サンプルがない MySQL
MySQL を Windows Home にインストールして,サーバの起動をコマンドラインで確認できたので,データにアクセスしようとサンプルを探したがない。Firebird には Employee があった。
検索したら,自身でコマンドライン入力してデータを作成している。本家の Tutorial をみたら,いきなり Connecting to and Disconnecting from the Server である。何と敷居の高い事か。データベース零から始める状況は一般には,皆無に近い世界なのだろうか。考えようによっては,単純な事をするので,これで済むのか。別世界に行けば,それに合わせるしかないか。
普段、サーバの構築や運用などを行う際に、データベースサーバのインストールを行う機会も あるかと思います。 (省略)そこで今回は、サンプル用のデータベースの作成手順について、紹介しようと思います。
Workbench
面倒だな。プリミティブなコマンドラインエディタを使わなければならない。DOS の時代でも環境ファイルの編集もエディタを使用していたくらいだったのにと思う。MySQL Workbench をインストールしたら状況は改善されるのだろうか。インストールすると,メニューの File 新規は Model だ。Model とは模型とか実際とは異なり,我々の世界では単純化した物を指す。実験モデル,数理モデル。どうも,データベースの世界では Model を理解すると,後々変更するのに役立ちそうな感じがする。
特殊な用語のオンパレードだ。意味不明の言葉にぶつかったら,漢語英語問わず,身近な言葉に置き換えて考える習慣にしている。そうすると,新しい概念が身につくような気がする。ある変人の助手から教わった。学者は簡単な事を難しい言葉で説明する。もう一人の助手と話をすると,外来語の羅列だった。やたら言われたリカーシブとは高校で習う再帰の事だった。
Workbench の操作方法がさっぱりわからず11日間,放置していた。関係ない概念を習得しなくてもいいようだ。
ガイドラインと臨検
日本は日米ガイドラインに沿って軍事行動を発動する。実際の合衆国との取り決めでは War Manual である。War = 戦争 なので官僚が小賢しい知恵を繰り出し,最もらしいカタカナ語にした。これからは戦闘の言い換えも常態化するだろうと思う。戦前,日中ともに「戦争」状態にあると認識しながらも,双方が戦争宣言を避け日本は事変と称した。合衆国も対日経済制裁を道義的禁輸と称した。
さて,日米は公海での船舶臨検を実施する段階に入るだろうか。これは事実上,戦争宣言である。中露が封鎖を回避して,陸路による軍事援助となるのだろうか。スウェーデンとフランスが徴兵再開を宣言した。内憂を外患にすり替えるケースが多い。第二次世界大戦の発端は満州事変から始まった。遠く離れた極東と欧州がリンクした。そのバランスに苦慮していたのがソ連だった。ロシア情報が入ってこないな。
サウジが少しおかしくなっている。原油価格は中国需要が冷えているのに上昇を続けている。ビットコインが暴落した。中国のせいだろう。今や中国国営石油資本が国際石油市場のキープレイヤである。灯油とガソリンを購入する度に価格が上がっている。このまま上昇傾向ならいいのだが,暴落したりすると戦争の可能性が高まる。円が弱くなったな。ロイタは皮肉をこめて日本のような円安誘導為替政策を取らずに韓国が経済を発展させるようにすべきとの論説を配信した。
ドル高と原油価格が上昇傾向なら,朝鮮有事は起きないだろうと思う。中国の情報は少ないながらも入って来るのにロシアは何故入らない。日本は長期にわたるシベリア出兵から,国民が派兵に盲従するようになった。長期の徴用動員が課されて,馴化されたのではないか。
鬱陶しいデータベースのモデル化を丸一日放置していた。どうしたら,効率よくファイル化記述できるか考えていたら,属性記述とデータ構造に行き着くと思い至った。ある組織に入った時,形式的な COBOL の研修を思い出した。当時,技術系出身なら半数は FORTRAN のプログラミングの経験はあったと思う。やたらとファイル処理が細かく,事務計算ってつまらないなとの印象を受けた。今でいうデータ処理だった。当時の会社では計算機と言えば事務処理で IBM の独壇場だった。SQL は IBM で開発されたと知って納得した。合衆国はプラグマチズムの国だ。日本の経済界は日本の計算機学など鼻から期待していなかった。戦前,日本陸軍が米軍の暗号解読に IBM 統計機の使用を思いつき,調査したら国内にあったのは大学ではなく,鉄道省と第一生命だけであった。米海軍はハワイのハイポとワシントンでこの統計機を何台も並べ,力づくで日本海軍暗号解読に挑んでいた。統計機操作は暇になった軍楽隊員があたった。その頃,トラック在泊の戦艦大和の後甲板では連合艦隊司令部が軍楽隊付きの食事をしていた。何も国力の差だけではなかった。日本海軍組織そのものが腐っていた。
リレーショナルデータベースがシーケンシャルとランダム処理の最適化をしてくれるでもなく,人間が考えないといけない。インド人システム担当に責任を押し付けた新生銀行,時折システム障害を起こす全日空はデータ膨大でリアルタイムかもしれないが,発券と口座の入出金そのものは単純な業務である。担当役員が考えず,丸投げしたのではないか。計算業務の実務をした事がない者が担当していた可能性もある。全日空は運輸省高官が天下りして社長,新生銀行の前身は長銀である。どちらも官の色合いが濃い会社であった。今でも,中露の巨大企業は官営色が強い。IMF あたりがそれなりのレポートを出しているのだろうけど,もう読む気力がなくなった。経済に対する関心がなくなった。東芝の粉飾決算は経営者が訴追される事なく,ホリエモンは訴追され服役もした。想像だけど,中露巨大企業の粉飾は想像を絶する領域だろう。
官吏が経営する国営企業,日本の場合だと公営ギャンブル,第三セクタがある。江戸末期,過半の諸藩は財政破綻していた。橋下大阪市長は改革しようとして挫折した。第三セクタはどこも赤字である。年金健保破綻,地方財政破綻そして軍事費の増大がある。国債を増発しているので,帳簿上金はある。その金は負債と同額である。「経済学者や銀行家が詐欺師に似ているのは偶然ではない」とある。なるほどと思う。小泉構造改革時の竹中平蔵を思い出した。私の高校時代の教師はマルクスの剰余価値説を生徒に押し売りしていた。世界最初の債券,中央銀行を考え出したスコットランド人はフランス宮廷に取り入った。なお,シナでは元朝代に金と兌換紙幣が既に発行されている。馬車もない,貨幣もない日本がよくまあ元の侵攻を阻止できたものだ。民に貨幣が流通しだすのは室町期である。
日本政府が目論んでいる GPIF ETF は基本的に18世紀イングランドの南海会社と同じ類とわかった。財布から札を取り出してみると,日本銀行券とある。この紙幣がスタグフレーションになる可能性はどの程度か。日本株式は外国人投資家と日本国政府が株価を形成している。日銀のテーパリングはいつなのか。ベネズエラがデフォルトになると,次はどこか。
参考
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