2019/02/08

イーサネットコンバーター化失敗と通信互換性

古いデスクトップ XP をワイヤレス化しようと,検索したら USB に接続するドングルタイプばかりだ。

当該PCは USB1.1 なので 転送レートは 300 KB/s しかない。昔,有線ルータに Buffalo AirStation をつなげると,ワイヤレス化してゲーム機 PSが接続できた。イーサネットコンバータにすると,LAN 端子から子機として無線が飛ばせるらしい。

イーサネットコンバータ マネジャをインストールした後,無線ドライバをイントール始めると,「製品を取り付けたら,そのまましばらくお待ちください」の表示で止まったままになり,ドライバのインストールができない。Win 10 でも だめもとでインストールすると,マネジャのインストールすら拒否される。Buffalo は何故ドライバの更新をしなかったのだろう。発売時期は 2004 年らしい。Buffalo サイトにはダウンロードすべきドライバがない。

新型だと,他社製のアクセスポイントでも接続できるのだろうか。AP の WPS 設定は忘れないうちに無効にもどしておく。

新型の無線子機 WLI-UTX-AG300 を購入すると,簡単に接続できた。Monowireless の TWE ではシビアだった1Fの対角線上の角,さらに交信不能だった2Fも当然OKだ。無線 LAN は TWE Blue の10倍の無線出力がある。
AirStaion.jpg 

新旧 AirStation を比較すると,機構的にも進化している。内蔵だったアンテナの向きが変えられ,大幅にサイズダウンになっている。添付CDがなくなった。ケーブル2本とケース付きで TWE Lite Red (10 mW) より \1000 以上安価だ。汎用性が大きく広がる。

通信互換性
昔 G3 FAX が普及し出した頃,同じG3通信規格ながら,通信できない。相性とも言うべきものがあった。市場が大きくなり各社が参入すると,先行した大手の FAX 機がデファクトスタンダードになった。公称 3kHz 以下の通信帯に位相変調をかけて伝送する。難しい変調だけども,ICがやってくれるのでさいした問題がない。しかし接続前の挨拶 プロトコルが微妙に違って つながらない。

旧 AirStation の CD 説明によれば,イーサネットコンバータは 「AirStation 親機とつながります」とあったように記憶する。新型は AirStation を名乗らず,無線子機だし,「親機が AOSSS や WPS 方式に対応していることを確認」とあるから,私のような他社製アクセスポイントへの接続は訛りがあると つながらないのかもしれない。

シンセサイザで有名な YAMAHA がG3 G4モデムを出していた。YAMAHA が半導体分野に進出する際,開発設備費は資本金と同額と聞いて,社長は絶句したそうだ。多額の投資をして,ローランドと双璧となり,外国勢を駆逐した。このスタイルを踏襲したのが韓国勢である。メモリ投資事業は兆円の単位になった。

大手半導体メーカが画像チップと一体化して,この種の石はなくなった。京都の村田機械がワンチップ化して,定価10万円以下で FAX を売り出した。販路は何と文房具屋だった。多分,今では1万円以下でも売れないのではないか。その昔,キャノンとリコーが事務機輸出で外貨を稼いだ時期があった。そのリコーがペーパレスで不振に喘いでいる。

Xerox も不振だが,株主は Fuji FILM の買収を拒んだ。GUI を産み出したパロアルトも Xerox 研究部門だった。ここに所属していたアランケイが計算機がパッドになるとのペーパを読んでアホなと思ったが,家人が実際に今 使用している。私は頭が固い。

AI 戦争
便利になる道具に感心するだけでは大した弊害もないが,戦う道具の兵器はそんな訳にはいかない。航空兵器と潜水艦は無人化が当たり前になるだろう。日本海軍の「桜花」も「回天」も誘導兵器に置き換わり,さらにAIが加わる。

ブラックロックのトレーダがAIに置き換わり解雇された。自衛隊の参謀もAIに勝てないだろう。合衆国だったら参謀 vs AI のボードゲーム(図上演習)は既に実施済みだろう。多分,中国と戦争になったらAIとドローンでぼろ負けになるだろう。戦技,学習って何だろう。

特攻兵器回天は潜って進むから,当然ながら前が見えない。回天特攻兵には敵の位置をしる道具 計器がなかった。念力で敵艦に向かったのだろう。回天は横須賀海軍工廠設計である。当時,既に独米はホーミング(音響)魚雷を開発運用していた。単に技術力の問題ではなさそうだ。まさにこれが保守の賛美してやまない靖国精神なのだろう。自衛隊員は特攻を志願してくれるのだろうか。

戦前は漁船の少年が監視艇に徴用されて,成人徴兵海軍兵より戦死率が高かった。陸軍だと沖縄の少年中学生を補給兵として徴用して,戦死率は過半数を越えた。我が国軍は少年の命を粗略に扱った。これからの戦争は政治家,官僚そして教員から徴用する制度に変えないと,この傾向は変わらないだろう。しかし,これは日本は天皇官僚制国家なので不可能である。大平洋戦争では官職のある陸士海兵は優遇され,少年が徴用されて簡単に戦死させている。戦争になると,官民格差が露になる。戦艦大和の特攻でも海兵候補生は退艦させている。この違いを何とも思わない日本海軍だった。海軍の身内は自組織だけで,少年漁船員は考慮の対象ではなかったのだろう。

自衛隊も同じだろう。我々は有事になると,徴用される。酷い目に合うのは覚悟しなければならない。その頂点に安倍と新天皇徳仁がいる。国家制度はなかなか変えられるものではない。今も明治国家が続いている。西欧発祥の Human とは逆の思想が江戸期に発達した影響が大だろう。江戸期,以前に回帰すると,もうそれは日本ではない。

とすると,日本では Humanity が根付かないのは自明とすれば,悲劇を避けるには徹底的に戦争を避けるしかないだろう。これは人間 Human と「神」の問題でもある。生きている天皇を崇める日本以外に,活仏のチベットの他にどこがあるだろう。西欧は宗教革命で王権神授説は捨てられた。日本が現人神を捨てたら,日本ではなくなる。日本陸軍の沖縄における暴虐も現人神だと当たり前か。

明治の元勲達は天皇を「玉」と称していた。俗称である。明治天皇が居眠りをすると,元勲の山県が小突いたとある。世界に類まれな宗教を信じる日本人,生き残れるか どうか。案外,キリスト教 共和国の韓国に圧倒されるような気もする。朝鮮統一を何としてでも阻止しなければならない。これに関して,中国も同じ思いだろう。

参考
2018/12/21

FC2 FTP 一発退場と Xdomain 登録

FC2 無料ホームページの FTP 接続拒否が続いて不便で仕方がない。FC2 の継続を諦めて移転を検討し始めたら,FTP 接続と Javascript 対応しているサーバは殊の外少ない。たまたま FC2 でリアルタイムチャート表示プログラムが可能だったのか。

Xdomain を登録した。利用規約には「サーバーまたはネットワークへ著しく負荷をかける行為」とあるが,2個の 6KB ファイルを7分毎に FTP したら,やはり FTP 停止になるのだろうか。無料レンタルサーバは「サポート対応の対象外」となっているから,FTP を止められて,初めて問い合わせができる。Xdomain は停められたくない。というのは MySQL と PHP が無料で使用できるからだ。

FC2 は過大負荷というよりは,悪質な広告掲載排除と見なしたのかもしれない。FFFTP が使えなくなって FC2 ホームページは放置したままだ。警告なしに,一発退場となった。

ハゲタカファンド
上場したソフトバンクはおよそ 6500 億円の収益を得たようだ。これってハゲタカファンドの手法に似ているような気がする。孫は大したビジネスマンだ。誰も買わなかったボーダフォンを買って再生した。
「実際の価値よりも高い値段で売り、超過利益を得ることができたのは、孫氏の高い交渉力であり、引き受け証券の販売力だろう」とした上で、負けたのは個人投資家を中心にした「買い手」だと話した。
...
ソフトバンクGは、2006年におよそ2兆円を投じ英ボーダフォン・グループから日本法人を買収、国内の携帯電話事業に参入した。上場により、10年余りを経て、資金回収した格好だ。

不動産事業でこけたアスキーのように,彼は不動産に投資しないのがいい。土地に価値を求めない日本では稀有な経営者だ。

起業に際して,自宅不動産の担保を求めるような日本の銀行は,合衆国基準だとハナから論外だ。若くてやる気があるなら,外国での起業の方が優位だろう。しかし,日本人は金持ちだと つくづく思う。

ガダルカナルの失敗と財政破綻
20世紀の最初,日本は身の丈をこえた対外戦争を始めた。日露戦争である。その戦債を引き受けたのが米英のユダヤ系資本だった。当時の米英は既にカネ余りだった。日本もこれから自身が戦争するのではなく戦争をさせて金を得る事を考えなくてはいけない。デフレ解消は戦争が一番だ。F-35 追加購入もその一環だと思えば不思議でもない。朝鮮の権益を守るために遼東半島鉄道権益を得た。満州を守るためとしてシナへ侵攻した。そのうち尖閣を守るために台湾とか朝鮮に出兵するのだろうか。

参謀本部と霞が関
元 NHK 職員の経済評論家が,孫が通信割り当てに際して泣きついたと批評していたが,所詮元 NHK だったと思う。霞が関と丸の内 周辺にいると,案外世情がわからなくなるのかもしれない。

大戦末期の陸軍参謀本部は もっと酷かった。武装解除を求める連合軍に対して,ソ連に接近しようとしていた。近衛文麿は陛下に赤色革命を危惧して奏上したそうだ(左翼の高校教師の受け売り)。終戦に際し,陸軍次官は軍を動かせる職位にあった在本土将官を三宅坂に招集して,「承詔必謹」を自署押印させたそうだ。やはり,参謀本部は叛乱をやる気だったのか。『陸軍省、参謀本部が一本にまとまるためには、署名して将校に 厳達してほしいとの意見が参謀本部第一部長の宮崎周一中将から出された』 とある。

日本陸軍最後の作戦部長だった宮崎はガダルカナル戦参謀を経て,やがて作戦部長に就任して本土決戦を構想し始めた。沖縄と九州放棄の決定をしたのも恐らく彼だろう。参謀本部中枢が早々と本土決戦を考慮し始めてから,玉砕と悲惨なレイテ戦が生起した。敵の侵攻を遅らせる遅滞戦術だったのだろう。国家とは残酷なものだ。一介の参謀が国民を途端の苦しみと死に追いやる。現代の軍事官僚が事務的に国民の徴用計画を立案する。現代戦の特徴である。

しかし参謀本部に梅津と宮崎がいなかったら,どうなっていたか。情勢により阿南陸軍大臣はどちらにも転んだ可能性がある。日本の組織は「空気」で動くのは本当のようだ。国家レベルでもそうで実に怖い。ガダルカナル放棄決定の間に,日本海軍潜水艦は6隻を沈めただけだったが,米海軍潜水艦は62隻沈めていた。日本軍の補給線が最も伸びきっていた頃である。宮崎は東條と異なり先を読んだのであろう。生前の NHK インタビューでは作戦指導に関して上の指示に従ったまでだといかにも官僚の受け答えだった。宮崎作戦部長はどうも補給を最も重要視していたようだ。補給を無視した田中の計画はガダルカナルで頓挫した。田中新一が突出していたわけでもなく,これは淵源を辿れば西郷隆盛の征韓論にいきつく。シナがアヘン戦争来,弱体化していたからこそバクチがたまたま成功しただけだった。

有人の空自 F-35 が無数のドローンに絶望的な戦いをするのはハリウッドの人間対機械の悲愴な戦いを連想させる。日本の空母もあっさり中国原潜に沈められるかもしれない。第2次世界大戦ではポーランド騎兵隊がドイツ機甲部隊に突進したという都市伝説がある。「去らばポーランド」と有名である。ちなみに米攻撃型空母を護衛しているのは前方海域を掃討する攻撃型原潜である。フォークランド紛争ではたった2隻の原潜が広大な海域を封鎖宣言してアルゼンチン海軍を抑えきった。実際問題として日本の空母は,太平洋戦争中,港に逼塞していた戦艦と同様に外洋にのこのこ出られないないだろう。

地方行政整理
来年度の国家予算の外枠が決まった。予算編成は財務省が行い,国会は承認するだけである。日本必衰の予感がする。日本の放漫財政のツケをはらわければならない時期はそう遠くもないような気がしてきた。安倍もいなければ黒田もいない。自公維新勢力でもなさそうだ。国家の財政破綻処理をする官僚が現れてくれるだろうか。地方役人を行政整理しなけばならない。それができるかどうか。明治維新では人口のたった1%だった役人(武士)を切り捨てるだけでも大変だった。鹿児島とか熊本では反乱も起きた。

PrefectureDeposit.png 
上図をみると京都が滋賀と大差がない。京都が貧しいのか滋賀が豊なのか。兵庫と北海道が意外と豊なのは驚いた。千葉埼玉の豊かさは愛知と同等である。30年以上前,京都で働くようになり,下請けの町工場が土間で驚いた。実際の京都は貧しい。これは納得だ。

イタリアは統一したが故に南部を切り捨てられない。北部の富が南部に流れている。統一以前は各都市が分裂していて競っていた。密貿易で潤っていた日本の西国雄藩の時代はとうの昔の話だ。いまでは安倍の地元山口を含めお荷物だ。関東がもっと声を上げてよさそうなものだが,関東の富を貧しい地方に再分配するらしい。かつて京の権門(貴族寺社)体制は関東を収奪する一方だった。

イングランドがアイルランドとの国境に悩まされている。英国民がEU離脱を決めたからだ。イングランドはアイルランドを 800 年支配した。アイルランドのバックにはEUがあるので,イングランドの思い通りにならない。EUの成立は小国の発言力を大きくした。もう西欧列強の思い通りにはならないだろう。英国の後は,イタリアが離脱するのだろうか。過去にキリスト教を背景とした神聖ローマ帝国とビザンチン帝国があった。ハプスブルグ家のカール5世は広大な領地をフランドルからドイツとスペインを統治した。EU本部もベルギーだ。移動の自由を得た欧州民は豊かな地域に移動し,その地域がより一層 繁栄する。貧しかったアイルランドは今やイングランドの一人当たり所得をはるかに凌駕する。EU統合のおかげである。

中枢中核都市
国家が率先して国民の移動を制限するような時代錯誤的な日本の政策は上手くいかないだろう。まあ酷い政策を施行させる安倍が一番のガンだ。しかし,総選挙しても安倍が政権を担うのも事実だ。諦めるしかない。民族国家衰退の見本のような日本ではある。落ちぶれたな日本。かつては身分差別がなくなり,移動の自由を得た豪農層が近代日本を造ったのだが。司馬遼太郎が描いた士族による明治日本建設はウソだろう。無数の人達が失敗するなかで近代日本資本主義が離陸した。日本を列強の一角に押し上げた養蚕業は士族は何一つ貢献していないだろう。競争を否定するような仕組みは良くない。だが争いはいけないと家庭と学校で習う。安倍は代表的世襲政治家である。現代日本の権門体制の中心に安倍がいる。これは日本の DNA みたいなもので変えられないのも事実だ。

追記  2018-12-23

藤井によれば,

河辺虎四郎次長と若松只一次官は,「陸軍は飽くまで聖断に従って行動す」との一文をまとめ,これを杉山元,畑俊六,梅津美治郎,阿南惟幾,土肥賢二,河辺正三が署名して全軍に示した。
とある。集団指導と言ったら,聞こえはいいが国家存亡の戦いにどうだったのだろうか。東條は 1944 年7月22日に予備役になっていた。お役人の世界では現役を離れればただの人らしい。しかし,終戦工作は既に現役を退いた岡田,米内および鈴木の海軍が主導権を握る。ここでも指導者がはっきりしない。院政期と同じである。鎌倉期の元寇における北条氏はどうだったのだろう。そういえば,ヒトラーも後任を海軍のデーニッツに託したと思い出す。

合衆国のトランプが辞任すれば,後任はペンスである。

参考
藤井 陸軍人事 p102
2018/11/23

RedHat 買収と軍情報システム

Linux ディストリビュータの RedHat が IBM に買収された。IBM は独自の基幹システムを世界中に売っているのに Linux を買収した。クラウドとは何かもしらないけど,この技術がシステムベンダに浸透してしまって出遅れたのかな。

根幹技術は DB である。DB のシステム障害で有名なのは新生銀行と ANA がある。両者は何処に丸投げしているのか̪知らないけど,新生銀行のシステム責任者はインド人に責任を押し付けた。トランザクション処理はリアルタイムとマルチスレッドを駆使し,私には雲の上の話である。

ドイツ電撃戦と米海兵水陸両用戦
RedHat の顧客リストに英陸軍があった。兵站がシステムの中心だろう。PLA 人民解放軍も Linux を採用している。陸自は Solaris を採用しているようだ。西欧諸外国ならこの種の労働は軍属であるが,日本に軍属は存在しない。

戦術に通信システムを深化させた最初の軍隊はドイツ陸軍だった。電撃戦の要諦は陸上の車上通信指令者が空軍ルフトバッフェを砲兵の代替として無線運用した事だった。私の指導教授はスツーカ急降下爆撃機の話をしてくれた。よほど印象的だったのだろう。といっても,オリジナルは米海軍急降下爆撃だった。

最近の合衆国仮想戦記物だと,空母赤城からハーケンクロイツのジェット爆撃機が発艦してミッドウェー攻略が成功するストーリが話題になっているらしい。指揮官は南雲ではなくドイツ人提督の設定だそうだ。

陸上部隊間もエニグマ暗号機による無線だった。ドイツ国内は盗聴の恐れの少ない有線テレタイプを使用していた。大平洋戦争中,日本軍はどれも実現できなかった。

米海軍は対地支援爆撃を担当する統制官を上陸指揮艦に乗艦させていた。上陸部隊指揮官が護衛空母群の他に,限定付きながら機動部隊艦載機も統制できたわけだ。一方,気の毒な日本陸軍は海軍空母機の支援はほとんど期待できなかった。水陸両用戦の根幹はドイツ電撃戦同様,航空戦力の対地支援にあった。その認識が浅いが故に,日本海軍はミッドウェー攻略戦では空母4隻とした。真珠湾のように6隻あれば,2隻の艦攻に魚雷を搭載させて待機できたのは自明だった。ニミッツ提督は山本の作戦を酷評している。中国の租界警備から発達した海軍陸戦隊と海兵中心の西欧海軍を継承し,戦間期に大平洋島嶼揚陸作戦を主眼にしてきた米海兵の差だった。洋上燃料補給のできない石炭の時代だと,米海軍は中部太平洋の島々を攻略しなければならなかったが,石油のおかげで もたつく頭の固いマッカーサーを尻目に,島々をバイパスしてあっという間に米海兵はサイパン硫黄島に上陸した。

重油の洋上補給と航空戦力の発達が信じ難いほどの反攻スピードを可能にした。律速は日本の場合の兵站ではなく,米海兵の兵力だった。3個師団を休養,準備演習そして侵攻とシフトを守った。ドイツを撃破するには 200 個師団を想定していたから,太平洋に回せる陸上戦力はないに等しかった。大平洋で失われた日本陸軍師団数を想うと,玉砕した日本軍兵士は奴隷ではなさそうだが,一体何だったのだろう。

大平洋は日本人が考えるような障壁ではなかった。そして空は原爆が立証したようにこれも障壁ではないと理解したはずなのに,防衛は他人事である。我々は不思議な民族だ。

参考
2018/08/03

ルータ回線速度低下と英国光回線普及度1%

ひさびさに回線速度が低下して,公称 100 Mbps が 1.2 Mbps しか出ない。ルータ連続稼働時間は 119 日 6 時間 46 分である。

------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver5.6001
測定日時                           推定転送速度
2018/07/02 20:49:54       1.23Mbps 
2018/07/02 21:35:55       941.69Kbps
2018/07/03 01:55:14       15.55Mbps
2018/07/03 13:11:41       15.53Mbps

0.9Mbps まで低下したが,翌日 15Mbps まで回復した。ルータをリセットすると,通常と思われる速度まで回復した。無線 LAN をアクセスポイントに集約する以前は1箇月で速度低下したから,大分ましになった。

2018/07/03 13:36:54        73.65Mbps
2018/07/05 17:31:01        72.68Mbps
2018/07/06 06:35:49        71.93Mbps
2018/07/08 05:00:52        86.57Mbps
2018/07/12 14:12:17        68.18Mbps

K-opticom の優位性
BNR によれば直近の 20% 点での滋賀速度は 39.09 Mbps だ。1Mbps 以下はユーザ感覚からすると通信障害の感じがするけど,一応常時接続されているので通信障害とはならないのだろう。Wiki によれば,Best Effort とは「いかなる意味でも品質に関する義務を負わないこと」だそうだ。滋賀の場合,光回線は2社くらいしかなく,20% 点では NTT は 18.5 Mbps しかないので回線業者を変更するメリットがない。

NTT の制御装置はどこに丸投げされているのだろう。ISP 制御装置なるものがショボいのか。独占事業体に近いせいなのか,こんなサービスでも時価総額ランキングは3位だ。凄いにつきる。NTT が頑張ってくれないと,K-opticom との競争原理が働かないけど,現状でも十分利益が上がる。新日鐵(経団連)が提唱していた共生調和が当たり前なのだろうか。でも,これは封建社会だな。この通信行政を差配するのは総務官僚である。まあ,NTT は旧ソ連を引きずるロシア巨大企業ガスプロムみたいなものか。光ケーブル敷設距離が伸びても,制御装置がどうなのか。IP インタフェースを読んでも,どこがネックになっているのかわからない。数多く記載されている RFC ドキュメントを読めば,ヒントが得られるのだろうか。それとも速度低下はシステムに内包されているのかな。輻輳が酷くなると,網へのアクセスを抑制するから何がしかの検知と制御をしているのだろう。

テレタイプ文化圏
世界各国の光回線接続契約数の占める割合が興味深い。現金決済のなくなった北欧でも日韓の普及度より,かなり低い。この種のサービスに要する帯域幅は小さいのだろう。

回線速度が1Mbps 以下になったら,接続を拒否するサイトと画像を表示しないサイトに分かれた。広告が全く表示されなくなったのも面白い。古き良き時代のネット環境のようだった。テレビの地デジも放送局が増えたけど,CMも増えた。通信設備投資回収は広告と利用者の回線使用料が支えているのかと思う。合衆国では Disney がマードック傘下の Fox を買収してメディアと放送ネットワークの境がなくなっている。日本では初めから放送はメディアの一部門だった。東京キー局の本社所在地は大体国有地払下げである。ホリエモンがフジ買収に乗り出したのは国家権力のシマに手を出すをようなもので無謀だった。NHK を含め公共性という名の権力トライアングル(政官メディア)である。なかでも毎日新聞の経済記事はこれらの提灯記事で埋まり,余りにも酷い。毎日新聞を読んで投資したら,損になる可能性は 2/3 を超えるだろう。

テレビ東京が制作していた WBS とモーサテの京滋配信がなくなり,月額 \500 のオンデマンドに変更になった。国内の経済トピックスを知るのにはいいけど,出演するエコノミストは提灯持ちばかりだ。短期投資をしなければ,変なバイアスの掛かった解説を見ない方がいいかもしれない。それでも合衆国の経済動向についてチャートを用いて解説してくれるのはテレビ東京と NHK だけである。

WSJ の無料購読期間が満了して Bloomberg を観ている。主要市況のなかで日経 225 と TOPIX 先物が直ぐ分かるのはありがたい。この指標から投資家は朝鮮有事リスクを無視していると分かる。改憲のため,マスコミを含め国全体が北の脅威を過大にヨイショしているのだろう。原油先物表示はない。いろんなニュースが飛び交ったら,マーケット価格の反応を見れば大体わかる。御用解説者より確かである。そのうちAI化された情報を提供してくれるだろう。株式は暴落すれば買いである。そうかと言って空売りするまでの自信はない。商社出身の同僚がいろいろと教えてくれた。
確かにテレビ広告費市場は1兆8000億円の水準を維持しています。しかし2020年にはインターネット広告費に逆転されるといわれています。早ければ来年、2019年にも逆転するかもしれません。
ロイタによれば,光回線普及度は 日本 76.2%,スウェーデン 58.0%,トルコ 18.8%,合衆国 11.8%,ドイツ 2.1%,英国 1% だ。テレタイプの普及が進んでいた国ほど,光化が進んでいないような気がする。日本のインターネット料金は安いという事もなさそうだ。日本の醜悪な空中配線を思うと,通信事業者はアコギ過ぎるのではないか。これは綺麗な公道歩道敷石を平気で切断し,黒のアスファルトで埋め戻すガス事業者も同じではあるが。電柱,地下配管事業者の公徳心が薄いのは何故だろう。つまるところ,公道を馬車が利用して来たかどうかも影響していそうだ。日本は馬車ではなく新大陸発見前の中南米のような駕籠の文化だった。

太平洋戦争時,米軍が来襲する段階になっても,日本全土のテレタイプ化には程遠かった。その頃の欧州は軍もテレタイプを利用していた。レーダによる邀撃もそうだ。ドイツ英国には戦後の空自によるバッジシステムがもう既にあった。東京だけが,有線電話による防空本部への警報システムが出来た頃には,戦闘機温存のため迎撃を控える方針に変わった。B-29 は夜間空襲に切り替わり光学測的が不能なので,飛行高度は全くわからなかった。欧州の夜間防空戦闘の様子はドイツ駐在武官からの報告があった筈なのに,検討していた様子がない。ソ連参戦直前まで,日独間のクーリエはシベリア鉄道で往来は可能であった。日本海軍は南京渡洋爆撃,重慶爆撃をしながら,米重爆に無関心だった。日本陸軍の仮想敵ソ連が戦略爆撃に無関心だったせいか。米空軍はコストに見合わない戦略爆撃を対独日,朝鮮さらにベトナムでも繰り広げた。もう民間人殺傷はエアパワー信奉というよりは,武装の権利といいキリスト教原理主義だ。古代レバントでは信じている部族間の神々の戦いであった。宗教戦争で迫害されたピューリタンが合衆国を建国して,やがて立場を変えて敵国を焼き払う。日本は鬼畜米英の標語の下に戦ったが,合衆国は実にシンプルだった。 Kill JAP である。Jap とは日本兵というよりは日本人である。日本人全体が合衆国民の憎悪の対象になった。その帰結が東京大空襲であり,広島長崎への原爆投弾になった。東條は日本の満州経営の中心人物の一人だった。合衆国は国際連盟アヘン委員会に参加し,国務省の阿片ファイルに東條の個別ファイルがある。
Kill.png 

合衆国財務省の諜報能力は大したものだと思う。上図は戦債を買うように勧めている。東條と岸は満州におけるアヘン政策の中心を担っていたが,合衆国を敵とするなら,かつての英国のように合衆国にアヘンを持ち込むべきだったか。そんな謀略をロシアが今でも実行している。

東條はアヘン政策を推進し清貧に徹した頭の固い将軍だった。合衆国は彼を後に,人道の罪で処刑した。日本も締結批准していた万国アヘン条規に反した将軍らを靖国に合祀したのは,やはり神道の倫理性がショボいのだろう。おそらく昭和天皇も知っていた。日本人の悪とか罪に対する無自覚を思うと,やはり自衛隊に核兵器を運用させるのは危険か。

100 機を越える B-29 が来襲しても,日本の防空戦闘機は会敵率が信じられない程低い。高空での速度は戦闘機と同じだから,反復攻撃は不可能だった。ドイツ防空戦闘機は航続距離が短いにも関わらず,行き返りに2回それぞれ,別のグループが襲った。分刻みの正確なスクランブルと誘導が可能にしていた。投弾後の B-29 の飛行速度は日本の戦闘機速度をはるかに上回ったから,狼戦術は使えなかった。帝都が爆撃されても,日本陸軍最優秀戦闘機は満州に配備されていた。米重爆を舐めていたのか,都市が焼けても仕方がないと思っていたのか。沖縄の伊江島から爆装した米陸軍戦闘機 P-47 対馬海峡を襲い,関釜連絡船の昼間航行は不能になった。夜間はレーダ装備の米潜がパトロールしているからこれも不可能だった。日本海軍は最優秀戦闘機の集中運用を四国松山で実施した。海軍なのに対馬海峡,津軽海峡を守るのを忘れていた。松山を選択した理由は米機動部隊迎撃のためである。300 機を越える艦載機のラバウル,トラック,サイパンで来襲に無力と学習している様子がない。何故,こんなバカげた事が起きるのか。日本の作戦は司令官が立案しない。参謀の会議を重ねながらつめていく。バトルブリテンだと,チャーチルは2人の司令官に全権を委任した。迎撃をしながら,報復のための爆撃兵団の整備を進めていた。布張り4発重爆である。搭乗員養成がボトルネックだった。逆にドイツは戦闘機生産低下もなく,搭乗員不足で敗けた。日本海軍は敗戦を早めるために航空特攻を始めたようなものだった。チグハグな作戦計画はつまるところ,日本海軍首脳の頭には皇統護持につきたのだろう。天皇のために湊川に散った楠正成を範としていた。組織のために代償を払う。太平洋戦争ですら指導者を選べなかった日本が有事に際して,うまく対処できるだろうか。3.11 は原子力保安院とはじめとする官僚機構が無能だった。チャーチルは自分の無能さを自覚していて,軍事を軍人に丸投げしていた。海軍に干渉してシンガポールに派遣した戦艦2隻が沈められた。出撃した戦艦は不利を自覚してか,舷側は筏が多数吊り下げられていた。沖縄出撃の戦艦大和の筏の話は聞かない。艦長はフネと運命をともにするから,水兵も死ねの心境だったのか。陸軍大臣,参謀総長を兼任した東條首相は無能だったのか,それともこれだけ権力を集中しても撤退戦というか事態の収拾を出来なかったのは何故だろうか。海軍の暴走か。ガダルカナル攻防戦,マリアナレイテ決戦はどうみても,陸軍が海軍に引きずられた。今の自衛隊も陸海空バラバラだ。陸自にしても 3.11 を経験しても核即応チームの創設がない。大手電力会社の2018 年 4-6月期の燃料費が前年同期比 314 億円増えた。中国四国九州および沖縄が赤字になった。電力料金の値上げが避けられないだろう。原発危機対処に陸自が防御できないとなると,やはり戦争同様,巨大複雑過ぎて日本人には不向きかなと思うようになってきた。

悪の問題をどう考えるか。日本だと恥を知れ。それに良心もある。社会は信頼関係がないと,金の貸し借りもできない。日本が学んだのは官僚に悪の意識もないし,良心もない。戦後官僚の犯罪で罪を悔いたのは防衛事務次官くらいしかない。国家意志の凄みだ。

追記 2018-08-20
モーサテはなくなったけど,びわ湖放送 BBC が WBS を 11pm に放送している。

再追記
測定日時: 2018/10/24 20:06:50 18.85Mbps
測定日時: 2018/10/24 20:11:29 59.50Mbps

参考
2018/05/28

Ruby ファイル共有とルータ稼働日数

Windows 10 Home 上の Ruby 2.4 で LAN 越しに XP ファイルにアクセスしようとするが,上手くいかない。検索しても,Samba とかばかりだ。試しに TCP/IP 経由でもダメである。自身の仮想ドライブ上のファイルも不可である。PATH が通っていないせいかと思い通したがダメだ。コマンドプロンプトから仮想ドライブに移動し,素の Ruby を実行するとOKである。どうも Ruby 自体の問題ではなく Eclipse なのだろう。いくら何でもこれはないだろうと思うが,Linux が主対象だから仕方がないのか。そういえば,Linux はマウント操作が必要だったと思い出した。

Ruby on Eclipse は Windows パーティションで切ったドライブを操作対象とするとアクセスできない。昔の DOS の感覚でドライブを増やすのはマルチプラットフォームの Eclipse では御法度なのだろうか。 

Windows 7 の時はどうだっただろうか。思い出せない。昔のバックアップソフトは今でも Windows XP にアクセスできている。.NET Framework を用いてコーディングしたら何の問題もないが,VS2010 以外のMSツールでは主目的の XP SQLite アクセスコーディングがどうにもならない結果となってしまった。Slip21 自体を改変する事にした。

ワイヤレスと外部Pingを止めたルータ稼働日数
脆弱性が酷いワイヤレスルータを有線に限定してから快調である。114 日 21 時間 54 分 22 秒 連続動作している。これまで1箇月経つと,アホになっていた。ワイヤレス接続はアクセスポイントに担わせている。家人が繋がらないと不平を言われる事もなくなった。ゲーマの親父がルータをいじりだすとルータが止まるのが結構ネタらしい。その辺のルータはサーバを設置したり,息子のヘビーユースを家庭用ルータでは想定していない。検索したら,高価な NEC 商用ルータでも止まる。負荷を廉価器で分散させるのは正解だった。ギガビットルータも有線専用の方がいいのではないかと思う。合衆国発のイーサネットは偉大だ。

SQLite IOアクセス時間
兵器の場合,多目的用途は安くなるようで,実際は高くつく。合衆国の標準局 NBS は兵器のスタンダード化から始まった。日本のようなお上による度量衡統一目的ではない。互換性があるから,安い機器でネットワークが組める。将来的には Windows LAN もなくなるのだろうか。公式サイトだと Windows 10 Home は ¥19,008 だ。誰が新規購入しているのだろうか。Microsoft が Ruby に冷淡に思えるのは考え過ぎだろうか。
Win10-7read-sql.jpg 
上図はローレベルファイルI/O時間の比較でWin10 は Win7 より半分ほどの速度だ。Unix と同様 DOS もあらゆるデバイスをファイルとして取り扱うから,Windows 10 のキーボードレスポンスが遅い理由も納得した。ソフトを公開しているので Windows 10 でのデバッグをしているけど,Windows 7 に戻したいくらいだ。

嘉手納にカナダ軍の P3C が飛来した。NATO 各国の海上哨戒機は相互リンクができるのだろう。海自も護衛艦は米艦とリンクできるから,海自の P3C と米艦とのリンクもできるはずだ。しかし,海自は陸自とリンクができない。これをおかしいと思わないのがおかしい。変な軍隊になったが,歴史をみれば日本陸海軍はバラバラだったから日本伝統でもある。

ノルマンジ上陸作戦では,上陸部隊支援火器および空軍では破壊できなかった海岸砲台を駆逐艦が近接して破壊した。多分,光学照準による直射だったのだろうと思う。かなり危険な任務だ。日本海軍は明治来,「陸上砲台とは撃ち合うな」が鉄則だった。伝統墨守の海自は,海岸防備に関心がないのだろう。日本の海岸は見事に石油タンクおよび精製所,鉄鋼プラント,原子力を含めた発電プラントが海中からの巡航ミサイル攻撃に無防備である。日本人が自覚して海岸防備を固めたのは古代大和政権,鎌倉政権および明治だけである。仕方がないだろう。清朝に至っては,倭寇の略奪を阻止するため,海岸から領民を内陸に移動させたくらいだ。しかし,これは遊牧,牧畜民の知恵である。有事危機対策の基本はヒトが移動避難するのが原則だろう。沖縄戦では全く失敗した。島嶼防衛の要は簡単に粉砕される歩兵の駐屯ではなく,住民の避難が第一義である。

そのうち空自は海中発射巡航ミサイル迎撃は空自の任務ではないと言い出すのだろう。大平洋戦争中,海軍次官は米潜に輸送船を沈められ,360 隻の海防艦がないと航路帯を維持できないと内閣に開き直った。その当時,対潜海防艦は1隻もなかったから開いた口がふさがらない。お役人とはこんなものという見本だろう。その次官とは大和特攻の司令官伊藤整一であった。

参考