い。「空気」次第だろう。まずは新天皇の靖国参拝だろう。いつか。日米安保が形骸化しつつある今,日本が孤立する時代はもうすぐだ。普通の合衆国民はキリスト教国の韓国に同情的である。現人神の国家神道がキリスト教 韓国合衆国 連合にどうみても勝てないだろう。合衆国の福音派が日本の命運を決めそうだ。困ったものだ。

参考
2019/02/01

マクドとソフトバンク不動産事業

ソフトバンクが不動産事業を始めるとのアナウンスに驚いた。建設会社を除けば不動産事業はつきつめれば地主ビジネスだ。借りてくれる小作農,工場主,商店主いわゆるテナントがいないと成り立たない事業だ。貸借契約は国により大きく異なるから,大変だ。日本の中小企業が中国に進出した時,まず これに躓いた。

ソフトバンクが雇い入れる責任者は日本人で日本の不動産を取り扱っていたから,海外不動産事業ではなく国内だろうか。いまさら中国富裕層に日本の不動産を売るような陳腐なものではないだろう。元木はどんな企画を提案したのだろうか。

昨日 01-04,家人にマクドの映画をやっていると教えられ,深夜中途から最後まで見続けた。興味深い小ネタが満載で実に面白い。結論は「のれん」の大切さとフランチャイズの要点は不動産事業と言う事だった。GDP が増え不動産価格が上昇一方の時は,最強のビジネスとも言える。日本が合衆国全土を買えると言われた時,西武の堤は世界 No1 富豪だった。ダイエーもそうだった。しかし西武ダイエーともに2代目は事業継承に失敗した。ともに NPB の球団を保有していたのも面白い。

非世襲マクド経営者
一方,マクドのフランチャイズ(事実上の不動産業)は世襲ではなかった。後継 CEO は従業員がなった。日本だと番頭とか丁稚が店主になるようなもので ふつうあり得ない。

中華皇帝は世襲だったが,辺境の遊牧民は選挙で指導者を選出した。ハーンとか汗と呼称された。移動する牧畜民だった古代ゲルマン族も族長は戦士による選挙だった。その名残がスイスの直接民主制である。そのせいかスイスの女性参政権は特に遅れた。

しかし,非世襲は指導者の後継争いが激しくなり,紛争のもとになる。日本でも暴力団の跡目争いがこれに相当する。私は武士も暴力団も大した違いはないと思う。実力のない武士のリーダは淘汰されて,実力者が支配する。織田信長は尾張守護代家の末筋のさらに分家という家から,父信秀は守護代本家を凌ぐようになっていた。信長自身も叔父と弟を排除している。日本で最も大切なのれんは錦の御旗「天皇」である。天皇の世襲が乱れると,国も乱れた。

自宅に酒のバーがあるのは合衆国ユダヤ系の特徴らしい。確かに東欧ユダヤ系のハンバーガチェーンのハンバーガなど誰が食べるかと日本人でも想像がつく。主人公は金で「のれん」を買う。

マクドはハンバーガと不動産を結合させ,巨大な富を生み出す事業に変えた。ソフトバンクはどうするのだろう。凡人には見当もつかない。

マクド圏と百済系
関西はマクドナルドを略して,マクドと言うが名古屋ではどうなのか。滋賀では混在となっている。私の周辺でマックと呼ぶ人がいない。彦根当たりで変わるのだろうか。滋賀は大津草津と彦根とでは文化圏が異なる。通常近江商人と言われるような人たちは両者の中間地帯出身である。支藩領,幕府直轄領および雄藩飛び地が錯綜していた。代官は赴任するだけなので税の取り立てが厳しかった。

幕府が解体すると,そのせいか街道杉は全て伐採された。彦根藩にはわずかだけ残った。江戸幕府はナショナルトラストに熱心な政権だったが,西日本とりわけ京大阪では不評だったようだ。京都と大阪は大都市で最も緑の少ない都市である。出自が朝鮮系渡来民と関係しているのかもしれない。我が町の囃子太鼓のリズムは朝鮮と同じである。おそらく百済系なのであろう。

実力社会モンゴル系と世襲日系
徳川幕府一橋家御内領は関東にあるのかと思っていたら,関西にあった。将軍慶喜の御内領は関西。。。これでは室町将軍と同じではないか。武闘は からきしダメだったのかもしれない。慶喜に武闘派水戸藩のイメージは間違っているのだろうと思う。父は偉大な藩主だったが,ダメな2代目。ここでも世襲制の欠陥が反映されたのかもしれない。

日本の政治指導者は世襲ばかりだ。平時は世襲でもOKでも,これからどうなのだろうか。選挙で世襲議員が好まれるのは,氏姓制度まで遡れそうだ。中国は盗賊の長が皇帝になった。日本古来の美風なのだろう。政治家も天皇も氏素性の「のれん」が大切だ。学生の頃,大蔵省は氏素性を問わないけど,日銀は土民の息子は採用しないと噂されていた。真偽のほどはどうだったのか。

盗賊の頭がリーダとなったISはカリフを自称してイスラム諸国からネタになった。殆ど実権のない日本の天皇も宗教的象徴のカリフみたいなものと思えば,仰々しい儀式,典礼がメディアと役人にとり苦痛ではなく栄典なのかと思う。

データベース内部暦
歴史教科書か西暦で記述されるように,役所のデータベースであろうとも内部処理は西暦だ。役所が使う年号は見かけだけだ。運転免許証がようやく西暦併記になる。戦争に負けた時,天皇制を廃止しておけば,改元騒動も世襲政治家も跋扈しなくなっていたかもしれないと妄想する。大統領選挙のある共和制の韓国台湾が羨ましい。

年号ベースのデータベースってあるのだろうか。国粋主義のマニアが創生して,インターネットを和の電算機に変える。ディスプレイも縦書きで,スクロールは水平方向に行われる。数式も縦書きと妄想するが,これを普及させるには文科省とメディアの国民運動が必要だろう。

紙幣も昔の藩札のように縦書き。参議院も昔の貴族院のように官吏と世襲に限る。人口が半減し,国家が人口をも管理して天皇官僚制が民をコントロールする。これに近い制度の国があった。李朝朝鮮である。朝鮮王も実権がなかったし,国軍の官兵も酷いものだった。官僚=地主が政治を牛耳っていた。

ソフトバンクが不動産業。絶句だ。松下興産のようなものしか思いつかない。アスキーはバブル期に不動産事業にのめり込んで本体事業を手離した。

参考

2019/01/27

投票所地図方位と北面武士

市議会補欠選挙券の地図をみると,「南」が上向きに書かれている。Google の地図は常に北を上に表示し,南を上にできない。
Poll.jpg 
下は Google による地図だ。上図には,最近できたコンビニも書かれていて,それなりにメンテナンスされている。小学校を新設して,学区ができた際に最初に地図を作成した役人もしくは補助員が南向きを上に書いたのであろうか。
PollMap.png

どうも伊能の地図は幕府軍に寄与しなかったようだ。国内の地図を整備したのは,陸軍だった。そのとき,西欧風に北を上にしたのだろう。日本は古来,南面を正としてきた。神社は全て南向きである。天皇の護衛だった北面の武士は古来の名称からすると,日陰者だった。

鎌倉武士にとり,その警護は大番役として,自弁で不人気だった。京に上がったら,「地下」とも卑称されていた。それが,江戸期になると,勤王が一大ブームとなり,「北面武士」の奉公を熱望する志士が絶えなかった。宗教とは恐ろしい。

やはり,日本は神の国である。神事は稲作と密着している。それを,明治天皇制は上手に取り入れた。白足袋を履き「地下」と卑称していた京のお公家さんがお田植をなさる。その弊害は昭和陸軍にも及び,我々一般国民は「地方」と卑称された。市役所の官人は何と卑称しているのであろうか。「民間」だろうか。私は組織に入り,「業者」という言葉を知った。これも今風だと卑称だろうか。

気になるのは Google にはない神社が投票券に記されている事だ。実際の神社は祠みたいなものだ。それでも一応,朽ちかけた能楽堂はある。その農民も今や人口の5%しかいないのに,政治権力は凄まじい。我々は市役所にとり,二級市民なのかもしれない。
 
太陽と星の戦い
古代明日香の遺跡には星辰が描かれていて,考古学に驚きをもたらした。当時の支配者は太陽神崇拝ではなかったようだ。恐らく靴を履いていたのだろう。世界史上,太陽神と星を信仰する神々の戦いでは,星勢が圧倒的に強い。例外は古代エジプトくらいだろう。それでも対外戦争は苦手だった。

アマテラスを拝んでいる日本民族が大中華を侵攻しようとした昭和陸軍統制派は頭がおかしかった。その中心は東條とか武藤だった。両名とも死刑になった。合衆国旗は星だらけだ。降伏調印式にはペリー提督が掲げていた Stars & Strips を浦賀潮止に掲げた。嫌な性格だな。ペリー提督は白旗も教えてくれたそうだ。

昭和陸軍皇道派は極東軍事法廷で裁かれなかった。2.26 で排除されたせいもあるかもしれないが,皇道派が勢力を保っていれば太平洋戦争の悲劇はなかったかもしれないと妄想する。しかし,Google は寺を優先して神社を冷遇するのか。「神風」の再来を召致しないためか。仏信仰による特攻はあり得ないのだろうか。

合衆国がカルトを恐れているのは確かだが,日本からみると合衆国の福音派はカルトにしかみえない。軍事力はなくなったけど,現代日本の国力 GDP は戦前の対米 1/20 から 1/2 まで上昇した。戦前のように踏みつぶされる事もなくなっただろうと思う。

華南の稲作文明は華北の文明に敗けて,中華文明=華北 となった。紀元前の史実である。日本の天孫降臨も似たようなものだろう。中華に遅れる事 800 年であった。その天孫族が「地」の神を乗っ取り,アマテラスとなった。この種の換骨奪胎はごく普通だった。ユダヤ族は征服地の自然神「雨神」崇拝のヤーウェを乗っ取った。妬む神の誕生である。

父はレイテ沖海戦に従軍した水兵だった。「握り飯を食って,アメリカに勝てるか?」と言っていた。まれにみる長期間の海戦となったレイテ沖では,戦闘配置のまま握り飯が配られた。恐らく米海軍側ではハンバーガが配られていたのだろうと思う。コメは麦に勝てない。これも史実だ。コメは日本の聖域だそうだ。いつまで続くか瑞穂の国,日本。30 年後,原発で余裕の中国とエネルギ源価格高騰に苦しむ日本,コメが自給できても さして意味をなさないだろう。

参考
2019/01/22

ミスアメリカと 2030 年の労働力余剰


来年になって連邦下院がトランプの弾劾決議を可決した場合、上院もトランプ弾劾に動くことこそが民主主義であるというものだ。言うまでもないことだが、モラー特別検査官の最終的な狙いはコーエン被告やマナフォート被告ではなく、トランプ本人である。両被告の有罪判決を通して、トランプ周辺でいくつもの違法行為が表面化し、ロシア疑惑は最終局面に入りつつある。今後トランプが窮地に立たされることは間違いないし、大統領を追われる可能性もあると考えておくべきだろう。

1)言い訳のウソは許される
2)国会偽証に対する超党派の問責はあり得ない

上記を合衆国議会と日本の国会を比較すれば明らかだ。これは明治憲法体制下の帝国議会から続く問題である。結論は明治自由民権運動の挫折が原因である。戦前の軍事官僚による政治壟断も明治憲法の欠陥が原因だと分かっているのに保守は明治体制を賛美して止まない。明治の神髄は教育勅語にある。

フランス的に言えば反動政治であるが,安倍一極のみが天皇を隠れ蓑にして正統性を謳歌している。フランス大革命では農民は貴族層への反乱というより聖職者(カトリック教会)への破壊活動が主であった。日本の隷属小作農は上からの農地改革で自由農民となり,宗教の束縛は従来のままであった。天皇神主は名家名族であっても,大地主ではなかったのが大きい。カトリック教会は地代と教会税を徴収していた。

日本の農民人口の占める割合は5%未満であるが,農民票なくして地方国会議員当選はあり得ない。明治憲法を立憲君主制とみなせば,現憲法も同じく憲法第一条は天皇である。後は付け足しである。明治は忘れ去られていた天皇と土俗神道を合体させて国家神道への昇華に成功した。現人神の誕生である。

天皇不可侵は何につけて都合がいい。これでは異民族の移民同化はどうみても不可能だろう。これは滅亡した古代ユダヤ族と相通ずるものがある。彼らの神はユダヤ族オンリーであったし,天皇と国家神道も日本人オンリーである。日本の衰退は間違いない。天皇を中心とした国家神道を信仰する日本人が減少していく。古代ユダヤ人のように離散しないだけでもましかもしれないと思うようになった。

現代イスラエル人の過半は白いユダヤ人でセム系ではない。にもかかわらず,不思議なのは彼らはアブラハムの末裔と信じている事だ。宗教とは実に面白い。その点,日本人は仏陀を崇めるよりは空海,親鸞,日蓮そして池田大作さらに今上陛下を崇める。こちらの方がより自然かもしれない。皇女の降嫁に大騒ぎになるのも これでわかる。氏素性が日本では無視できないというか とても重要だ。英国だと金の力で平民職人であろうと姻族を介して貴族層に上昇できた。日本だと道鏡は排除された。皇女和宮は明治以降,京に戻った。徳川氏の公家化に失敗した。日本の場合,臣籍降下はあっても上昇はない。藤原氏も天皇家簒奪できなかった。西欧王家は簒奪の歴史である。現英王家も姻族関係を通じてカール大帝まで辿れる。直接の先祖はハノーバ選定候である。征服王ウィリアムは嫡外子で母親は皮なめし職人の娘とされる。彼はノルマン人の3代目でフランス化してフランス語を話していた。

徳川慶喜は参議で,政治を京で行っていた。京ことばを話していたのであろうか。この時点で江戸幕府は終わっていたとも言える。宮廷はいつ あづま言葉に変わったのか。明治天皇ではなさそうだ。近衛文麿の長男の婦人はTVインタビューをみたら あづま 言葉だった。明治天皇制が異様だったのかもしれない。それが今でも当たり前のように続いている。

大統領補佐官から国務長官になったキッシンジャーの英語は訛りが強かったそうだ。言語能力が普通の子供だったら,12歳を過ぎると言語の習得能力は極端に下がる。日本の小学校の外国語教育がおざなりなのは,外国への労働力流出を考えたらいいのかもしれない。先進国が求める労働者は言葉の要らない手の代わりではなく,言葉を使う頭脳労働だからだ。三菱総研の予測によると 2030 年,専門職 170 万人の不足に対して,事務職と生産職が 120 90 万人余剰になるそうだ。私が多少なりとも関係している電子,インタネットに限ったら,既にこの状態である。組立工場はなくなり,優秀なプログラマは海を渡る。毎日新聞によれば Google が東大生を青田刈りしていくそうだ。提示年収は 1000 万円を超える。投資ファンドを売り物にしているブラックロックがマネジャーを解雇してAIに代えた。おそらくテスト運用で人間は機械に負けたのであろう。囲碁将棋の再現である。
ブラックロック(BLK.N)は昨年、株式のアクティブ運用を行っていた何人かのポートフォリオマネジャーをレイオフし、AIを投資決定に役立てる意向を表明し、この戦略の妥当性にお墨付きを与えた。
自動車下請けメーカが生産を海外移転する前,大量の日系ブラジル人を輸入をしたけど,結局余って返した。今度やってくるフィリッピン中国系はどうだろうか。たった数年のために出稼ぎ外国人労働者を受け入れる。シャープの場合,直接雇用ではなく,3次下請けくらいにして労働問題を避けていた。これと似たような制度はロシアにもある。人を雇用すると,2重3重に手数料が吸い上げられる。結局,トヨタはペテルブルグ工場を撤退した。シャープの亀山が高コストになるのは自明だった。日本の人材派遣産業が盛んになるほど,皮肉にもロシアの体制に近づく。これは戦前の岸信介をドンとする革新官僚の求めた姿でもあった。

ドイツで医師と看護師のデモが起きた。ドイツでは医師看護師にポーランド人が多い。医師がユダヤ系というのは過去の話だ。そもそもユダヤ人がドイツポーランドから姿を消した。合衆国も昔は医師にユダヤ系が多かったけど,今はインド人である。これからは中国系も増えると思う。私の通っている歯科医院の歯科衛生士は日本語が少し変だけれども,手技はすばらしく,日本人より丁寧である。医師も輸入でいいと思うけど,なかなかそうならない。医師会のせいだけでもなさそうだ。

私は個人的には軍隊も傭兵でいいと思っている。英国だとエリザベス女王は傭兵も閲兵し,近衛兵もネパール出身のグルカ兵がいたりする。日本の宮城もフィリッピン傭兵が護衛してもいいのではないか。それが元米海兵でも構わない。イラン革命では米大使館警護の海兵は戦死した。フランス革命ブルボン家最後の王を護衛して死んだのはスイス傭兵だった。19世紀,200名に満たない日本兵がソウル宮城を攻めたら,官兵は逃げて誰もいなかった。中国の柴禁城もそうだった。日本も終戦2週間程前から,陸軍省参謀本部を警護する憲兵の姿が消えたとある。意外と官兵はあっけないものだ。

昔ドイツの諸侯は貧乏で自国民を傭兵として売っていた。英王は北米植民地の反乱鎮圧にヘッセン傭兵を送り込んだ。戦争のプロ傭兵相手に合衆国民兵では相手にならなかった。ドイツ兵士は農家の次男3男坊である。合衆国は投降したら,農地を与えると宣伝する。農家の息子だから土地が肥えていると一目瞭然だ。宗教的迫害を逃れたドイツ系ピューリタンの他に投降土着兵もいた。

中国北部の遊牧民は投降した中国兵を入植させ,穀物と手工業品を得た。その最後は清を建国した満族だった。日本は満州を建設したけど,満族ほどの知恵はなかったようだ。それとも時代に合わなかったか。現代英国が悩む Border,戦争に負けて朝鮮が領土でなくて良かったと つくづく思う。国境線と言うけど,実際には線も壁もない。万里の長城は意味をなさなった。その恐怖を最も感じているのはアメリカ人ではなく実はロシア人のような気がする。清と結んだ国境線を越えて中国人が借地して農業を営んでいる。ロシアの中国との人口比は 1/20 程度だ。

中国にとりウイグルチベット問題より,やっかいなのは人口の多い朝鮮問題だ。これから日本韓国の衰退もあり,なんとか落ち着くだろうか。シンクタンクの予想によれば今世紀半ば,韓国は李朝期のように影の薄い存在になる。マネーを産まない朝鮮に合衆国は何の関心も示さなくなるだろう。

ヘッセン傭兵が得た農地は元来,インディアンが耕作していた。日本史だと耕作民は同じで支配者が代わるだけだけど,侵攻者が農民だと先住民を殲滅する事もある。この話をアメリカ人に持ち出すと,感情的になる人が多い。大抵お返しに日本の朝鮮支配を持ち出す。モルヒネ漬けにするのと浄化するのはどちらが悪だろうか。

ネイティブアメリカンがミスアメリカに選ばれるのはいつ頃だろうかと,NHK 配信の動画をみて,ふと思った。

参考