2019/08/19

徴兵日本海軍 vs 志願兵米海軍

海兵隊を含む米海軍は第二次世界大戦中,全ての戦闘要員を白人志願兵でまかなった。黒人が志願できたのは米海軍設営隊と輸送艦くらいだった。一方,日本海軍設営隊は朝鮮人徴用工だった。海戦/島嶼の水軍戦争とは徴兵 vs 志願兵との戦いでもあった。

大平洋戦争中,日本海軍の志願兵の割合は 50% を超えたそうだ。本当かな。父は招集されて駆逐艦に乗艦したが,周囲の水兵の半分は志願兵だったのか。驚きだ。現代と異なり,昔の海軍の戦死率は高かったから意外だ。

ナチスドイツ海軍のUボート乗員の 3/4 は戦死したが,志願兵であったと記憶する。昔はこの種の知識はネットにあったのだが,ナチス物は時代を経てなくなったようだ。「ティルピッツの海軍拡張計画により志願兵のみで需要を満たすことができなくなり」とあるから,ドイツ海軍は1次大戦において徴兵制になった。異様な戦死率を考えれば確かに妥当だ。Uボートの乗員にプロテスタントが多かったそうだ。プロイセン出身者が多かったのだろうか。ドイツ帝国の半数はカトリックだったから,興味深い指摘だ。

ナチスドイツは潜水艦の過酷な任務の代償として,任期中の 1/3 が休暇に当てられていたそうだ。日本海軍と好対照だ。日本海軍は航空搭乗員を戦死するまで酷使した。ラバウル航空戦の結果,搭乗員が枯渇した。そして,企画段階にあった航空特攻が実施に移された。民族主義が高揚している徴兵韓兵は特攻するのだろうか。

志願兵は自由意志である。徴兵のなかった米海軍だけが異様だったのか。何故,彼らは志願したのだろう。大東亜戦争は人種間戦争だったとする右翼の主張は,日本海軍 vs 米海軍の戦闘員間の太平洋戦争だと当てはまるのかもしれない。日本人への憎悪が米海軍への志願を増やしたのか。過度の韓国への制裁はかつてのシナと同様(近衛暴支膺懲声明)に合衆国の嫌悪を惹起するのを避けなければと思う。キーワードは人道(慰安婦と徴用工)だ。

韓国海軍の射撃管制レーダ FCS 照射は異様であった。次は警告発砲だろう。海自は自重するだろうか。

参考
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