2019/08/26

マボロシ平和憲法とサウジ煽り運転トラブル動画

あるTV局は吉本興業を「ファミリー」と伝えている。ファミリーと言えば映画ゴッドファーザのマフィアを連想させる悪意を感じさせる印象操作だ。別のTV局は「吉本興業帝国」と呼んだ。これも帝国は悪のイメージ付けだ。自民党も大日本帝国憲法と言わず,明治憲法と言い換える。

ちなみに平和憲法もマボロシだ。世界連邦でもできない限り,戦争はなくならない。できても戦争はなくならないだろう。旧約は殺戮の記述で埋まっている。征服とは皆殺しを意味していた。しかし,実際の大国は奴隷獲得が目当てだった。ユダヤ族はエジプトとバビロニアで奴隷になったらしい。

韓国はキリスト教徒が多い。現大統領もカソリックである。イエスは律法主義を否定し,モーセの祖法に戻れを説諭した。エルサレム神殿前では宮を汚すなと人々を追い出したエピソードがある。サウジでの道路あおり動画がTVで放送され,イエスの時代がそのままだと妙に感心させられた。車に乗っても牧羊時代の鞭を手放さない。西欧革命精神の大本がここにある。
イエスは縄で鞭を作り、羊や牛をすべて境内から追い出し、両替人の金をまき散らし、その台を倒し、ヨハネによる福音書/ 02章 15節
 アメリカ人は銃を手放さない。日本が国際規約うんぬんと言ったところで,韓国キリスト教徒からみれば律法主義者にしかみえないだろう。

韓国は日本に謝罪と賠償を要求している。キリスト教の考えだと,謝罪と罰は双対だ。啓典の民は罰を恐れ,罰を求める。アフリカの子供のために井戸掘りに出かける合衆国老婦人が日本への原爆投下を神罰と言い放ち,ショックだった。現韓国大統領も同じような思想だろうと思う。キリスト教は北鮮の主体思想より危険だ。

革命のない日本はどう対処すればいいか悩ましい。古代天皇制を復古させた日本は官僚機構を整備し,従順な小作農を「特攻」まで可能にできた。韓国にも過労死はあるそうだ。韓国の政治家役人が煽る不毛な争いは果てる事がない。日韓が争えば争うほど中国の漁夫の利となる。人道を声高に韓国が主張するのであれば,かつて日本がシナ処理に失敗した経緯を振り返るのも必要だろう。啓典的には「原理」がなく,儒教的には「道理」に欠けていた。その場しのぎの弥縫策はしない方がましだろう。できるだけ韓国経済に依存しないようにする。ルノーはサムスン自動車に出資している。

じき合衆国は北鮮に投資するだろう。勤勉で安価な北鮮の労働力は自動車組立に最適だ。この労働市場をどこが握るか。中国それとも韓国だろうか。日本の自動車産業の没落は一気に早まるかもしれない。出生率は高いものの母数が少ない。単独ではタイのような発展は無理とすれば,中国の属国になるか。OECD 加盟国の韓国と最貧国の北鮮。韓国との平和的合一は一人当たり GDP が40倍も乖離していたら不可能。

在韓米軍が撤退したら,どうなるのだろう。今のところ,合衆国は韓国への最大投資国だ。韓国政府の思いやり予算はどうなっているのか。負担率は日本の半分程である。韓国の負担を日本が肩代わりするのだろうと思う。8億ドル程度だ。お代官さまへの年貢代と思えば,自衛隊に比べ安い。大阪に北の核弾頭が着弾しないようにするには,米軍の大阪駐留も必要だろう。沖縄の米軍基地を誘致したらどうだ。カジノを造るより よほどまともだと思うが。

参考
関連記事

コメント

非公開コメント