2015/10/23

定電流回路なし制御トライ 7

デジカメの電池は2本使用する。カメラ内部では直列回路になっているからといって,充電の際の充電池直列はよくない。充電池にバラツキがあり,同じ電流を流したとしても,充電完了時間は異なる。しかし並列充電の場合,充電回路が複数必要になる。

最初,定電流で動作させ,充電停止電圧 1.4V になったら回路を閉じる回路を実際に動作させると後者が支配的だ。定電流回路は1分も機能しない。30kHz 程度で FET がスイッチングするとわかっているので,FET ゲート回路の常数を変更して定電流回路を省いた回路をトライしてみた。結果は見事に発振する。電源まで変動する。電池は抵抗でもなければコイルでもないから,うまくいかないのは当然の帰結か。

2個目の回路を配線して,実際に NiCd を充電させると,充電波形は大きく異なる。同一の充電池を別個の充電回路で動作させ電流波形を観察すると,一方は 140mA 相当が流れ,他方は三角形波形の間欠動作となり,等価電流は 27mA にしかならない。

ゲートドライブ回路の有無とか,常数にしても異なるところが何箇所かある。何が原因なのか,ついでに回路の簡略化もついでにしながら,検討するつもりだ。
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