2019/01/10

Presto 半田こて評価

冬になると,半田付けが億劫になる。室温が低いせいか流れがよくない。外注先の実装工場でも同じような事を言っていた。工場の空調をフルに掛けるような町工場はない。電気代がかさむからだ。夏は酷暑,冬は寒さのなかで組み立てて当たり前だった。打合せ会議も電気代節約のため,太陽の向きにより場所を変えるほどだ。応接室であろうと関係がない。

Amazon で Hakko Presto が売っていて,衝動買いしてしまった。本当は今使用中の Dash 453 20W のヒータとコテサキを交換するつもりだった。Presto はボタンを押すと出力 130 W になる。この3日ほど,半田付け作業してボタンを押さずとも,半田の流れがいい。こて先の温度が高くしかも基板に接触させても温度が余り低下しないのだろうと思う。
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両者を比較すると,こて先形状が異なるので断定はできないが,スリーブ径が 8.5mm と Dash より 1mm 太く長い。しかも放熱穴がなくなっている。これだけ変更しても,温度上昇は僅かだと思う。しかし,その僅少差が決定的性能差となる。Dash を使い,半田流れが良くないと感じたら Presto の検討を薦める。

パート従業員はこて先が真っ黒,ネジが緩みグラグラの状態でも,綺麗に大型部品を半田付けする。メーカは Goot である。私は不器用でどうやっても上手くいかない。仕方なくマイこて Goot を持参していた。押しネジが緩み,その後自宅用は Hakko に替えた。その Hakko もこて先をネジに代えつつある。Presto のモールド部分はいかにも中国製という感じの色合いである。配色を決められる上位役職者はおそらく中国人なのかもしれない。別におしゃれ用品でもないので,性能さえよければ中華風でも構わない。

神田と東大
昔,東京の神田に白光の大きな看板があった。神田は丸の内周辺ほど家賃が高くなく,しかも東大が近いので医薬品 理化学機器の会社が多かった。検索したら,白光も大阪の会社だった。東工大の先生が東大一校で文科省研究費の半分を占めると言っていたから,地方業者が東京駅と東大界隈に店を構えるのは当然だろう。東工大の全定員は東大法学部と同じ程度だから,一概に不平等とも言えない。しかし理研は東大閥だから,突出しているのは確かだ。

合衆国が日本との貿易不均衡に悩まされていた頃,合衆国の研究機関が日本の研究所をランクづけした結果,エクセレントと評価されたのは あまたの研究所がありながら理研と東北大の金研だけだった。電総研,NTT研究所,日立中研も該当しなかった。現状をみると事実だったと思う。どんだけ多くの大学 研究所があろうと,世界に誇れるような一国の大学研究機関はせいぜい2つくらいらしい。

参考
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