2017/11/20

多言語表示 Web サイト制作ポリシー

国内市場が期待できない三菱日立パワーシステムズの Web サイトにアクセスしてみた。言語は日本語,中国語,ドイツ語および英語である。Region によりサイトを分けている。欧州は英国とドイツに拠点がある。英国のコンテンツは寂しい。
三菱重工業は31日、南アフリカの火力発電所建設で発生した損失の負担額を巡り、日立製作所との仲裁を日本商事仲裁協会に申し立てたと発表した。日立に対する請求額も約907億7900万ランド(約7743億円)と従来の額に約110億円を積み増した。三菱重工と日立は2014年に火力発電事業を統合し「三菱日立パワーシステムズ」を設立した。問題となっているのは統合会社設立前の07年に日立が南アで受注した石炭火力発電所の建設事業。大型ボイラーの納入コストの負担割合を巡り両社の意見が対立している。
MHPSの出資比率は三菱重工が65%で日立が35%。日立時代に受注した南アのプロジェクトについて、統合後に発生した損失も日立側が全額負担すべきだとする三菱重工に対し、日立は出資比率に応じた負担を主張している。三菱重工は「両社協議による解決に至らなかったことから、仲裁手続きに紛争解決を付託せざるを得なかった」(広報部)とした。日立も同日、「三菱重工との協議による解決に向け、今後も真摯に対応していく」とのコメントを発表した。

サイトも今,三菱と日立間でもめている南アプロジェクトの中東アフリカ地域はない。アジアサイトから元の日本サイトに戻れない。Google によれば,相互リンクを張らねばならない。

蛇足
ドイツに本社のあるサイトは実によくできている。資本金は三菱日立パワーシステムズの 1/100 以下のオーダだろう。三菱日立パワーシステムズも最も期待される地域と言語に合わせて Web ページを制作した方がいいかと思うのだが,日本語が最も充実している。日本の会社はなぜ手間をかけないのか。私が若い頃,中東 ASEAN には日本製発電プラントが多く輸出されていた。

聖書はヘブライ語で記述されている。翻訳はまずギリシャ語から始まった。ちなみにイエスの話語はアラム語,彼が生れ育ったガリラヤのような地域はギリシャ語も普及していて,雑婚もすすみエルサレムからは辺境扱いだったらしい。聖書はギリシャ語版,後に正典となるラテン語版,さらに欧州各国語に翻訳された。多言語表記が半ば当たり前だった歴史的背景があるせいか。王族は多言語理解が当たり前だった。例えば,ドイツから輿入れしたロシア皇帝エカテリーナ2世はドイツ語,フランス語,ロシア語,そして教養語としての古典言語を理解した。古代最初の無慈悲なアッシリア帝国ですら,粘土板は多種多言語だった。西欧帝国は多民族多言語を包容した。イングランド王族が常用話語を英語に変えるのは英仏百年戦争後である。

日本はかつて Empire 帝国を名乗っていたのに朝鮮語教育を抑圧し,公教育は日本語だった。中華帝国思想をまねたのであろう。これを本朝思想という。世界の中心はシナではなく日本だという儒教の一派である。朝鮮の官僚儒家は行政文書は漢文で作成し,漢詩が素養になっていたから,漢文の代わりに倭文とは屈辱であったろう。その代わり,源氏物語のような自国語での世界的文芸作品は産み出せなかった。その韓国が最近,幼稚園からの公的英語教育開始を定めた。英語は母音が多いので言語中枢がやわらかい内に,特に男子に有効だと思う。

中韓の反発がある靖国精神について,当の靖国神社は英語だと,
Yasukuni Shrine is a place to commemorate in a manner of Shinto, a traditional Japanese faith and a place for all the Japanese to show their appreciation and respect to those who died to protect their country. The spirits of these deceased are the object of worship at Yasukuni Shrine. Therefore, the shrine has completely different nature from that of tombs where bodies or bones of fallen soldiers are buried.
とあり,死者を悼むセンチメントは薄い。戦死者を崇拝とも言っている。靖国例大祭に多くの代議士が参拝する動画が世界に配信される。この英語の説明を読む限り,彼らは追悼のためとは思わないのではないか。War Shrine と呼称されても仕方がないか。自衛隊の戦死者は靖国に祀られるのだろうと思う。朝鮮戦争での掃海任務に従事した日本人戦死者は靖国ではなく,金刀比羅宮で慰霊祭が行われるようだ。

何で,appreciation という即物的冷たい表現したのだろうか。意図的なのだろうか。まるで奴隷か傭兵を連想させる。西欧人なら日本兵はオスマンのイエニチェリ,マムルークかと思うかもしれないと妄想する。

イスラエルの小学生は高学年になると,律法(旧約聖書モーセ5書)を読み始める。日本の教育勅語は戦後,廃止になって籠池の幼稚園くらいになった。せめて,古事記くらい原文を音読させてもいいのではないかと思うが,そんな機運はないようだ。やはり,祝詞は神官,神主の専有なのだろうか。靖国例大祭の祝詞理解は素人には無理なようだ。歌会と同じようなものか。我々は神道の祝詞を知らない。これは西欧宗教改革以前の隷属民と同じ境遇かなとも思う。奴隷はヒトではないので宗教の対象者ではなかった。

appreciate と appreciation を聖書検索したら皆無だった。worship だと 254 件ヒットした。靖国神社の神官は聖書に全く無知なのだろうと思う。原爆を2発投下されても,その敵の精神には全く無関心なようだ。3発目もあるかもしれない。聖書文献学の田川がヨハネ黙示録について,興味深い指摘をしている。

原爆の技術開発責任者のオッペンハイマが破壊のインドシバ神に仮託したけど,本音はどうだったか。私には旧約のロト伝説とヨハネ黙示録が思い起こされる。田川の解説を読んで,さらにその念を深くした。ありていに言えば,異教徒,異端者は絶滅対象だ。実際に,合衆国郵政公社はキノコ雲の切手を発行予定していた。恐いなキリスト教。お隣の韓国は3割がクリスチャンだ。これも不気味だな。北朝鮮が崩壊したら核設計製造技術およびノウハウが韓国に Transfer 技術移転されるのは至極当然だろう。敗戦したドイツの弾道兵器の技術は米ソにすぐさま移転された。核武装の検討準備をした方がよくないか。朝鮮半島統一国家による核武装には何が何でも間に合わせないと,民族の怨念とキリスト教精神で核の報復があるかもしれない。右翼が信奉する現人神は何の役にも立たないだろう。隣人ほど怖いものはない。

英国の仮想敵は長らくフランスだった。英仏百年戦争から対ナポレオン戦争までを概観すればわかる。ドイツの台頭になって親仏に転じた。朝鮮がどんな外交政策を打ち出すか,私にはわからないけど,反日侮蔑政策は国是だろう。侮蔑は無視すればいいけど,統一朝鮮の核の脅威はどうしようもないのではないか。英仏がともに核兵器を手放さないのは何故か。何がしかのヒントにならないか。

参考
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