2017/01/21

AVR USART と ADC 機能は mega だけ?

充電器の充電流測定記録に AVR ATmega8 を使用している。この ADC の内蔵参照電圧は 2.56V と大きく,400mV のピーク電圧測定にはレンジが過大である。レンジに合わせ差動アンプのゲインを変えるには抵抗部品がかなり増えてしまう。もしくは高精度2.5Vリファレンス電源 LT1009CZ を抵抗分圧して外部参照電圧として使用するか。しかし価格が¥377 とマイコンが買える値段だ。

ATmega8 を他用途に転用する目的ができたので,まず手元にある ATtiny2313 を使おうとしたが ADC がない。共立電子で入手が可能な AVR を調べてみた。

                     ADC            USART I2C
ATmega8        2.56V          yes     TWI 現在取扱なし
ATtiny48         1.1V            x        TWI
ATtiny45         1.1/2.56V    x        USI
ATmega168A   1.1V            yes    TWI

USART 機能があるのはどうも mega シリーズだけのようだ。V-USB の手法によれば AVR の I2C ポートを用いて USB デバイス機能を実現できるようだが,Teraterm のような古典的なターミナル通信ソフトは見当たらない。PCと異なりタブレットとかスマホは内部に USB シリアル変換デバイスを包含しているのだろうか。

AVR 特有の USI はプログラムを付加すれば I2C マスタとしても使えるようだ。

参考
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