2017/05/03

LAN 接続XP機に AVRWRT インストール

AVR ライタ問題はどうにもならなくなり,元の AVRWRT を XP から起動する事にした。常用機と LAN 接続されているサーバ機はXPだからだ。しかしXPですら,AVRWRT のドライバインストールはすんなりいかなかった。

インストールできるもののデバイスマネジャをみると,感嘆符が付いている。説明をみるとデジタル署名の不適合だそうだ。署名無視に変えても状態は変わらず,当該ドライバを削除した。XP のデバイスドライバのデジタル署名を無視する設定に変え,AVRWRT 添付のバッチファイルを使用して再インストールようとしてもうまくいかない。諦めかけて6回目くらいのトライで,OSに選択をまかせインストールしたら上手くいった。AVRWRT を起動させターゲットをチェックすると,BitBang ではできなかったターゲットの認識もOKだ。実際に,書き込みロードすると新プログラムが作動した。

XPから Windows 10 ファイルが見えない
しかし,ロードファイルを共有化してXPから Windows 10 アクセスしようとしてもできない。XPから Windows 7 のフォルダは見えるものの Windows 10 はダメだ。世の趨勢に合わせ,常用機を Windows 10 にバージョンアップしたものの私の場合,何のメリットもない。仕方なく先の書き換えは XP に転送した。Atmel Studio7 の作業フォルダをXPに変えた方が手間が省けていいだろう。

純正 AVR ライタ
今回の発端は Studio7 が Windows 10 Home Anniversary に変えたところ起動しなくなった事だ。AVRWRT のデジタル署名回避も Anniversary ではできなくなった結果,新ライタのトライとターゲットの配線変更を繰り返した。AVR プログラミングをする機会が多いなら,Atmel 純正ライタがいいだろうと思うが,生産中止らしい可能性もある。業務用のPCなら今時,xpだと仕事にならないだろうが,ゴミ扱いになっても全ての廃却は止めた方がいい。私のように保管庫サーバにしてみてはいかが。

Windows 10 Home Anniversary 未対応デバイスドライバに振り回された1箇月だった。ネット情報を頼りに自作ライタを漁ってみたものの,OS とターゲットは限られた動作実証のみのせいか,私の ATmega8 と OS の Anniversary が上手くいかない要因の一つかもしれない。個人でマイコン開発をやるなら,やはり開発環境とターゲットをデファクトスタンダードにしないとと結局,時間の浪費になるのか。
 
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コメント

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こんばんわ」

こんばんわ!! Panda43です。
私もPCのOS問題で結構苦労しました

最終的に落ち着いたのが今使ってるOSにVirtualBoxをインストールして
クライアントOSはWin XPを使用して環境を整備しています
これが結構便利で、スナップショット機能を使うと色々な環境をどんどん作る・・・
だめなら削除する。
ヴィルスに感染しても元に戻せるなど
何でもやり放題です
一度試してみてはどうでしょう???
ちなみに無料で使用できます。

VirtualBox

仮想マシンだと,デバイスドライバの相性回避は難しいと思います。

Panda43 さんコメントありがとうございます。