2018/02/19

M3 メネジ加工

ヒートシンクにあるトランジスタを押さえる板バネの押し付ける力が弱く頼りない。適切な力でトランジスタを押し付けないと接触による熱抵抗が大きくなってしまう。
Tap.jpg 

ボール盤で 2.5 のキリを用いて,下穴を明けた。写真にあるようなタップ回しがないと,加工はしんどい。素人は半回転ではなく,1/3回転くらいで慎重にネジ切りをした方がいい。タップは簡単に折れる。接触面積の減少を嫌い面取りを避けたけど,カエリが発生してバリ取りに手間がかかり良くなかった。最後にM3 ビスの頭が干渉するのでキリ8で無理やり干渉部分を削った。締結ネジはスプリングワッシャ付きのセムスねじだ。

通シネジを切るなら,先タップがあれば十分である。M3 より小さくても大きくても,メネジを切る自信がない。材質も軟らかい樹脂,アルミ黄銅の限定だ。5年に一回もネジ加工しない。機構部品は全て外作にお願いしていた。

このヒートシンクは顧客からの依頼でパワーアンプに使用するつもりだったが,先述の問題があって樹脂ケースのパネルを鉄板化して放熱させたので不要になった。

ネジ加工の思い出
幼児の頃,水道工事が自宅周辺で行われ,その敷設工事とネジ切りを見るのが楽しかった。それは今でも変わらず,配管屋のバンに備え付けのモータネジ切り盤はゾクゾクする。

ネジ加工は発熱する。イングランド工廠での砲身のネジ加工熱から,ジュールが仕事と熱の関係について考察したのは有名な話だ。日本人は火縄銃の尾栓にネジを初めて見出した。世界中で使われる道具の類は大体西欧由来だ。ネジも西洋の偉大な発明だ。
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