2018/11/02

夏時間とオンライン計測

Slip21 は Windows の時刻に合わせてプログラムされている。サマータイムを実施する国で,下図の夏時間がオンだと,サマータイム開始日と終了日の1日が24時間でなくなってしまう。

サーバなら,サマータイムなしでもいいかもしれないが,個人の LAN ならオンだろう。時刻プログラムを UTC に変更してもいいけど,ローカルタイムとの違いが大きい国だと違和感がある。当面は遊休PCを一台用意してもらってオフで使用してもらう。

TimeZone.png 

日本人も5時に起こしてテレビを見させ、あるいはチケットを売り切るには、生活時間も繰り上げる。競技時間だけ涼しい早朝に設定しても、チケットを買う観客がこなければ、売れ残る。いっそのこと、サマータイムの導入すれば、全て解決すると、思ったのですかね。
経産省はデメリットが大と結論づけていたから,組織委員会に出向している文科省財務官僚あたりの入れ知恵か。事務総長の武藤は財務官僚だった。都知事の小池は反対している。武藤は根回しをしなかったのか。国立競技場コンペとロゴの不手際振りからすると,彼は残念な巡り合わせなのかもしれない。彼は日銀総裁の有力候補でもあった。

大平洋戦争時の陸軍参謀総長の杉山元帥は「便所の戸」と下僚から揶揄されていた。意見がなく,どちらに押しても開くからだった。危機有事に対応できる指導者をどう選抜するか。世襲の指導者ばかりでは米中と競うのは無理なような気がする。明治の制度設計がおかしかったか。

東京の夏時間をさしてメリットのない関西以西に強要しないで欲しい。合衆国は夏時間のない州もある。日本も江戸期は時間がバラバラだった。天皇の鉄道による行幸とともに日本全土に統一時刻が普及した。東京五輪にかこつけて,統制強化を図るのはいかにも官僚の発想だな。維新を発起した山口と鹿児島県民は嬉々として2時間のサマータイムを受け入れるのだろうか。

オリンピック関係者と政府だけが3年間,実施すればいいだけのような気もする。庶民とコンピュータシステムは従来の時間を使う。政府が Microsoft に金を払って,上図のように日本ローカライズに夏時間選択できるようしてもらうか,そのパッチを待つだけでいいような気もする。XP はサポート期限が切れているので Slip21  は好都合だ。

日本海軍は世界のどこを航海しようと日本時間を押し通したように,天皇がこの3年間,東京のサマータイムで全国行幸をするもの日本的でいいかもしれない。県庁,県警,教育機関がサマータイムに変更すれば,中央集権の証にもなる。天智天皇は近江京で水時計を造らせたそうだ。合衆国に工場を保有している企業なら,対応は容易だろう。

臨機応変に対応できない企業団体個人が増えている状況こそ,衰退する日本を表象しているのかもしれない。政府は対応にどれだけ予算を請求するのだろうか。

サマータイムは1次大戦時,ドイツが生産力を上げるために導入されたとは考えさせられる。東京五輪組織委員会は戦前の頭のままで計画運営しているのだろう。メダルを多く獲得し,高い放映権料を払う合衆国だが五輪競技結果に熱狂しないらしい。MLB,NBA,NFLそしてNHLと多くの観客を惹きつけるプロスポーツのせいもあるかもしれないが,欧州中心が気にくわないのだろう。

参考
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