吊り穴加工
私の使用している鋸には吊り穴がない。中華製熊手も買ったら,吊り穴がなかった。ハンドドリルで明けようかなと思案していた。ボール盤を屋外に持ち出し明ける事にした。Daiso に木工用のドリルが売っていたので試してみた。金属用のドリルと違い切れ味がいい。刃先をみると,研磨してある。Daiso の鉄工ドリルは刃先が研磨されていない。Daiso の購入担当者はこの違いについて何も知らないだろうか。
柔らかい木材用が研磨されていて,硬い鉄用が研磨なしとは不思議な商社である。日本の伝統工具には吊り穴がない。フック Hook が外来語で普及している事からして,道具を吊る習慣がなかったのだろう。合衆国のドラマをみると,父親のガレージとか地下室には多様な工具が吊られている。
ある中小企業にいったら,多種の圧着工具がベニヤ板に形状をマジックでなぞって定位置になるようにフックされていて感心させられた。使うのはパートのおばちゃんとか開発者もいるだろうから,リーズナブルだ。ボーイは大体,父の工具を無断で持ち出し,だめにする。私もそうだった。温厚な父は怒ったり,殴ったりはしなかった。合衆国ドラマだと,拳がとんでくる。鉛筆を削る小刀の研磨方法は父から習った。昔,包丁の研ぎ方を子供に伝授しようとしたら,小ばかにされた。。。道具工具に全く関心のない子供もいる。
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