2017/02/06

トヨトミファンヒータの使用感

ファンヒータを机下に置くと,天板と干渉してカートリッジを取り出せない。床にも冷気が漏れないようにエアキャップを敷いているので引きずるのもかなわない。廃棄した浴槽のフタを敷いてスライドさせている。

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トヨトミ製を使いだして2シーズン目だ。ダイニチと比較した使用感を述べる。家人が驚いたのは静粛さだった。火力も強いし,カートリッジ容量も大きいが,取っ手が小さく運搬時に手が痛くなる。手袋もはめられず,女性には不評だろう。操作スイッチシートデザインはひと昔前の中国製の感じがする色使いとレイアウトだ。現品を見ずに暗い色と思い購入したが,塗装はシルバーメタリック風だった。ストーブが存在感を主張するのは好みにあわない。西欧のストーブは鋳鉄のせいか伝統的に黒だ。日本の薪ストーブも黒だったのに漆器の蒔絵の感覚なのだろうか。時間延長 LED 表示もない。工業デザインをしているとは思えないが,好みだから個人差がある。

しかし内部構造の配線はダイニチより組み立て性を考えてある。
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燃料フィルタも掃除しやすい。ダイニチは異物対策なのか写真のように側面にフィルタを設けて掃除しにくい。操作性と意匠はダイニチが優れていると思う。給油キャップはラチェット式の高級品なのに,ほとんどコストのかからない人間感性工学を考慮されているとは認めがたい残念な設計だ。これでは物はいいのに商品価値を自ら下げている。

持ち越した前年の石油もOKと保証しているのはいい。持ち越し油をトヨトミ専用にしている。原理上,点火時間が遅いけど消費電力は少ない。火力が大きいせいか,過温になる。これは公開している日報温度チャートにも如実に現れている。

分解掃除をするなと取説に記載してある。空気を吸い込み強制燃焼させているのだから内部にほこりは堆積する。工業会の建前と分解しやすい構造は相反する。内部掃除は黙認しているのだろう。

日本の石油ファンヒータは現代版火鉢みたいなものだ。こんな複雑なヒータを数千円台で販売する。日本の工業力は大したものだ。しかし,これは政府の歪んだエネルギ政策のあだ花でもある。本来なら,天然ガスを暖房に使うのが先進国では普通だ。実際,ガス用バーナの構造は産業革命当時とほとんどかわらないローテクである。おそらく寿命は30年くらいだろう。石油暖房器具を止めてガス器具にすると国家規模からみると大きなコストダウンになる。石油ファンヒータはガスの国内価格が国際価格の3倍ほどしているから成立する商品だ。灯油は石油連盟,ガスはガス協会と業界団体が異なる。経産省は両者への生殺与奪と利権調整を担っている。都市ガス LPG にはほとんど競争がない。石油を精製した家庭用暖房用灯油,液化した手間コストをかけた LPG を家庭に供給している国が日本の他に先進国でどこがあるだろうか。実に馬鹿げた無駄なコストを費やしている。ガスのパイプライン網がないのは先進国で唯一日本だけだ。

日本人のルーツが南方系で暖房に関心が薄いせいか。そういえば,ギリシャの冬は寒かった。暖房が実に貧弱だった。当時は国力の違いかなと思っていた。古代ギリシャローマはサンダル履きだった。白鵬とかモンゴル人だけど実に日本人らしいが,モンゴル人はブーツを履く北方系だ。韓国の最新パイプライン敷設状況を知った。エネルギ多消費型産業の金属精錬,石油化学,半導体産業はどうやっても韓国に勝てないな。東芝が半導体部門の身売りを決めたけど,理に適っている。半導体工場は瞬時停電が怖いので天然ガスを燃料源とするガスタービンエンジンによる自家発電が普及している。電気炉とか空調にエネルギを大量消費する産業は韓国に劣位になる。実際,石油化学の「米」であるエチレン製造は歯が立たない。

日本のエネルギ価格の高さは人口が減少し衰退するなかで絶望的だ。古代ローマは人口低下と属州からの小麦が途絶えて滅んだ。原発が止められ,高価な LNG を焚いて日本は発電している。今では輸入額の2位になっている。原発を稼働させて国際収支をトントンにして衰退に備えたらどうだ。エネルギ輸入に比べたら肉牛飼料とかの食糧輸入額は微々たるものだ。エネルギに投資した方がはるかに効率的なのにそうはならない。日本人にノーベル経済学賞が皆無なのは納得だ。日本の自称自由経済はまやかしだ。現首相のように歪んでいるという自覚がないのも恐ろしい。石破氏の方がはるかにましだったが,彼は宰相に選ばれそうもない。彼は神輿としては国会議員間では適当でないとみなされた。進次郎はどうなのだろうか。それにしても皆,世襲だな。ポピュリズムと日本のマスコミに批判されているけど,世襲でない指導者が選ばれる合衆国がうらやましい。

トヨトミの耐久性は冬に限定した使用なので,加速試験を行っていない。しかしバーナの原理構造からダイニチより高寿命を期待している。

参考
2017/01/28

Windows10 Home が勝手に再起動する

Windows 10 Home が勝手に毎日数回勝手に再起動する。昼食の間離席して戻ったら全てのアプリが落ちている。Windows 更新が悪さをしているのではと思い,履歴をみるとこの3つだ。

x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 の累積的な更新プログラム (KB3213986)
Windows 8、8.1、10 と Windows Server 2012、2012 R2、 2016 x64 エディション用の、Windows 悪意のあるソフトウェア削除ツール - 2017 年 1 月 (KB890830)
Windows 10 Version 1607 for x64-based Systems 用 Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム (KB3214628)

しかし,これらを更新以前戻しても事情は一緒だ。さらにアクティブ時間を設定しても何の意味もない。再起動のオプションも変更できない。

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Windows 10 勝手再起動の悩みは長時間PC作業をする人々を悩ませ,私が特殊でもないようだ。どうも Home Edition に限定した仕様らしい。Home では終日連続運転するなという事らしい。私のプログラムは終日の自動記録が目的だから,Windows 10 Home での動作検証はできても,それは Update がなかったたまたまという事になりかねない。

Home から Pro へのアップグレードは 13000 円の費用が発生する。この価格だと勘定奉行に却下された振動ドリルが買えるじゃないか。経費を発生させず,実験プログラム環境を維持するには Windows 7 にダウングレードするのが最適だろう。幸いプログラムソース,CADとかのデータはサーバに自動バックアップされているので問題がない。

私のサーバは Windows 98 から Windows xp に換えて超安定になった。この成功体験が Windows 7 から 10 への無料アップグレードに何の懸念も感じなかったのが不適切だった。MSDOS の時代,Microsoft はバグを修正したOSをバージョンアップと称して,顧客に買わせていたのを思い出した。

他方,ユーザ側では所属長黙認のもと,どれだけコピーしていたか。管理職は組織標準となっていた東芝ルポを用い,一般所員は一太郎を使用していた。今思えば,風通しの悪い組織であった。いつのまにかルポは駆逐された。悪貨は良貨を駆逐する。OSも貨幣と同じ側面がある。ガラパゴス状態の地域通貨ルポは普及のしようがなかった。東芝の経営者は覇権を握るには何が重要か結果的にわからなかった。今の東芝迷走を想うと,何もかわっていない。東芝は日本そのものである。

たまたま再起動が画面をみている際に起きた。ブルースクリーンが一瞬現れた。16ビットOSだった Windows 95/98 ではお馴染みの画面だ。最近,動作が不調気味のマウスが関連しているかもしれないと思い,コネクタを挿し直した。デバイスマネジャをみて怪しいと思われるデバイスドライバの更新状況をチェックした。マウスキーボードは正常のようだ。ビデオアダプタのドライバが最新状態ではないとの表示されたので最新のをインストールしたら,INF 情報がないからアダプタのサイトにアクセスして最新を入手しろとのメッセージが表示された。プロパティをみると,11/3 に「nvlddmkm を追加するプロセスを次の状態で終了しました」とある。Adobe のフラッシュプレーヤと相性が良くなかったのだろう。

せめてブルースクリーン表示の際,一瞬でなければデバイスドライバが不調に関連しているとわかったのではと思う。その後,朝起きて,LCD が点灯しているままの状態がなくなった。

参考
2017/01/25

サムスンスマホ電池は温度検知はないのか?

驚いた。酷い設計だ。Li-ion 電池に発火はつきものだ。家人にはノートPCを購入する際,バイオを薦めなかった。
サムスン電子は23日に記者会見を開き、スマートフォンの本体に問題は見つからなかったものの、電池に設計上の問題や変形などがあり、これが発火の原因だったとする調査結果を発表しました。
情報通信部門のコ・ドンジン(高東真)社長は「電池の設計と製造工程の問題点について、発売前に最終的な確認と検証がてきていなかったことの責任を痛感している」と、謝罪しました。

サムスンは生命安全に関心の薄い Panasonic とか Sony みたいな会社だな。どうせ,Apple を模倣しているだろうから,iPhone も温度検知がないのだろう。恐ろしい製品だ。娘にスマホを持たせるなら,発火の危険性を脅してでも告知するのが父親の務めだろう。娘の顔が火傷でアザになると思うとぞっとする。

発火の危険性があるなら,温度センサくらいつけろよ。私が所属していた組織では火災のリスクを恐れ,社長命令で防衛,プラント以外の民生機器の電源トランスに温度ヒューズを具備しないと出荷しない通達が出されたのを思い出す。防衛プラント機器は温度ヒューズ具備による信頼性低下の方が怖い。発火は運転員がいるからわかるし,原発艦船のように電源自体が落ちたらアウトだ。

NASA が Li-ion 電池を採用したのは宇宙空間では発火しようにも酸素がないからだろう。現に海自は潜水艦に高性能なのに,なかなか採用しようとしない。火災対策に自信がないからだろう。

参考

2017/01/22

PC結露対策と Windows 10 Home のジレンマ

居室の暖房に石油ファンヒータを使用している。就寝時には暖房費を節約するため火を落としている。石油は石炭と異なり炭化水素の化合物だから,燃焼させると大量の水蒸気を発生させる。室内が露点以下になると,当然結露する。結露の繰り返しは電子機器とりわけ接点に悪い影響を与える。

よって常用PCは意図的に発熱させて冬期間の間,終日通電している。しかしながら,Windows 10 Home は勝手に再起動するようになっている。それに連続運転プログラムを作成しているからこれは困った。

意図的に毎朝,再起動する事にした。そうすれば最新状態にあるかどうかチェックして,インストールを始めるだろう。これで不都合が起きれば,Windows 7 にダウングレードすればいいだろう。

2016/12/04

手動 Update がなくなった Windows10

未明までPCを操作していたら,唐突にシャットダウンして再起動した。コントロールパネルを開いて,自動 Update を止めようにもそんな機能がなくなっていた。

せめて日々の作業中の自動 Update を避けようと,時刻の設定を変えようとしたが,最長12時間までである。

PCをホームサーバもしくは業務用とするなら,Windows 7 以前が望ましい。12時間以上PCを動作させるのは,技術計算の世界では当たり前なのだが,各種解析とかゲーム用途を前提としなくなったのだろう。Windows 8以降は大人のおもちゃを目指しているようだ。これではハードな勉強もする学生も使わなくなるだろう。

参考