シールドケーブルは伝熱路?
恒温槽試験により,3台のワイヤレス温度センサには余り器差がないと確かめられている。ただ,相対誤差は小さくとも絶対誤差はいまひとつわかっていない。高感度温度センサをリファレンスとして絶対誤差を確かめようと思っている。
マイコン AVR 発熱量
発砲スチロールの箱を利用した恒温槽自体は温度制御していない。よって外乱となる熱源を恒温槽内部に持ち込みたくない。高感度温度センサの消費電力は極小だけれども,マイコン AVR は前に記したように 55mW 生じる。1時間経つと,198J 消費する。これは 47.5cal に相当し,100mL の水を約 0.5℃上昇させる熱量だ。高感度温度センサを机上に置くと,蛍光灯スタンドの輻射熱にも反応する。
放熱路
前回動作確認した USB シリアル変換ケーブル長は 1.8m あり十分の長さがある。しかしケーブルが太く 5mm径 恐らくシールド線だろうと思う。AVR ライタの USB ケーブルはシースルでシールド網線が見える。これは 4mm 弱だ。電線の導体とシールドの材質は銅だから熱伝導は極めていい。恒温槽としては熱の出入りが生じて好ましくない。基板に半田付けしていた温度センサを取り外し,基板と 72cm のバラ線で接続した。
サーミスタの消費電力
雰囲気温度が変わると,電気抵抗が大きく変化する感温抵抗体のサーミスタがある。石油ファンヒータとか幅広く使用されている。定格消費電力は 100mW もある。測定対象が微小熱容量だと,何を計っているのかわからなくなりそうだ。
連続運転結果
高感度温度センサを基板から取り外し,ケーブル接続するために連続運転を中止した。その画面を示す。ステータスバーに現在時刻,運転開始日時 (HH:mm 日付)および連続運転時間を表示する。

参考
NTCサーミスタ
マイコン AVR 発熱量
発砲スチロールの箱を利用した恒温槽自体は温度制御していない。よって外乱となる熱源を恒温槽内部に持ち込みたくない。高感度温度センサの消費電力は極小だけれども,マイコン AVR は前に記したように 55mW 生じる。1時間経つと,198J 消費する。これは 47.5cal に相当し,100mL の水を約 0.5℃上昇させる熱量だ。高感度温度センサを机上に置くと,蛍光灯スタンドの輻射熱にも反応する。
放熱路
前回動作確認した USB シリアル変換ケーブル長は 1.8m あり十分の長さがある。しかしケーブルが太く 5mm径 恐らくシールド線だろうと思う。AVR ライタの USB ケーブルはシースルでシールド網線が見える。これは 4mm 弱だ。電線の導体とシールドの材質は銅だから熱伝導は極めていい。恒温槽としては熱の出入りが生じて好ましくない。基板に半田付けしていた温度センサを取り外し,基板と 72cm のバラ線で接続した。
サーミスタの消費電力
雰囲気温度が変わると,電気抵抗が大きく変化する感温抵抗体のサーミスタがある。石油ファンヒータとか幅広く使用されている。定格消費電力は 100mW もある。測定対象が微小熱容量だと,何を計っているのかわからなくなりそうだ。
連続運転結果
高感度温度センサを基板から取り外し,ケーブル接続するために連続運転を中止した。その画面を示す。ステータスバーに現在時刻,運転開始日時 (HH:mm 日付)および連続運転時間を表示する。

参考
NTCサーミスタ
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