8 充電流波形の異同
2本の充電池を個別に充電する回路構成としている。後から組んだ回路が所期の目的に合致したので,先に組んだ回路による充電流波形を同じようにしようと回路の構成と差異を少しずつ変えたけど,結局,同じ充電流波形が得られなかった。配線の取り回しの影響だろうか。周波数もそんなに高くないので不思議だ。ついでに電源電圧の影響もみて,4.85V まで下げられるようになり,当初目標の5V駆動が可能になった。確認方法は,電流検知抵抗の両端電圧を DSO で測定し,その電圧降下を Math Measure で読んだ。充電流波形は異なるけれども,その Duty は新旧それぞれ 56% と 57% になり,それなりに妥当ではないかと思う。
オペアンプの出力電流を 1mA で設計したけど,5V駆動のトランジスタ 2SC1815 を数 kHz でドライブすると波形が歪む。負荷抵抗を 2.2kΩ に統一した。
先の電流駆動 FET のゲートに抵抗を付加して波形を意図的に鈍らせたけど,その必要性はなかった。充電池には誘導抵抗がほとんどないのでサージが発生しないのは当たり前だ。
充電の進行にともない,充電波形とりわけ駆動波形が大きく変化するのは面白い。充電池理論特性に知見があれば,意味を見出せるのだろうけど,変化についてコメントしようがない。電流波形は一様,矩形,三角形そしてコブ状になる。駆動波形は実に複雑な形状から,パルス状に至る。この推移は何らかの充電池内部変化に対応しているのだろうと思う。
オペアンプの出力電流を 1mA で設計したけど,5V駆動のトランジスタ 2SC1815 を数 kHz でドライブすると波形が歪む。負荷抵抗を 2.2kΩ に統一した。
先の電流駆動 FET のゲートに抵抗を付加して波形を意図的に鈍らせたけど,その必要性はなかった。充電池には誘導抵抗がほとんどないのでサージが発生しないのは当たり前だ。
充電の進行にともない,充電波形とりわけ駆動波形が大きく変化するのは面白い。充電池理論特性に知見があれば,意味を見出せるのだろうけど,変化についてコメントしようがない。電流波形は一様,矩形,三角形そしてコブ状になる。駆動波形は実に複雑な形状から,パルス状に至る。この推移は何らかの充電池内部変化に対応しているのだろうと思う。
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