2016/03/22

充電回路箱加工

事前検討
今使用している充電回路の電池ホルダから電池の出し入れは片手ではできない。電池ホルダの固定と回路全体を箱に入れる事にした。以前加工中にクラックが発生した 500 mL の容器を検討したら,按配がよさそうだ。
ChargerBox.jpg

写真は基板をフタにネジ止めした状態だ。

電池を取り出せなくなるホルダ
ChargerBoxAhoBAT.jpg

このホルダの取り付け穴を内部から M2.5 のネジを通すと,ネジ頭が壁に干渉して通らない。底に M3 のメネジを切ってもいいけど,肉が薄く取り出しの際,荷重に耐えられそうもないアホな設計だ。さらに Toshiba の NiMH を挿入したら,私の爪が剥がれるのではと思うくらい固いハメアイだ。どうも中国の電池は細身のようだ。

穴加工
ChargerBoxKegaki.jpg

基板取り付け穴ピッチを精確にケガクのは得意ではない。基板の型紙を利用する。型紙は CAD の JWW を使用した。久しぶりに製図しようとしたら,起動はするもののファイルを読み込めない。Windows XPと7では,どうも初期設定が違うようだ。Windows 7 は親でないと,作図ができない。数時間なやんだ。

電池ホルダ取り付け状態
ChargerBATbox.jpg

電池ホルダは2本の単3直列ホルダがあるので,これを1本用にリード線を半田付けした。以前にも同様にしたが,半田付けができず圧着端子のネジ止めした。電極のメッキ状態が微妙に違うのか,目視ではわからいけど表面が劣化していたのかわからない。まず電池ホルダにガイド穴として,キリ 2.0 で明けた後, 千枚通しを用いてフタに穴位置を現物合わせでセンタを合わせた。ポンチはクラックが入るので厳禁だ。ネジ穴は 3.5 のキリを通した。穴加工は卓上ボール盤があると便利だ。

電池と電極の接触不良を起こすので仕切りのリブをペンチで取り除いてあったホルダだ。

完成状態
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フタに取り付けのは,トリマの調整穴と電源線を通す穴を明けるのが面倒だからだ。フタの開閉は簡単なので不便を感じない。
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