2017/08/07

構造改革と行政整理

安倍首相の支持率が急速に下がった。ロイタは構造改革の先行きに懸念を表明している。戦略特区が獣医師学部の増設とは随分矮小化されたと思う。戦略とは内向きではなく,本来,外向き例えば台頭する中国にどう対抗するかという方針を示す。戦前の帝国国防方針のようなものだ。

それはさておき,規制緩和をすれば自然と構造改革は進展する。補助金を助成しなくとも民間は先行きが有望だと思えば投資する。明治の頃,鉄道建設は民間の方が積極的で地方で建設が進んだ。主に豪農が投資したのだ。別に政府とかが推進したわけじゃない。幕藩体制の名残の名士を中心に政府とは関係なしに建設が進んだ。

問題は明治の頃は地方に投資家がいたけれど,今や日本の投資資金の大半は東京に集中しており,地方に金がない。地方にベンチャが起業しようとしたら資金は東京から引っ張ってこなければならないほど,地銀とかは投資しない。地銀は国債を買っている。

ロシアフランスのような中央統制官僚主導資本主義国家になってしまった日本では,地方に投資するのは好事家でもない限り皆無である。そんな事言っても始まらないから,とりあえず中央の行政整理から始めたらどうだ。規制官庁の文科省と経産省は解体すればいい。加計問題渦中の官僚が両省出身者とは何かの因縁だろうか。
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