回線速度低下と非常用メールソフト
しかし,OOKLA のスピードテスト画面も表示しない。測定開始しても結果不能の表示が出た。Ping により,パケットロスを計ってみると,損失が発生し,応答時間も遅い。

一応,つながってはいる。Web 版 Gmail を起動させ,時間がかかるものの受信トレイをみると,Cman からのメッセージがないので,サーバは応答している。そのうち Google 検索が動作するようになったので,BNR で計ってみたところ,
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver5.6001
測定日時: 2016/02/17 11:25:19
回線/ISP/地域:
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 0Kbps (0KB/sec)
2.NTTPC(WebARENA)2: 0Kbps (0KB/sec)
推定転送速度: 0Kbps (0KB/sec)
上り(アップロード)速度テスト結果
データ転送速度 3.81Mbps (476.42kB/sec)
アップロードデータ容量 1000kB
アップロードに要した時間 2.099秒
測定日時 2016年02月17日(水) 11時27分
利用ブラウザ: Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/48.0.2564.109 Safari/537.36
Ookla はダウンロード速度が異常に低下すると,計れないという事がわかった。正常に戻っても上下とも 20Mbps 前半の速度にしかならない。ルータをリセットすると,速度が回復するのは以前から知られている。しかしリセットすると,IPアドレスが変更になり,外部から私のサイトへアクセスが一時的にできなくなる。新IPアドレスが Cman に伝わるのに数時間要するから,頻繁にルータをリセットするのは避けたい。とりあえず,2箇月に一回,ルータをリセットしようかと思っている。
Ping によるパケットロスは常用PCと回線事業間の発生だから,ルータの問題ではなく回線品質低下だ。これは事業者を変えるしかないが,NTT に変えて向上する確証も保証もない。K-opticom は関電の子会社で設備増強状況は末端ユーザに一切,明らかにしない。設備増強状況を知るには総務省にアクセスするしかない困った会社だ。これは通信自由化前の郵政省時代からの閉鎖体質がそのまま残っているとしかいいようがない。
総務省は旧自治省と郵政省の利権を有する巨大官庁になった。本省の役人が副知事で出向すると運転手つきの公用車が提供される。警察とか自衛隊でも事情は一緒だ。運転手は外部委託ではなく,正式な終身雇用の公務員だ。これは江戸期藩主の駕籠担ぎが世襲家臣だった時代の名残だ。今では,日本は豊かになり地方局長とか部長でも正式公務員の運転手付きだ。李朝期の官僚は馬(ろば?)に乗り,手にするのは筆だけとして誇りを感じていた。そして有事とか危機に何ら対処できなかったのは史実が示している。残念ながら,日本の役人は江戸期よりも劣化しているとみなしてよさそうだ。江戸期の上級武士は世襲職により,算盤,銃砲,馬術あるいは蘭学とかの実学に通じていた。それが,昭和期になると東條大将とか杉山元帥になると,軍人なのにまともに拳銃の操作もできない。彼らは軍人ではなく軍事官僚だった。今の陸自高級士官のなかで,どれだけライフルを操作できる幹部がいるだろうか。兵器の代わりに文章作成で出世した人が今でも,多いだろうと思う。海自だと操艦ができないだろう。原子力保安院の役人が何の支援もできなかったのと同じだ。
非常時には,輻輳を避けるとして通信帯域の制限がかけられる。3Mbps くらいの通信速度がないとブラウザメールは直ぐ応答しないとわかった。非常用のメールソフトとして,ブラウザなしで動作する Sylpheed をインストールした方がいいだろう。
避難バスを運転できない,非常時に役に立たない役人を雇う意味があるのだろうか。先の公用車運転者は緊急時に避難バスの運転ができるのだろうか。できてもしないような気がする。韓国の公務員と一緒だろう。高校生が大勢,水死したフェリーの沈没事故では公船が直ぐ出動しなかった事が知られている。言い訳は艇長の不在だ。台湾が米陸軍航空機の空襲を受けたとき,日本海軍戦闘機は迎撃できなかった。出撃命令を出せる士官が不在だったからだそうだ。
それに引き換え,旅客機が着水した合衆国ハドソン川の救出劇を見ると,国民性というか,民族性の違いを感じる。
NTT の滋賀における FTTH 回線数は 137700 (H26) から 149344(H27) に増えている。東西 NTT ともケーブルの埋設化は全く進んでいない。これは国民性だから仕方がないな。日本の無電柱化率は笑えるな。原発再稼動させたら,電力会社の設備投資も容易になるのに困ったものだ。国民が自国にイケズして何の得があるのか。
参考
BNRスピードテスト
My FTTH line speed records
K-opticom サービスの安全かつ安定的な供給に取り組んでいます
NTT 電気通信設備の状況
無電柱化小委員会
追記
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定日時: 2016/02/19 03:27:45
1.NTTPC(WebARENA)1: 948.2Kbps (117.79KB/sec)
2.NTTPC(WebARENA)2: 613.37Kbps (76.23KB/sec)
推定転送速度: 948.2Kbps (117.79KB/sec)
ルータ稼働時間: 60 日 14 時間 27 分
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定日時: 2016/02/25 03:16:09
回線/ISP/地域: K-OPTI.com ホームファイバー / ご利用回線の事業者と同じ / 滋賀県
1.NTTPC(WebARENA)1: 20.25Mbps (2.53MB/sec)
2.NTTPC(WebARENA)2: 20.43Mbps (2.55MB/sec)
推定転送速度: 20.43Mbps (2.55MB/sec)
データ転送速度 11.62Mbps (1.45MB/sec)
アップロードデータ容量 1000kB
アップロードに要した時間 0.688秒
測定日時 2016年02月25日(木) 03時16分
ルータリセットするも,IPアドレス変更なし
121.81.238.165
10 分
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定日時: 2016/02/25 03:23:35
回線/ISP/地域: K-OPTI.com ホームファイバー / ご利用回線の事業者と同じ / 滋賀県
1.NTTPC(WebARENA)1: 33.86Mbps (4.23MB/sec)
2.NTTPC(WebARENA)2: 68.21Mbps (8.52MB/sec)
推定転送速度: 68.21Mbps (8.52MB/sec)
データ転送速度 12.86Mbps (1.60MB/sec)
アップロードデータ容量 1000kB
アップロードに要した時間 0.622秒
測定日時 2016年02月25日(木) 03時25分
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