2016/06/19

発熱抵抗は水平取付が妥当か

自作した1V以下の定電圧発生器の損失が大きく,供給電圧を6Vにしたせいか電源表示 LED の電流制限抵抗が熱い。写真の LED 脇の垂直取付の抵抗だ。会社では実務に精通した主任技師は抵抗の垂直取付を放熱が良くないと嫌った。実際のところ,どうなのか調べてみると真偽は不明だ。手元にある
 Heat Transfer では引用文献により,結果が異なっている。
CVledResistor.jpg 

写真中の抵抗に流れる電流を算出してみると微々たるものだ。電源電圧を昇圧した結果,LED の輝度が増した印象が,発熱をチェックする指がリード線に触れるせいだろうと思う。抵抗胴体には指が太くて入らない。逆にリード線は高熱になり放熱効果が高いともいえる。しかも金属だ。

日本の大学教科書は理論ばかりで,実用に役立たない本ばかりだ。電気機械でこんな状態だから,生化学はさらに酷い。読んだことはないが,日本の経済学の教科書はおそらく最悪ではなかろうか。昔,テレビをみていたら中国の学生が勉強している経済の本は英書だった。授業でつかわれているテキストなのだろうか。カビのはえた経済書を読んで卒業した日本のビジネスマンと中国のビジネスマンでは質が違い過ぎるのではなかろうかと思う。

ロイタによれば,世界の技術エクセレントカンパニー 100 社中,日本は 40社を占める。これはかつての1950年代の合衆国と同じ立ち位置だ。合衆国は優位の技術を保有しながら,その後日独の追い上げに苦しんだ。冷戦,ベトナム戦争,国内分裂(人種差別問題)がさらに足を引っ張った。その結果,長い長いスタグフレーションに苦しんだ。日本は人口減少に伴うデフレだ。江戸期はデフレが当たり前だった。1930年代のデフレはその活路を大陸に見出そうとしたがドイツ同様,挫折した。

現代日本に中国と対峙するようなパワーはない。英国のように金になるなら,多少嫌な隣人だが親交を深めるべきだろう。外交は英国とタイが参考になる。しかし,中国が対英とか対タイ投資のように,はたして日本に投資してくれるかどうか。例えば,中国が東電を買収するといったら,わが国民はどんな反応をするだろうか。

合衆国は日本がロックフェラーセンタビルとかハワイの不動産を買い漁ったとき,鷹揚だった。バブルがはじけ,どちらも合衆国は買い戻した。中国の賢い経営者は日本投資を考えない可能性の方が大きい。そちらの方が深刻だと思わないか。

参考
Heat Transfer p.333
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