2018/12/14

VS2017 バックアップ改変とマント

VB2010 以降から,VB4 のように別名プロジェクト保存ができなくなりプログラムの改変が億劫になっていた。それでも VB2010 にはエクスポートがあり,別ホルダにインポートして対処してきたが,SQLite が VB2010 に対応せず VS2017 に代えなければなくなり,それもなくなった。

検索すると,目から鱗になるバックアップ改変方法が記されている。さらに古いソリューションを削除せずとも,名前を変えるだけで良くなった。

暖房の効いた部屋でプログラミングできる環境は最高だ。今頃の季節,京都で奉職していた頃は暖房がなく寒さに震えながらデスクワークをしていた。工場内にパーティションでオフィスセクションが区切られているいだけで,冷暖房はないに等しかった。私だけが冬用のアノラックを着用して執務していたが,そのうち早大出身のプログラマも私にならうようになった。関西のやせ我慢は実に奇妙だ。大阪に行くと,外套なしのスーツ姿にマフラーを巻いたサラリーマンをみると奇異に感じたものだ。日本文化の古層は基本的に華南と南洋なのだろうと思う。ハワイの冬は結構 寒いのにポリネシア系に防寒着はなかった。

ブーツと いずも
ヤマト政権における飛鳥文化のブーツは北方渡来系の一時的なものですぐ廃れたのだろう。以前,北欧泥炭地から先史時代のブーツとミニスカートが腐敗せず出土した。西欧ファッションが世界中を風靡しているせいで,家人も冬になるとブーツを履く。地中海文化圏に属していた古代ギリシャローマはサンダルだった。ガリア人はブーツなのかそれともサンダルだったのか。現代のギリシャ人はサンダルではない。シリアはサンダルである。シリアはレバント地方に属するが,シリアはアレクサンドロス以降人種的にはギリシャ人と同じだ。エジプト人みたいなハム系の顔はいない。同様に人種的には日本人とほぼ同一のモンゴル人はブーツを履き,日本人は草鞋だった。武士の時代,雑兵は半足だった。しかし近代日本になると,下士官でも憲兵は軍刀と長靴になり,象徴になった。憲兵下士官の給与は小学校校長と同等だった。当時の校長は家政婦を雇うほどの余裕があったから,いかに憲兵が優遇されていたかわかる。

時代劇をみると,素浪人とか拝一刀,中村主水は外套を着ない。マントを はおるのは木枯らし紋次郎くらいのものだ。場所は関八州の設定だ。戦国の信長は戦陣に赴く際,西欧兵士の安物兜とマントを着用したそうだ。友人によれば信長白人説があるそうだ。西欧王家の肖像画をみても それは立派なマントだ。北米植民地時代の質素なピューリタンのマントも味わいがある。行きつけのガスステーションは吹きさらしの田んぼのなかにあり,灯油の買い出しには外套を着用する。2.26 事件の反乱兵士はマントを着用していた。ロンメルはシュトルヒ(前線偵察機)を駆使して砂漠のキツネを呼称された。その外套姿がプラモになっている。酷暑のアフリカ戦線でどのような軍装していたか。ゴーグルは着用していた。

連合軍の司令官で最も腰が重かったのはマッカーサである。彼は前線に全く姿を現さなかった。常に兵力過少の不満をもらしていた。しかし陸軍参謀総長を務めただけに広報はたくみだった。名声があり過ぎて,ルーズベルトですら解任できなかった。ルーズベルトも陰険で彼を大将に就任させなかった。米軍は職務に階級がつく。日本軍は逆である。フィリッピン大統領から得た名誉元帥帽を被り兵士の笑いのネタになっていた。General はスリースターである。フィリッピンを基地とする米艦隊職は大将 Admiral だった。'Little fleet,Big admiral' と自身の中将職に不満だった。米海軍は日本と開戦すると,極東艦隊を解体し太平洋艦隊に一元化した。ただ一人の Admiral に統率させた。ニミッツである。ルーズベルトは日本に勝つまでワシントンに戻らないでよいと伝えてパールハーバに送り出した。前職は航海局長 つまり人事局長だった。山本も連合艦隊司令長官として陛下に出帥の拝謁をした後,日本に戻れないだろうと部下に洩らしいる。日米の戦いは「海の戦い」との認識が山本 ニミッツそしてルーズベルトにあった。航空が専門だった山本は空の戦いとも認識していて海軍大臣に航空の後詰を依頼している。しかし,日本海軍は航空兵の大量徴募しなかった。人事局が水上艦勤務とのインバランスを嫌った。開戦と同時に,エールの学生だったブッシュパパは米海軍航空兵に志願したが,彼が前線に出るのは主要海戦後の末期である。それほど海軍航空兵の養成には期間を要した。

日本海軍の最大の盲点は米潜の脅威だった。父は駆逐艦に乗艦したけど,長航海で真水が不足するとボイラを焚いて海水から真水を精製していたと聞かされ耳を疑った。シンガポールではあり余る重油があったけど,残念ながら その油はシナ海を越えられなかった。米潜が日本タンカを沈めたからである。

日本は「いずも」の固定翼機運用を決めた。中国空軍海軍の何が脅威なのか,本当に考えて決定したのだろうか。東シナ海は日中戦闘機が相互に楽々越えられる距離である。海南島を母港とする中国潜水艦は南シナ海を哨区として効率よくパトロールできる。海自は沖縄にすら潜水艦基地がない。呉と横須賀から哨区に行かなければならず,パトロール期間が短くなる。現代海軍の主力艦は空母ではなく潜水艦である。

通信障害
ソフトバンクが導入しているエリクソン装置のソフトウェアに不具合があって,大規模な通信障害が起きたらしい。しかし株式市場は何の反応もない。マスコミと総務省が騒いでいるだけか。

江戸末期,列強は税関,鉄道,鉱山そして通信の利権を求めてきた。時は電信の時代である。合衆国大統領の江戸幕府への献上品に電信装置があった。デンマークも早くから通信に投資して,大陸と九州を結ぶ利権を獲得していた。日露戦争の際,大本営を広島に設置した日本は九州諸島を結ぶ電信を整備していた。かなりのお金である。明治の元勲は情報の重要さを認識していたわけだ。鉄道敷設は用心したものの海底ケーブル敷設権は盲点だったようだ。この権利回収に多大な年数を要した。

英国はインドおよび中国の開港した税関長のポストを要求し,交易をコントロールした。自由交易と言っても,ルールはある。大航海時代,奴隷海岸で栄えた非市場経済の軍事国家ダホメは武力を背景に列強と交易した。非武装で栄えられるのはタックスヘブンのパラサイト国家くらいだろう。英国は世界の諸港を通信ケーブルで結んだ。三井物産のバルチック艦隊情報も英国の電信網を介してであった。

ソフトバンクは NTT ファミリではないから NECとか富士通の交換機ではないのだろう。合衆国政府は安全保障上,Huawei 設備を排除しようとしている。その基地局製造は5大ベンダだそうだ。Ericsson,Nokia Siemens,Cisco Systems そして Huawei だとすると,残り1社はどこだろうか。C&C を掲げた NEC の不振は目を覆ばかりだ。パケットを転送するだけのような代物ではないのだろうか。アナログ時代の交換機は化け物であったが,CPU が差配する交換機だと簡単な物だろう。問題はソフトウェアか。当然ながら,傍聴盗聴は簡単である。

ルノー日産の代表決定アナウンスがない。アライアンス解体か。これで韓国のルノーサムスンと日産との連合もなくなる。Good News なのか それとも Bad なのか。ルノーが目論んだ韓国と北九州の自動車集積コンビナートがなくなるのか。さて中国産自動車部品が日本に流入するのはいつ頃だろう。

パイオニア身売り
香港企業に身売りを決めたパイオニアの株価が 28% 下がった。空売りの設定をするの忘れた。株価は \63 だ。今年の正月には \258 だった。上場が 1961 年だから57年も上場企業だった。業種毎の企業寿命を考えたら,情報 < 電子 < 電機 < 自動車 < 機械 だろうか。これからの成長事業の寿命はせいぜい30年だろう。メディアと役人が最も時代に即応していない。いまだに紙の新聞が大量発行されるのは日本くらいだろう。ソフトバンクは何年繁栄するだろうか。通信と投資金融とで意外と長寿命かもしれないし,そうでないかもしれない。最後に残るのは金融である。金は何にでも形を変えられる。

株価ウォッチリスト全社が値下がりした 2018-12-10。クリック証券は最大50社まで登録できる。

いずも固定翼機搭載
山本長官はラバウルに出陣して半ば暗殺のような戦死した。ニミッツは洋上補給を武器にウルシー環礁を泊地として日本を襲い,陸軍航空部隊の B-29 が破壊できなかった中島武蔵野工場を たった一回の空襲で破壊し,海軍航空部隊の優越を示した。グアムを奪回すると,ニミッツはグアムに将旗を掲げた。東京大空襲を立案したルメイはニミッツに招かれ,シャンデリア付きの隊舎と正餐に驚いている。いつも生温いコークを飲みながら,隊機の帰還を待っていたと述懐している。

父は陸軍と海軍の仲が悪いのはメシの差と言っていた。九州知覧から出撃した陸軍特攻兵の特別給養は牛乳くらいだったらしい。片道出撃の後,その牛乳瓶に花が一輪手向けられたそうだ。何と悲しい日本の歴史か。どの民族にも悲史はある。ユダヤ族は旧約を読めばわかる。日本の場合,源氏物語でもなく日本書紀でもなく,平家物語かもしれない。

戦前の日中戦争は日本に馬車の認識がなく,いつも不完全燃焼の戦いであった。近未来の日中戦争は航空戦である。しかも空自レーダサイトでは迎撃が全く不可能な巡航ミサイルと大量のドローンが来襲する。元寇の再現は全くないだろう。カミカゼに期待するしかないのかもしれない。空中給油機と早期警戒機を整備すれば よさそうなものだが空自偏重の予算は旧来の利権が許さないのだろう。安倍は指導者失格だな。

ドイツから米軍の補給を攻撃するよう要請があったが,日本はそのような作戦は毛頭考えなかった。
ドイツ日本との開戦時期が早まった米海軍は旧式駆逐艦の英海軍貸与と北大西洋の対独潜水艦戦で手一杯で何と,東西米海岸はがら空きだった。当時の米海軍担当司令官はお手上げだったと語っている。ドイツは潜水艦を地中海に送り,日本はインド洋へ送った。日独両国は合衆国を最強国とみなしていなかったのか。合衆国は必死に輸送艦と護衛艦,さらに護衛空母を建造していた。空母は後回しだった。日本の建造とは真逆だった。「いずも」はどうなのだろう。航空機搭乗員を整備してから,空母でなければならない。話は全く逆だろう。どうせ,いずもの艦長は航空畑ではないのだろう。

日本海軍の空母は大砲屋が艦長だったが,米海軍はエアマーク保持者が空母艦長そして機動部隊指揮官になった。スプルーアンスは例外である。300 km 先の見えない敵と戦うのに水雷屋とか砲術屋が機動部隊を指揮した日本海軍は滑稽でもあった。マリアナ沖海戦を指揮した小沢は何もしなかった,実は何も指揮できなかったのが真実だろう。実際は航空参謀が指揮していたのだろう。その何度も敗けた小沢が軍令部次長を経て海軍総隊指揮官になった。民間会社では考えられない登用である。彼は終戦時のお手盛り人事での大将任官を断り気骨を示した。他の二人は大将に任官した。一人は条約派で対米戦に反対した航海畑の井上,そして航空畑の菅原だった。ちなみに小沢は水雷屋だった。

参考
2018/11/30

石油ファンヒータ点火ミス修理

家人から Dainichi FW-328S 2012 年製が全く点火しなくなったとクレームが出た。構造原理は既知なので分解して,気化器のニードルを取り出すと案の定 表面が炭化していた。
FanheaterrNeedle.jpg 
ガスコンロで加熱して炭化物を燃やした後,本体に挿入してニードルがスムーズに移動するのを確認した。スパーク電極の反対側の燃焼器の金網が炭化していたのでヤスリをかけた。燃焼器の基準電位とおぼしきワッシャの導通を DMM で計ると導通がない。
FanheaterWasher.jpg 
M5とM4の SUS ワッシャを重ね,M4 ネジも交換した。
FanheaterReplacedWasher.jpg 
ついでに内部の清掃をした。綿ゴミが焦げていた。
FanheaterDuct.jpg 
FanheaterDuctDust.jpg 
点火するようになった。所要時間は 3.5 時間 2018-11-18 だった。分解清掃すると メーカの保証外である。修理は当然ながら自己責任になる。固着したニードルを取り出すには先長のラジオペンチとか やっとこが便利だ。私のサイトに在庫しているネジ類をアップしている。1個から通販しています。ご利用下さい。

この気化器は今シーズンはもちそうだが,来期はどうか。石油ファンヒータの使用は冬季のみである。暖房器具の寿命としては短すぎると思う。国内主要メーカは3社の寡占である。ドイツ合衆国のようにパイプラインによる天然ガスが家庭暖房用に安価供給されるのなら,こんな高価な精密気化器に依存しなくて済むのだが。

自動車点火器メーカ
点火器はファンヒータメーカが製造しないようだ。自動車部品会社のダイヤモンド電機が 1984 年にコロナと合弁会社を設立している。

参考
2018/11/09

Win10 Home キーボード新調と 3DCAD

PCを起動したまま放置していると,キーボード入力を受け付けなくなる。正確には遅延だろうか。しかしキーボードが間をおいて応答するのはどうしてだろう。以前,PS2 キーボードを接続したらキビキビ動作したので,PCAT US キーボードで再確認しようとしたら認識しない。この前のテストは廃棄前の日本語 PS2 キーボードだったかもしれない。

この歳になってプログラミング始めたので,キーボードに拘りが出てきた。私の手の大きさではホームポジションだと小指が Enter に届かないが,US キーボードなら余裕である。日本語キーボードだと 'J' から Enter まで6個目であるが,USなら1個少ない。しかし,PS2/USB のUSキーボードが日本で流通していない。

現行の iBuffalo BSKBU11 も BaskSpace,左Shift,スペース,Tab,t,y  の入力確実性がなくなっている。複数回打鍵しないとこれらキーインできない。PS2/USB の両対応のキーボードが少なくなっている。今のうちに購入して置くべきかなと思い,Elecom TK-FCM077PBK を購入した。

しかし,USB/PS2 変換コネクタを介して接続しても認識しない。コネクタを引き抜くと,PCの電源が落ちた。そのせいで TWE による測定でデータ欠損が生じた(9/20)。添付されたコネクタでは認識せず,マウス対応変換コネクタではないとダメなのか。PCの BIOS も関係していそうだ。

そもそも Windows10 Home への無償アップグレードを中断して元に戻しておくべきだった。プログラム動作中の不意の Windows Update に悩まされ続けている。しかし,Win7 に戻すにしても,Visual Studio 2017 Community は Win7 Home Premium となっており,リカバリディスクの Win7 でVisual Studio 2017 の再インストールができるだろうか。

新キーボードは以前と比較して,キートップのガタがなく入力が確実だ。以前の物は特にスペースキーがガタガタだった。仕様には表せない。同じメンブレンでも こうも違うのか。ルータでは定評のある Buffalo だけれども,キーボードは評価試験とかしていないのかな。機械メーカは電器製品を造れるけど,逆はダメだな。しかも Elecom は製造をせず企画だけだろう。価格.com によれば,

Elecom TK-FCM077PBK 発売日:2015年 2月上旬
iBuffalo BSKBU11 登録日:2013年11月27日

だ。メンブレンの部品が性能アップしたのだろうか。iBuffalo の寿命は3年だった。今回も同様だろうだから,キーボードは使い捨てになる。ゴミになるなら,安価で小さい方がゴミ出しが楽だ。これからフルキーボードの購入は止めにする。Arduino の実験も机上のスペースが増えて楽になるだろう。

最後に日本語キーボードのカーソルキー配置について一言。上矢印の真上が End になっており,ブラインドタッチで間違えると,とんでもない場所に飛ぶ。US配列なら空間があって,ミスが少なくなる。昔の人間なので,今風エディタでもマウスを余り使わず,カーソルキーに頼るから,今回の配列はありがたい。ただし DEL の配置が良くない。余得として,マウスのスクロールが速くなった。同じシリアルバスの使用なのでキーボードが不調だと,バス開放とか遅れていたのだろうか。

日本の道路は左側通行,合衆国と反対である。電電公社主導の OADG が JKL 行のキー数をUSと同じにしてくれていたら,Enter がブラインド入力できるのにと思う。日本車は国内向けと輸出ではハンドル位置が異なる。実に多くの改変を伴い,治具も別々に製作しなければならない。組立ラインも異なる。その点,韓国中国車はそのデメリットがない。日本車はやがて英国車のように劣後になるだろう。韓国中国のキーボード配列はUSを踏襲している。どこで日本人はおかしくなったか。

日本陸海軍機の操縦桿の操作方向が逆だった。米軍も陸海軍航空隊は別々だったが,そんな話を聞かない。日本は合衆国の同じ航空機銃をコピーしながら,陸海軍で弾の互換性はなかった。米海兵がガダルカナルを急襲上陸直後,米軍は兵站がタイトで高速輸送艦と駆逐艦によるネズミ輸送をしていた。ガダルカナルに進出した陸軍戦闘機 P-38 と海軍戦闘機 F4F は弾が共通だったが,ラバウルに進出した日本陸軍機三式戦(飛燕)は弾がなく,無用の長物となった。陸自無線は海空自と方式規格が異なり相互に通信できない。旧軍の伝統は なかなか変えられない。普通,陸軍は空軍に優越して空軍を統制下において支援させるのが世界共通である。しかし陸自は航空支援 艦砲射撃を求めるつもりはない不思議な陸軍である。西独空軍ルフトバッフェは優勢な WTO 軍機甲部隊が侵攻して来たら,F-104 が戦術核爆弾を低空で炸裂させる計画だった。自国領土内である。靖国どうのこうのもいいけど,国を守るとは具体的に何から何をどのようにして守るのか。核兵器運用は無理にしても,今の自衛隊は極端な弾不足である。
地点防衛用の「PAC3」(射程20km、新型は30km)も同様だ。自走発射機には16発を積めるが4発しか弾道ミサイル迎撃用のミサイルを入れておらず、不発、故障に備えて1目標に2発ずつ発射するから、1両で2目標にしか対処できない。ミサイル防衛は形ばかり、気休めでしかない。

3次元 CAD
若い頃,CATIA と AutoSerf/AutoMill を触った。今はネット時代なので概念設計とか構想は 3DCAD で提案しないと,自動車業界では相手にされないらしい。別に自動車産業に関係したいわけでもなく,模型飛行機を飛ばしたいだけだ。紙飛行機から既成の発泡スチロール機そしてオリジナルの機体を制作したい。そのモデルを3Dで作図する。何となく FreeCAD が性に合いそうだ。

フリーの CAD は専用のデジタイザを使わない。CADAM/CATIA は専用ファンクションキーボードとか実に人間工学的に考えられていて効率が良かった。ディスプレイにしても Windows のない時代にも関わらず,信じられない程 高解像度だった。私の常用PCは 1600x900 の解像度があるけど,JWCAD で斜め線を描画すると,ギザギザが悲しい。多分 Windows の描画エンジンがショボいのだろうと思う。ディザがないのかな。それともディスプレイのせいかもしれない。

FreeCAD はマルチプラットフォームなので,Linux にして高性能描画エンジンに替えれば,昔の IBM 版 CADAM 位になるのではなかろうか。コンピュータ ど素人の合衆国ピクサーのクリエータが CAD のチューニングできたのだから,私でもできるのではないか。考えが甘いかな。

三菱航空機の納入がまた延期になった。何がトラブっているのだろう。艦上戦闘機烈風を想起させる。トヨタとか三菱重工に学卒で入社すると,製図する事はない。昔から,製図は図工の仕事である。その点,ボーイングとかは若くして図工として入社し,大学で航空力学を学んだりして,翼の構造設計をするようになる。日本だと図工が超音速翼形理論を知っている状況はあり得ない身分制である。東大だと大学院でないと超音速翼型理論の講義がない。転職情報サイトをみると CAD 関連がある。図工案件である。WWII の名機スピットファイア,ムスタングを設計したミッチェルとシュミュードは図工経験者であったが,零戦の堀越は皆無であった。入社したら即,係長である。設計製図を蔑視する気風は根が深い。合衆国では転職を繰り返すマネジャが下積みの主任技師より高給はあり得ないだろう。しかし,日本では CAD もできない,半田付けもできないスキルのない課長と称するマネジャが高給だ。その代表格がソニーであり,トヨタだ。

トヨタ出身者の役員に会うと図面に対する思入れがなく,早くから管理者としての能力が問われる組織なのだろうと思う。図面と言えば,土光敏夫と本田宗一郎のエピソードを思い出す。土光は東芝の社長になっても,タービンの図面を本社に持ち込ませて見たそうだ。エンジンの設計を担当していた入交昭一郎がヘマをした際,オヤジが図面を持ってこいと怒鳴ったそうだ。三菱重工の名古屋製作所は3万枚を超える図面を中国人に盗まれたそうだ。

国立競技場の構想図とか模型を武藤事務総長は実見したのだろうか。眺めたかもしれないが,関心がなかったのか。ベルリン五輪のシュペーアとかヒトラーなら図面そのものに関心があっただろうと思う。ヒトラーは重戦車に 88mm 砲を搭載させる識見があった。伍長と言えども,陸軍参謀本部より1次大戦の前線経験は有効だったわけだ。五輪事務総長は国連の事務総長同様,名誉職なのだろうか。センスのある役人を充てるべきだった。

逆の場合もある。ベトナム戦で名高い自動小銃 AK-47 を設計したカラシニコフは合衆国制作番組によると,製図を知らなかったそうだ。私の指導教授は戦前,東大で火器を専攻していたせいか図面を読んだ。日本の機銃は西欧の民間会社と異なり東大教授とか工廠が設計していた。そのせいか,性能は酷かった。

川重は一次大戦後,潜水艦保有を禁じられたドイツから設計者を招聘して指導を受けた。その再,設計室レイアウトとか図面管理方法を学び,その後大いに役立ったそうだ。開発室とか設計室の様子をみると大体,その会社の勢いがわかるから,どこも非公開である。銀行の融資はそんなところを着目しなければならないのだが,財務諸表の B/S とか P/L ばかりだ。今話題の Tesla も財務ばかりが注目されている。検索したけど設計開発室の様子は全く出てこない。報道によれば,マスク氏は組立自動化より自動倉庫に多大な投資をしたようだ。それが上手く動かず,諦めた。組立自動化はさらに難易度が上がる。日本車の組立は組立工が床下機器を上空に向けて窮屈な姿勢で重力に逆らって取り付けなければならず大変な重労働である。ドイツの組立ラインは自動車自体が反転する。生産治具の設計製作は日本の場合,下請けに任せるが,ドイツは自ら設計する。日本の識者はトヨタ パナの生産技術を賞賛するけど,実際の治具設計製作および生産ライン設計は下請けがやっている。

昔の三星電子は部品の内製化を図る際,プロジェクトチームを編成して徹底的に日本の無名下請け事業者を探索して,装置を買い付けた。キャノン ニコンが製造する半導体露光機に至っては最新鋭機は常に韓国が先行していた。毎日新聞が大阪播磨ベイエリアのパナとシャープの敗退したディスプレイ事業を特集していた。結論は円高としてあったが,それだけではないだろう。製造設備ラインが旧世代でコスト競争に韓国勢に勝てなかった。一方,鉄鋼の新日鉄は自社エンジニアリングなので中韓に遅れをとる事もない。繊維,造船,電子電気の凋落の次は鉄鋼ではなく自動車産業のような気がする。

パナ ソニー トヨタとグローバル化
WBS で世界の家電大手ランキング 20 を表示していた。パナは17,18位だったかな。意外に低い実力だった。実際,北米,インド,欧州ではパナのTV洗濯機冷蔵庫のシェアは低いというか,ないらしい。北米の洗濯機TVは韓国ブランドである。大阪ベイエリアの前提条件がおかしかったか。シャープの親会社ホンハイは北米にテレビ工場を建設するという。かつて日本のTVがゼニスを除いて合衆国の全TV工場を駆逐した。今は韓国が合衆国で日本TVを駆逐した。TVお昼のバラエティ番組で家電量販店内の商品に外国ブランドが多いのに驚いた。滋賀の家電パナ工場は手入れの行き届いた庭と外壁の塗装が目に付くせいか,意外だ。売上も伸びているのにグローバルだと見劣りがする。かつては「まねした電器」と呼ばれ,後発でもシェアを拡大できたのに世界ではモノマネが通用しない。中期投資計画案件をみたら,家電部門は一つもない。そう言えば,パナの家電CMが全くなくなった。滋賀の末端工場が廃業する筈だ。大阪ベイエリアの工場は毎日の記事だと他社の物流拠点のようだが,中期事業計画だとリチウム電池工場に衣替えだ。パナの自動車産業部門の売り上げは家電より多い。家電部門の投資は自動車の半分しかない。今やパナは自動車関連企業だ。知らなかった。

しかし,トヨタの売り上げは28兆5千億あるとは言え,ピークを過ぎた感がある。テスラに賭けたのだろうか。ソニーのゲーム機PSが好調である。Microsoft の新 Xbox がこけたせいだ。かつて合衆国の自動車 Big3 が日本自動車攻勢の陰で政府信用による救済を受けた事があった。家電凋落の次は自動車だろう。石破茂が個人所得を10年で3倍にすると言った。ロイタによれば,「人口が減少するにつれ、縮小する労働人口によって、平均賃金増加率は他の先進経済と同じペースで維持される見込みだからだ」とある。西欧中世のペスト禍は人口急減を招き,農奴の価値が高まり社会変革の元となった。停滞するフランスと同じ成長を得られたとして,社会資本の老朽化をどうしたらいいだろう。温暖化もあり弥生以来のデルタ地帯定住を放棄して,マラリアを媒介する蚊を避けて台地への集約移住を考えたらどうだろう。高地価のデルタ地帯の再開発より安価だろう。合衆国だと旧都市の外縁にニュータウンができてコミュニティが形成される。このままだと,30% の人口減少は首都圏東海を除く畿内も含めて地方が夕張状態になる。
5兆ドルの国内総生産(GDP)と、ドイツとフランスを合わせた規模の人口を有する国にしては、世界最大手を争う巨大日本企業の数は驚くほど少ない。
日本にグローバル企業が少ないのは何故だろう。韓国は K-POP をみれば はなから海外戦略を考えている。上海とジャカルタの地元 AKB はこけた。なんかワールドビジネスに対する国民性の違いかな。合衆国のヤングレポートに相当する物があるのだろうか。しかし合衆国のIT革命はヤングレポートと何の関係もない。民間の自発的なものだ。日本が世界に先駆けて,何が生み出せるだろうか。おそらくお役人の掲げる国策とは関係がないだろうと思う。ただ日本の巨大企業のパフォーマンスが劣っているのは確かなようだ。いろいろ要因はあるだろうが,指導者不足だろう。民族性を考えたら国際競争から脱落するのはやむを得ないのではないか。

1940 年の総動員体制がようやく終焉するとしても,個を重視した教育への転換は一世代要する。お雇い外人を招聘した明治日本のように人材を受け入れるべきだろうが,優れた教授とか学生が訪日してくれそうもない。人材獲得競争にも遅れをとった。
 日本が他の先進国のように移民を受け入れていたなら、国際的に活躍する企業がもっと増えていた可能性はもちろんある。移民は、結局のところ、より大きな目標を抱き、国際的である場合が多い。国際的な事業拡大に資する資質だ。外国出身者は日本人口の2%にとどまっており、他のG7諸国の9─20%を大きく下回っている。  こうした状況はいつか変わるかもしれないが、そうなったとしてもそれは経済的な必要性からではない。人口が減少するにつれ、縮小する労働人口によって、平均賃金増加率は他の先進経済と同じペースで維持される見込みだからだ。  だがそれでも、世界の舞台で薄れていく日本企業の存在感と、安定的な国内の繁栄とのコントラストは、大きな経済上の疑問を提示している。それは、なぜ国をさらに豊かにすべきか、という問題だ。  安倍晋三首相は時に、日本が国際社会で存在感と名声を得るべきだと考えているかのような発言をする。それは、最近では第2次世界大戦当時まで、標準的な目標だった。  世界のトップ企業は、こうした栄光の一端をもたらしてくれる。もし、それが目標であるならば、日本は大敗しつつある。だがいまや、個人の快適さの追求に焦点は移っている。その基準でいけば、日本はいまだに世界の勝ち組なのだ。
ロイタの言わんとするところは,日本は米中と競争しなくても豊かになれるだ。グローバル競争に負けた日本の大企業に日本経済を牽引するパワーはない。パワーがないならかつての軍事力に頼るか,それとも別の道を歩むかだが,日本人の特性からするとそれはあり得ない。全体集団主義で突き進むだろう。世界に稀な過労死をみれば,明かだろう。玉砕,特攻と根は同じなのだ。靖国に集団参拝する国会のセンセイ方をみれば,日本は国家神道原理主義の現実だ。個人尊重は建前である。これがわかりだすのが日本の学校教育だ。大体,小4くらいで日本人なら「村八」の恐ろしさを学んだはずだ。

日本 IBM を含む OADG がUSキーボードと違う配列を選択した心理は,何だろう。中韓は同じ配列だ。「国際」の語句が好きなわりに日本は同化を嫌う。ソニー トヨタの成功は勤勉精神と人口余りの一時期的なものだったか。なんかつまらない結論だ。

参考

2018/11/05

休眠ブログの再開は止めた方がいい?

Hatena への移行に際して,ブログのランキング登録の手間を省くため,ブログ村に登録してある休眠ブログ登録の URL を新ブログに変更したところ,一向に反映される様子がない。ブログ村に問い合わせたら,半日も経たずに回答があった。

指摘は2点。
1)ブログパーツの URLが他のブログになっている
2)休眠ブログはマイナス点が累積されている

1)は私のチョンボ。2)は意外だった。
ブログの投稿や更新をしばらく停止していた場合に、鮮度の高いブログや記事を表示するために、ポイントが自動的に減算される場合がございます。その場合は、しばらく新しい記事を投稿しつづけて頂くことでポイントの減算が自動で解除されますのでご安心下さいませ。減算のタイミングや期間、同じく減算解除のタイミングや期間は公表されておりませんので、まずはできるだけ新しい記事の投稿をお続けくださいませ
Help を丁寧に読まずにいた。昔なら目を通しているのだが,加齢で根気がなくなった。簡明なリスト表示もいいけど,検索するとなるとサブタイトルがあったら親切だと思う。私もサイトを運営しているので他山の石としよう。

その後,記事を 10/11 以来10月末日までアップしたが,新着記事に反映されない。そこで当該ブログを削除して,翌日 新規に同じ内容で登録したら,すぐ反映された。

ついでに,「ブログ村」の代わりに「人気ブログ」も登録して検討してみたが,ブログパーツ機能が貧相なので採用を止めた。

そもそもブログ移行をするのもいい事じゃない。WordPress を使いこなせれば,こんな事でトラブルに悩む事もないのかな。Hatena の広告は大き過ぎると感じる。老人になって,もう今の民放TVの広告には我慢できないのだ。WordPress を勉強した方がいいかな。マイサイトとブログが統合できるが,労力の割りに魅力が感じられない。

参考

2018/11/02

夏時間とオンライン計測

Slip21 は Windows の時刻に合わせてプログラムされている。サマータイムを実施する国で,下図の夏時間がオンだと,サマータイム開始日と終了日の1日が24時間でなくなってしまう。

サーバなら,サマータイムなしでもいいかもしれないが,個人の LAN ならオンだろう。時刻プログラムを UTC に変更してもいいけど,ローカルタイムとの違いが大きい国だと違和感がある。当面は遊休PCを一台用意してもらってオフで使用してもらう。

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日本人も5時に起こしてテレビを見させ、あるいはチケットを売り切るには、生活時間も繰り上げる。競技時間だけ涼しい早朝に設定しても、チケットを買う観客がこなければ、売れ残る。いっそのこと、サマータイムの導入すれば、全て解決すると、思ったのですかね。
経産省はデメリットが大と結論づけていたから,組織委員会に出向している文科省財務官僚あたりの入れ知恵か。事務総長の武藤は財務官僚だった。都知事の小池は反対している。武藤は根回しをしなかったのか。国立競技場コンペとロゴの不手際振りからすると,彼は残念な巡り合わせなのかもしれない。彼は日銀総裁の有力候補でもあった。

大平洋戦争時の陸軍参謀総長の杉山元帥は「便所の戸」と下僚から揶揄されていた。意見がなく,どちらに押しても開くからだった。危機有事に対応できる指導者をどう選抜するか。世襲の指導者ばかりでは米中と競うのは無理なような気がする。明治の制度設計がおかしかったか。

東京の夏時間をさしてメリットのない関西以西に強要しないで欲しい。合衆国は夏時間のない州もある。日本も江戸期は時間がバラバラだった。天皇の鉄道による行幸とともに日本全土に統一時刻が普及した。東京五輪にかこつけて,統制強化を図るのはいかにも官僚の発想だな。維新を発起した山口と鹿児島県民は嬉々として2時間のサマータイムを受け入れるのだろうか。

オリンピック関係者と政府だけが3年間,実施すればいいだけのような気もする。庶民とコンピュータシステムは従来の時間を使う。政府が Microsoft に金を払って,上図のように日本ローカライズに夏時間選択できるようしてもらうか,そのパッチを待つだけでいいような気もする。XP はサポート期限が切れているので Slip21  は好都合だ。

日本海軍は世界のどこを航海しようと日本時間を押し通したように,天皇がこの3年間,東京のサマータイムで全国行幸をするもの日本的でいいかもしれない。県庁,県警,教育機関がサマータイムに変更すれば,中央集権の証にもなる。天智天皇は近江京で水時計を造らせたそうだ。合衆国に工場を保有している企業なら,対応は容易だろう。

臨機応変に対応できない企業団体個人が増えている状況こそ,衰退する日本を表象しているのかもしれない。政府は対応にどれだけ予算を請求するのだろうか。

サマータイムは1次大戦時,ドイツが生産力を上げるために導入されたとは考えさせられる。東京五輪組織委員会は戦前の頭のままで計画運営しているのだろう。メダルを多く獲得し,高い放映権料を払う合衆国だが五輪競技結果に熱狂しないらしい。MLB,NBA,NFLそしてNHLと多くの観客を惹きつけるプロスポーツのせいもあるかもしれないが,欧州中心が気にくわないのだろう。

参考