34トンXバンドレーダ航空輸送
米陸軍の北朝鮮ミサイル監視用Xバンドレーダが小松基地からトラック輸送された。本体は34トンあるそうだ。米本土から小松に空輸された。東京大空襲の際の B-29 は6トンを搭載して,サイパンテニアンから飛来したけど,どんな輸送機で34トンのレーダを運んだのだろうか。太平洋戦争では米海軍が中部太平洋を押し渡ったが,今は極圏コースで北太平洋を一気に米空軍が横断する。空自の F-15 も同様に,逆方向に米本土にフェリー飛行する。朝鮮有事の際にも,米空軍は本土から,三沢に進出する。沖縄の米海兵基地の重要度が下がるわけだ。上海を台湾と沖縄の軍事力で海上封鎖しても,日本のように干上がる事はない。逆に,中国の潜水艦戦力は日本の原油,LNG および石炭 輸入路防衛の脅威になり得る。対潜哨戒機として,無人化した UAV を海自は採用しないのだろうか。石油が途絶する可能性を考えたら,日本のエネルギ安全保障上,原発は欠かせないだろう。
日本海軍が真珠湾を奇襲した時には,既に米陸軍は移動用警戒レーダをオアフ島で運用していた。その警戒レーダは日本機を探知したが,いろいろと錯誤が重なって,警報が発令される事はなかった。
Xバンドは 9GHz の周波数だ。こんな高い周波数で気象の影響とかを受けずに,ミサイルの検知が出来るのは凄い。今の射撃レーダも高周波数らしい。今の艦砲だったら,多分初弾から命中するだろう。中国艦の海自に対するレーダ照射の危険さの意味はそんなところにある。かつて,戦艦大和の遠距離光学照準による射撃は逃げる米護衛空母に対して,命中弾は一発としてなかった。
米軍経ケ岬通信所(京都府京丹後市丹後町)に配備されるミサイル防衛用移動式早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」の本体を搭載したトレーラーが20日夜、航空自衛隊小松基地(石川県小松市)を出発した。21日早朝にも陸路で同通信所に到着する。同通信所は近畿地方で唯一の米軍基地で、搬入完了に伴い、12月からのXバンドレーダー本格運用へ準備が加速しそうだ。
20日午後9時すぎ、パトカーに先導され、米本土から空輸された長さ約13メートル、重量約34トンのTPY-2レーダー本体の搬送が始まった。一般道の信号はすべて青信号に切り替え、厳重な警備態勢で京丹後市へ向かった。
一部の市民団体や住民団体は、京丹後に米軍レーダーが配備されることに反対し、レーダーによる環境への影響や基地建設についての情報公開の不十分さを指摘している。
レーダー搬入について、在日米陸軍司令部広報室(神奈川県・キャンプ座間)は「保安上の理由により、装備の移動方法や予定日時を公表することはできない」と、京都新聞の事前取材にコメントしていた。
防衛省によると、Xバンドレーダーは弾道ミサイルの探知や追尾に特化したレーダーで米国が開発した。日本での配備は2006年6月の米軍車力通信所(青森県つがる市)に続いて2基目。
在日米軍は22日、米軍経ケ岬通信所開設に伴う米陸軍第14ミサイル防衛中隊の発足式を予定している。ジェイソン・オルブライト司令官以下、軍人・軍属約160人が任務に就くとされる。
日本海軍が真珠湾を奇襲した時には,既に米陸軍は移動用警戒レーダをオアフ島で運用していた。その警戒レーダは日本機を探知したが,いろいろと錯誤が重なって,警報が発令される事はなかった。
Xバンドは 9GHz の周波数だ。こんな高い周波数で気象の影響とかを受けずに,ミサイルの検知が出来るのは凄い。今の射撃レーダも高周波数らしい。今の艦砲だったら,多分初弾から命中するだろう。中国艦の海自に対するレーダ照射の危険さの意味はそんなところにある。かつて,戦艦大和の遠距離光学照準による射撃は逃げる米護衛空母に対して,命中弾は一発としてなかった。
米軍経ケ岬通信所(京都府京丹後市丹後町)に配備されるミサイル防衛用移動式早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」の本体を搭載したトレーラーが20日夜、航空自衛隊小松基地(石川県小松市)を出発した。21日早朝にも陸路で同通信所に到着する。同通信所は近畿地方で唯一の米軍基地で、搬入完了に伴い、12月からのXバンドレーダー本格運用へ準備が加速しそうだ。
20日午後9時すぎ、パトカーに先導され、米本土から空輸された長さ約13メートル、重量約34トンのTPY-2レーダー本体の搬送が始まった。一般道の信号はすべて青信号に切り替え、厳重な警備態勢で京丹後市へ向かった。
一部の市民団体や住民団体は、京丹後に米軍レーダーが配備されることに反対し、レーダーによる環境への影響や基地建設についての情報公開の不十分さを指摘している。
レーダー搬入について、在日米陸軍司令部広報室(神奈川県・キャンプ座間)は「保安上の理由により、装備の移動方法や予定日時を公表することはできない」と、京都新聞の事前取材にコメントしていた。
防衛省によると、Xバンドレーダーは弾道ミサイルの探知や追尾に特化したレーダーで米国が開発した。日本での配備は2006年6月の米軍車力通信所(青森県つがる市)に続いて2基目。
在日米軍は22日、米軍経ケ岬通信所開設に伴う米陸軍第14ミサイル防衛中隊の発足式を予定している。ジェイソン・オルブライト司令官以下、軍人・軍属約160人が任務に就くとされる。
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