意外と難しい定電圧充電
ワイヤレスモジュールに使用後,長らく放置していた東芝 1900mAh NiMH を継ぎ足し充電した時の充電流変化を示す。
コネクタのレセプタクルを交換したら,CH1 の充電流が増大した。およそ 300 分後,CH2 の電池を CH1 に装荷したら,電流値が増えた。両チャンネルとも同定電圧を供給している。等価抵抗を計算すると, 68Ω も違う。交流法で内部抵抗を測らないと劣化判定は無理かな。
トラ技の充電池サイクル試験記事は定電流充電を採用していた。実際,電池ホルダには悩まされ続けてきた。ワイヤレスモジュールが XBee から TWE になると電池交換頻度が下がり,充電の機会がない。髭トリマも5箇月にアルカリ電池1本で済んでしまう。デジカメがスマホに替わり,充電機会がほとんどなくなり充電器の改良も進まない。
TWE ワイヤレスセンサは定電圧回路を採用していないので,充電池向きかなと思う。
この季節,父は自動車のバッテリを外し,充電していた。車庫に入れているのにボンネットの上には毛布を掛けていた。昔の自動車にはチョークがあり,早朝の始動は難しかった。祖父の代には,寒が厳しいと厩舎内でも馬に布を掛けていたのだろうと思う。
ワークホース F4F
日本海軍空母の格納庫は閉塞式だが,米空母は開放式だった。吹きさらしの寒風のなかの整備は大変だと思う。日本が開戦した12月の北太平洋は閉塞式が有利だったが,南太平洋および米海軍が都合のいい時期を選んで侵攻する中部太平洋での整備は開放式の方が有利だったかもしれない。大破した船でも汚名を避けるため,延々パールハーバそして本土まで曳航している。日本海軍もミッドウェーでは大破した空母を処分せず,後続の主力戦艦で空母を曳航する選択肢もあったかもしれない。帆走艦時代の英海軍にならい曳航訓練を戦艦はしていた。Scuttle 自沈処分は日本海軍の方が淡白のような気がする。結局,主力部隊がミッドウェー戦域に入る事はなかった。日本海軍は本作戦に11隻の戦艦を投入していた。米海軍はゼロである。浮足立った日本海軍は自沈処分を選んだ。当時の空母は3回も出撃すれば,搭載ガソリン切れになる。米空母の反攻はない。とすれば陸上基地からの反攻が怖かったのか。Wiki によれば筑摩機が4隻の後続空母を発見している。重複カウントとされるが,同一機がそんな誤りをするだろうか。量産に成功した護衛空母が控えていたのではないか。搭載機はミッドウェーに着陸して反復攻撃に向かう。ガダルカナル強襲では,日本が建設したばかりの滑走路にいち早く F4F が護衛空母から発艦して着陸した。日本主攻部隊にも小型空母 鳳翔と瑞鳳があった。搭載戦闘機96艦戦では全く戦えなかったのか。
日本海軍は空母はあっても搭載する機がなかった。海自の空母も搭載機がそろってから建造すべきだろう。1937 年に初飛行した F4F は 1945 年の沖縄戦の対地支援と沖縄防空を担った。生産機数は8万機に近い。中国空軍と戦うなら,この実例を大いに参考にすべきだろう。防空戦闘機は性能が劣っていても そこそこやれる。では F-35 は何のためか。中国韓国侵攻用として自明である。
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