盗難電力ケーブル単価
京都新聞によれば,大規模太陽光発電施設の電力ケーブルが盗まれている。ケーブル単価が気になり,計算してみた。
300メートル(約146万円相当) \4867/m
約650メートル(約260万円相当) \4000/m
約2千メートル分(約300万円相当) \1500/m
手持ちのカタログによると,屋内家電機器に使用される電線断面積 0.75mm2 2芯だと\221/m,5.5mm2だと,\796/mだ。28mm2の3芯だと\5420/mの価格になる。ちなみに28mm2の電線の許容電流は80Aだ。電柱上のトランスは6.6kVから100Vに電圧変換している。メガソーラーの送電設備は何ボルトなのだろうか。
発電設備の警備は無防備だったという事か。メガソーラーは多分,金網製のフェンスで囲まれているはずなので,警備会社に委託するより,番犬を発電所内に放しておいた方が安く効果があるかもしれない。今でも,合衆国の軍施設とりわけ核施設では軍用犬が活躍している。陸自には番犬はおらず,歩哨だけだ。盗難にあったメガソーラーは近くにあるので,何かのついでに変電設備の様子をみて来ようかと思う。
中世の頃,西欧の貴族は息子が生まれ少年の頃になると,犬を与えた。日本でも奈良朝までは,犬飼専門の役人がいたのだが,平安になると,朝廷から犬を飼う習慣が失せた。合衆国の豪邸には犬がつきものだ。ペットの他に,泥棒の多い国なので番犬の意味が今でもあるのではないかと思う。
「大草原の小さな家」ではジャックという名の犬がいたなと思い出した。子供の頃,鶏を飼っていた農家では鶏小屋近くに犬を飼っていた。鶏を襲うイタチ除けだった。余り抑止効果はなかったようだ。
つくづく,日本は水と安全はタダなのだと思う。
滋賀県野洲市と高島市で22日、大規模太陽光発電施設(メガソーラー)から銅製の送電用ケーブルが盗まれているのが相次いで見つかった。警察が窃盗事件として調べている。
同日午前9時20分ごろ、野洲市吉川のメガソーラーで、ケーブル計約300メートル(約146万円相当)が盗まれているのを、施設を運営する京セラの関連会社の男性社員(47)が見つけた。施設では9月30日にもケーブル約650メートル(約260万円相当)が盗まれているのが見つかっており、守山署が窃盗事件として調べている。
同署によると、盗まれたのはケーブル8本(1本38メートル)。前回盗難の際に切断された残りの部分で、敷地内に置いた金属製の箱に入れていた。施設は無人で、同社の社員は1日に現場を確認した後、訪れていなかった。停電などの影響は出ていないという。
また同日午前11時ごろ、高島市安曇川町下小川のメガソーラーで、ケーブル約2千メートル分(約300万円相当)が盗まれているのを管理会社の男性が見つけ高島署に通報した。同署が窃盗事件として捜査している。
同署によると、盗まれたのは直径約2センチの銅線ケーブルで、20本(長さ約100メートル)が切断されていた。施設は面積約3万4千平方メートルでフェンスで囲われており、2カ所の出入り口は施錠されていた。被害は北東側に集中していた。最後に点検した9月24日午前11時ごろまで異常はなかったという。
産経新聞 10月22日(水)12時29分配信
滋賀県彦根市内の大規模太陽光発電所内で、送電用の銅製ケーブルが切断されているのが見つかり、県警彦根署が21日発表した。同署の調べで、ケーブルは長さ4・2キロ分(重さ4トン)がなくなっており、被害額は約1300万円。同署は何者かがケーブルを切断して盗んだとみて、窃盗容疑で捜査している。
同署によると、17日午前9時半ごろ、同発電所の発電がストップしているのに管理事務所内の従業員が気付き、現場を見に行ったところ、太陽電池のパネルと送電設備などをつなぐケーブルが切断されていたため、110番通報した。発電所の周囲には高さ2メートルのフェンスが設置され、出入り口は施錠されていた。
300メートル(約146万円相当) \4867/m
約650メートル(約260万円相当) \4000/m
約2千メートル分(約300万円相当) \1500/m
手持ちのカタログによると,屋内家電機器に使用される電線断面積 0.75mm2 2芯だと\221/m,5.5mm2だと,\796/mだ。28mm2の3芯だと\5420/mの価格になる。ちなみに28mm2の電線の許容電流は80Aだ。電柱上のトランスは6.6kVから100Vに電圧変換している。メガソーラーの送電設備は何ボルトなのだろうか。
発電設備の警備は無防備だったという事か。メガソーラーは多分,金網製のフェンスで囲まれているはずなので,警備会社に委託するより,番犬を発電所内に放しておいた方が安く効果があるかもしれない。今でも,合衆国の軍施設とりわけ核施設では軍用犬が活躍している。陸自には番犬はおらず,歩哨だけだ。盗難にあったメガソーラーは近くにあるので,何かのついでに変電設備の様子をみて来ようかと思う。
中世の頃,西欧の貴族は息子が生まれ少年の頃になると,犬を与えた。日本でも奈良朝までは,犬飼専門の役人がいたのだが,平安になると,朝廷から犬を飼う習慣が失せた。合衆国の豪邸には犬がつきものだ。ペットの他に,泥棒の多い国なので番犬の意味が今でもあるのではないかと思う。
「大草原の小さな家」ではジャックという名の犬がいたなと思い出した。子供の頃,鶏を飼っていた農家では鶏小屋近くに犬を飼っていた。鶏を襲うイタチ除けだった。余り抑止効果はなかったようだ。
つくづく,日本は水と安全はタダなのだと思う。
滋賀県野洲市と高島市で22日、大規模太陽光発電施設(メガソーラー)から銅製の送電用ケーブルが盗まれているのが相次いで見つかった。警察が窃盗事件として調べている。
同日午前9時20分ごろ、野洲市吉川のメガソーラーで、ケーブル計約300メートル(約146万円相当)が盗まれているのを、施設を運営する京セラの関連会社の男性社員(47)が見つけた。施設では9月30日にもケーブル約650メートル(約260万円相当)が盗まれているのが見つかっており、守山署が窃盗事件として調べている。
同署によると、盗まれたのはケーブル8本(1本38メートル)。前回盗難の際に切断された残りの部分で、敷地内に置いた金属製の箱に入れていた。施設は無人で、同社の社員は1日に現場を確認した後、訪れていなかった。停電などの影響は出ていないという。
また同日午前11時ごろ、高島市安曇川町下小川のメガソーラーで、ケーブル約2千メートル分(約300万円相当)が盗まれているのを管理会社の男性が見つけ高島署に通報した。同署が窃盗事件として捜査している。
同署によると、盗まれたのは直径約2センチの銅線ケーブルで、20本(長さ約100メートル)が切断されていた。施設は面積約3万4千平方メートルでフェンスで囲われており、2カ所の出入り口は施錠されていた。被害は北東側に集中していた。最後に点検した9月24日午前11時ごろまで異常はなかったという。
産経新聞 10月22日(水)12時29分配信
滋賀県彦根市内の大規模太陽光発電所内で、送電用の銅製ケーブルが切断されているのが見つかり、県警彦根署が21日発表した。同署の調べで、ケーブルは長さ4・2キロ分(重さ4トン)がなくなっており、被害額は約1300万円。同署は何者かがケーブルを切断して盗んだとみて、窃盗容疑で捜査している。
同署によると、17日午前9時半ごろ、同発電所の発電がストップしているのに管理事務所内の従業員が気付き、現場を見に行ったところ、太陽電池のパネルと送電設備などをつなぐケーブルが切断されていたため、110番通報した。発電所の周囲には高さ2メートルのフェンスが設置され、出入り口は施錠されていた。
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