2018/04/02

見苦しいテーブルタップと煙突

居室に少なくとも6個のテーブルタップを使用している。そのうち3個は机上と机の足の上だ。残りは壁掛け。大学のラボだと,分電盤(正式名称を知らない)がある。大体,何の電気資格もない助手が配線する。大手企業だと,社内有資格者がつなぎ込みを行う。
TableTap.jpg 

ACアダプタも収納できて,壁掛けタイプで見苦しくない いい方法がないだろうか。トラッキング対策埃を考えたら,何らかのカバーが欲しい。ある研究機関に勤めていたら,長期休暇の前に何回もコンセント回りの埃チェックと水道栓の増し締め確認を総務 No2(現場たたき上げ)が全員にメールを送っていた。というのは研究員はそんな事に関心がないからだ。怖いのは火災と水漏れだ。ラボには常時通電の大型冷凍庫冷蔵庫があり,水も元栓を止めるわけにはいかない。

総務 No1 は東大法卒の天下りだった。これからの時代,2人でやっていた仕事は当たり前だけど1人になるだろう。彼は,一体 何ができたのだろう。旧海軍の士官みたいなものかと思う。海兵を出た将校は航空兵を除けば,兵器の取り扱いができなかった。砲術屋 水雷屋と言っても,砲とか魚雷の操作はできなかった。ただ高等専攻科が砲術水雷航海だというだけの話。合衆国制作のヒストリーチャンネルが日本海軍は官僚が指揮していましたと言う。日本の当たり前が こうも違う。自衛隊の実技(戦闘)は これからドローン サイバー戦争の時代にあって適応できないかもしれない。日本の戦争は無理だ。

半導体研究をやっていた頃,週に一回 クリーンルームの床を掃除機で清掃していたけど,その掃除機は前室から持ち込んでいた貧乏さだった。外部から埃源を持ち込まないのないのが鉄則で,喫煙直後入室を禁じていたのに いい加減だった。半導体設備一式は中研保有を借りていたので 先輩も何も言わなかった。当然,前室は外履きを脱いだ直後の通常作業服姿で入室するから掃除機のフィルタは土埃だらけだ。半導体製造はコンタミを極度に嫌う。なかでも Na と K だ。掃除機フィルタから出る塵の影響は どうだったのだろうかと思うが,床は研究員過剰のため 埃だらけになるので清掃も 避けられない。最低限 掃除機を2台 用意しておくべきであった。先輩が いかんなと思いつつも 借りている立場としては 波風を立てない。日立製の価格をみたら10万を超えている。設備扱いになり,稟議が通らないからか。

検索したら,クリーンルームの清掃は水拭きが最も効果があるようだ。原発の床の汚染水除去は手拭きだった。モップをなぜ使わないのだろう。本願寺が手拭きだし,今でも小学校は手拭き雑巾制作が正課になっているそうだ。モップを使わず,クリーンルームの手拭き床掃除を何とも思わないのも日本文化だったのかと思う。モップも西欧の発明か? 日本海軍の水兵は真冬でも中腰 素足で甲板磨きだった。米海軍なら長柄ブラシでゴシゴシだろう。当然 椅子生活の中国海軍もそうだろう。

改革開放で日本にやってきた中国人エリート留学生はクリーンルームの手拭き床掃除に何を想っただろう。意外とバカだなと思っていたかもしれない。というのは私が経験したクリーンルームは東北大コピー版だったからだ。東北大はどこからコピーしたのか。どのコピー段階でモップから床をはいずり回る手拭きになったのか。ソニー CCD 製造工場の清掃はどうしているのだろう。CCD 製造清掃ノウハウが不思議と中韓に流出しない。

Daiso で購入している柄付きブラシで風呂掃除が楽になっている。本願寺の床ぶきはボランティアだろうか。Amazon 配給ドラマ「高い城の男」ではヒロインが初期の掃除機をかけていた。絨毯の掃除が大変だったのだろう。それがフロリングでも掃除機に変わった。自宅はダイソンに変わった。確かに使いやすい。データセンタもダイソンかもしれない。

さくら 石狩データセンタのつららに驚いた。北海道の住宅は30年前の住宅でも つららができない。よほど熱設計が杜撰だったのだと思う。一目瞭然で面白い。地元の工務店ならこんな提案はまずないな。多量の温気を排出せざるを得ないなら屋根裏から排出すべきではなく,排気塔を建てるべきだった。煙突は暖房設計のイロハだろう。無学だった親父でもわかる。さくらの従業員は和食派で高熱量コンロ調理の中華を食べる機会が少ないのかな。まともな中華店の厨房は排熱用のダクトが立っている。30kVA の排熱を煙突なしは どうかと思う。昔の空母加賀は「造船技術者達は赤城方式と実用性の上で比較するためにこの艦尾排煙方式を強く主張」して延々水平艦尾方向に敷設して失敗した。データセンタ中央に煙突を建てるのが最も排熱効率がいいはずだ。そんな提案があったはずだが,どこで没になったか気になるな。「さくら」も日本海軍と同じくごく普通の感性がないのだろうか。米海軍は加賀タイプの空母は1隻も建造しなかった。米海軍は常識人だった。

考えれば考えるほど,排気ガスを屋根裏に排出するのは奥が深い。東北信州の囲炉裏はそのまま天井もなく屋根から排煙していた。石狩データセンタのデザイナは東北信州出身者だったのか。畿内だと商家農家の家は排熱用の小さな屋根が重ねて建てられていたから,西日本出身者でもなさそう。

窓ガラスのためテーブルタップ掛けができないので,どうしようかと思案した結果,紐で吊るす事にした。これから,地震の際の揺れを検索してどのくらいの衝撃力がガラスに加わるのか計算するつもりだ。

先輩から床の水拭き方向を指示された。先輩はどこで学んだのだろうか。それとも,合理的に考えた結果か。残念ながら,こういうタイプほど社内力学から出世しない。

ヨドバシで検索したら,壁掛けテーブルタップ最安は,
ロアス LOAS TAP-120-30 [OAタップ 3P4個口タイプ 3m] \1080
だった。

Sakura の経営者の経歴をみると,大阪府生れ舞鶴高専卒で大阪での事業化だった。都市生活のため旧家の煙突に関心は全くないのが普通だと再考した。大阪市内の旧家は戦災で焼けたからかもしれない。京都の奥まったウナギの寝床のような商家だと屋根にも暑熱対策が考えられていた。中研クリーンルーム床てぶき掃除も,京都特有の文化のせいだったのかもしれない。京都ブラック大企業は日本海軍風ガンバリズムのローテクで成功したともいえる。ある企業の女子社員は男子が出社する前に出社しなければならない。日本の美風(男尊女卑)か。海外工場オフィスでも同じ扱いができるなら大したものだ。毎日新聞は長期に渡る京都ブラック大企業経営者礼賛特集を掲載していた。京都のブラックは日本人の心性にマッチしていると毎日は考えているようだ。これで中国にも勝てればいいのだが。。。合衆国のTVアニメを見ていたら,合衆国向けスマホ組み立て工場には飛び降り自殺防止ネットが張られていた。記者と編集者は時代に逆行しているのに,何故このような特集を組んだのか。中国に押される時代を反映しているのだろう。大義の前に個人の事情は吹っ飛ぶ。忠義が大切なのだろう。役人とかサラリーマンの自殺を想うとそうなる。日本海軍人間爆弾桜花隊の司令は戦後,自殺した。

ソフトバンクの犬が代官に向かって「情けはないのか」と言い放つCMがあった。大義を前にして,個人がどこまで犠牲を払うのか。消費税も上げられなかった現首相の大義とは何なのか。やはり,現首相と慶喜が重なる。彼に改革は無理だろうし,後継者も抜本改革はできない。せいぜい憲法改正くらいだろう。戦前の東條のように天皇の権威にすがるしかないのかもしれない。日本の国民性から,やはりお上に依存するのは当たり前か。失敗した戦前の国防方針を考えると軍事官僚(官兵)への丸投げを止めて,合衆国の軍事顧問団を受け入れたらどうだ。3.11 の際,菅首相は合衆国核危機チームの受け入れを拒否した。これが変な前例になりそうではある。かつての吉田,岸だったら受け入れていただろう。首相も劣化した。代官は「だまれ 犬!」と返した。たかがCMだけど,世情をうまく反映していると思う。Revolt と Independent の精神である合衆国が羨ましい。

参考
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