2016/03/01

ファンヒータの机下暖房

膝下が寒く,特につま先が耐えがたく冷たくなる。その対策として,いくつか考えた。10年経過したファンヒータ内部の様子をサイトにアップした。

  1. ダクト(自然,強制)
  2. 電熱器具(足温器,電球)
  3. ファンヒータの移動

検索したら,足温器は高価でしかも売り切れだし,スイッチの切り忘れもしくは過熱による火災の恐れもあるのでボツ。ホームセンタに煙突を販売しているかどうか問い合わせたら,トタン製はないけどステンレス製ならあるという。ファンヒータの机下への移動は経費が発生しない。難点は液晶表示が反射式なのでペンライトの外光を照射しないと表示が見えない。燃料カートリッジの出し入れの際,少し移動させなけばならない。熱風噴出し口が左側にあるので奥側を暖めるには右側へ置かざるを得ない。不都合があれば,煙突のエルボで対処するつもりで試した。つま先の保温と踝が熱風に曝されるのを避けるため長靴を履く。これは使用した初日から左側が水漏れしたチャイナ製のビニル靴だ。水漏れのする靴でも役に立った。

机は長尺なので椅子を左側に移動させた。パソコンのディスプレイは遠くなるが,老眼なので気にならない。しかもDSO (Digital Storage Oscilloscope) が正面になって画面の視認性が高まった。古い DSO なのでコントラストが余り良くない。

ストーブは固定して使用するという固定概念があったけど,移動する暖房器具は火鉢を考えれば,貧弱な日本家屋には適しているのだろうと思う。私の遠戚の農家の暖房はペチカであった。冬休みに泊りがけで遊びに行くと実に快適だった。私の父も当時は,めずらしいボイラ炊きの温水暖房を導入した。これからは床暖房がいいだろうと思う。電気工事を含む床暖房工事をしたら DIY だと違法だろう。温水暖房がOKで床暖房がNGか。素人がやるには温水の配管工事の方がはるかに困難なのによくわからない行政だ。

日本の官僚が設計した満州の首都新京は水洗トイレ,暖房は温水供給だった。日本が戦争に負けて帰国した満州育ちの子供が日本の家は何でこんなに寒いのかと驚いたと手記にある。朝鮮家屋は床暖房だった。

草履文化をみても,日本の生活文化は南方がルーツなのだろうと思う。聖徳太子とか天智天武天皇は何を履いていたか。鎌倉期の武士は足袋に草履だった。日本の講談ものでは秀吉は信長の草履とりとされる。全く信憑性がない。しかし,小泉純一郎は学生時代に下足番をして政治家の仲間入りをした。どこまで本当かどうか。老舗料亭の下足番は政治家の靴から体調がわかったと言う。

北方のモンゴルは靴文化だ。といって椅子の生活でもない。パオのなかではどうしているのだろうか。遊牧民ベドウィンはサンダル履きなのだろうか。シリア難民の靴をみたらサンダル履きは一人もいない。イラクはサンダルだ。どこかにその境界はあるのだろう。

HeaterBoots.jpg

参考
ハウス栽培用防滴ワイヤレス複合温度センサ
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