2019/09/16

倒壊したゴルフ場鉄塔基礎設計

TVを見ていたら,台風の強風で倒れた鉄塔の基礎を映し出していた。コンクリートの基礎ごと抜けていて驚いた。オーナの許可を得て撮影したようだが,この動画が残っては鉄塔設計不備が明らかになった以上,裁判になったら賠償責任を問われても不可抗力は認められない。数十メートルの鉄塔にしては,余りにもちっぽけな基礎である。

重傷者が出ても,捜査がないようだ。台風だと大目にみるのか,それともオーナがこの界隈の実力者なのだろうか。ちなみに風圧は風速から簡単に計算できる。曲げモーメントを鉄塔長さに沿って積分すれば,鉄塔の根本に加わる曲げモーメントが計算できる。求められたトルクを抜き力に換算すればいいだけだ。

父は小学校だけしか学んでいなかったけど,丸太を地面に立て独力で物置小屋を建てた。3軒目はコンクリート台にした。どの位まで杭の深さを掘ればいいのか,祖父の建てた小屋を参考にしたのだろうか。台風にも積雪にも耐えた。くだんの鉄塔は施工例を無視したのか。レオパレスと同様,多分意図的だろう。スカイツリーは倒壊しなかった。軟弱地盤にそれなりに基礎に金を掛けたからだ。

くだんの鉄塔は反対側は倒壊しなかった。こちらの基礎が気になる。私がオーナだったら掘り返して基礎のサイズを確認するけど。大抵の建造物は基礎の改修は不可能に近い。中古不動産を探しているけど,提示されるのは間取りだけだ。実物を見学しても,基礎深さを測るために掘り返す訳にもいかない。掘り返さず,簡単に見られればいいのだが。
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