2014/10/20

レアメタルを食い尽くす車載リチウムイオン電池

日経によると,リチウムイオン電池向けの正極材材料を2.2倍の生産能力に引き上げる設備投資するそうだ。リチウムイオン電池は性能がいいけれど,価格は高い。そのネックになるのは材料がレアメタルで高価だからだ。リチウムもニッケルもいろんな材料に使われる。ニッケルはステンレスなどの特殊鋼と硬貨に欠かせないし,リチウムは原子炉および核融合に必須だ。蓄電池に大量に使用して浪費にならないだろうか。リチウムイオン電池は海自の AIP 潜水艦蒼龍への搭載が検討されたが,高価で見送られた。

まあ,リチウムイオン電池搭載のハイブリッド車が日本中に駆け回っているのは日本が豊かな証でもあるが。この電池は都市資源でもある。

住友金属鉱山は20日、約200億円を投じてリチウムイオン電池向けの正極材材料を増産すると発表した。磯浦工場(愛媛県新居浜市)などで2015年末をめどに、月産能力を現在の2.2倍の1850トンに引き上げる。同社が正極材の材料を納入するパナソニックが米テスラ・モーターズの電気自動車(EV)用の電池生産を増強していることに対応する。

 磯浦で増産するのは正極材材料となるニッケル酸リチウム。約150億円を投じ、現状で月850トンの生産能力を同1850トンに引き上げる。

 ニッケル酸リチウムの原料となる硫酸ニッケルも、播磨事業所(兵庫県播磨町)で約50億円を投じて設備増強し、生産能力を現状の2.3倍の年4万5千トンに高める。


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