栽培ハウスの天井高と日照時間

NBO が松阪市のトマトハウス栽培を採り上げている。工場の廃熱を利用している。これは滋賀のイチゴ栽培でも試みられている。この記事の印象深い点は，ハウスの天井高さだ。「広さは20アールで天井までの高さが6～7メートルと大きく、実際のハウスと同じ環境で栽培を試験できる点にある」とある。

私の母もトマトを栽培していたが，その背丈は摘める限界高さであって，実際の効率が良くなる高さは7mなのか。トマトは日照を求めて高く高く成長するのであろう。そして松阪市の年間日照時間は 1957 時間だ。私の故郷は 1700 時間しかない。このビジネスモデルの付加価値は冬期に光熱費を抑えて出荷できる事だろう。

ハウスを高くできるなら，床面積を抑えられる。これは盲点であった。あとはどれだけ手抜き，人手（人件費）を下げられるかだろう。何を栽培するかによって，ハウスの形状は著しく異なる。勉強になりました。

参考
浅井雄一郎はトマトで三重から世界に挑む