2014/11/27

マツダ車もタカタ製エアバッグ?

日経によると,「全米リコールが実現すればホンダ、マツダ、米フォード・モーター、米クライスラー、独BMWの車が対象になる」,と伝えている。今,マツダに何処のエアバッグを取り付けているか問い合わせている。多分,国内産のタカタ製なら大丈夫かもしれないが,車の部品はグローバル調達だから,国内生産のマツダ車でも,メキシコ産インフレータを使用しているかもしれない。

代替品は極めて困難だから,多少不安のあるエアバッグを付けたまま,使用しなければならない。ホンダおよびマツダは北米リコールを優先するから,国内製造のタカタ製エアバッグは自動車メーカの取り合いになるだろう。新車販売とリコールのどちらを優先するか,ホンダとマツダの判断が注目される。

合衆国ではエアバッグの不具合というよりは欠陥により,金属片が目に突き刺さり失明事故が起きている。幸いにして,目とか耳とか重要な器官は複数あり,死亡にも至らなかった。片目失明のリスクと原発再稼動による放射能被曝事故のリスクはどちらが大きいだろうか。とりあえず,タカタ製を採用しているホンダ,マツダの新車購入は少なくとも,半年ないし1年は見送るのが賢明かもしれない。中古車はよほどの拘りがない限り,ホンダとマツダの購入は止めるべきだ。家族を考えたら,つまらないリスクはよけた方がいい。

さて,米国人はエアバッグによる失明のリスクとエアバッグの機能を殺す事による死亡リスクをどう考えるか。気になるな。

参考
タカタに全米でリコール強制 米当局、エアバッグ問題で


補足
心配性のアメリカ人なら,サングラスを兼ねて保安用ゴーグル(眼鏡)を掛けるかもしれない。第二次世界大戦の戦闘機乗りは皆,ゴーグルを着用していたなと思い出した。Amazon でみると,案外と安い。眼は大切な器官だ。防護しなきゃ。

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