2019/11/22

日英開戦宣言比較と靖国集団参拝する防大生

日清日露戦争にあった国際条規の語句が失せた昭和天皇の開戦詔勅は良く知られている。しかし,実際の統治者は東條であったから,日英首相の開戦宣言が気になり,Wiki で読んでみた。

東條の言葉は難しい漢語だらけだ。要は「一億国民が一切を挙げて、国に報い国に殉ずるの時は今であります」とあり,殉国を国民に求めていて特攻は開戦のときから既成路線だった。他方,チェンバレンは実に具体的だ。
You may be taking your part in the fighting services or as a volunteer in one of the branches of civil defence. If so you will report for duty in accordance with the instructions you receive.  You may be engaged in work essential to the prosecution of war for the maintenance of the life of the people – in factories, in transport, in public utility concerns or in the supply of other necessaries of life. If so, it is of vital importance that you should carry on with your jobs.
「国のため死ね」という語句はないし,誰が聴いてもわかる言葉だ。

殉国を命令するのは士官であった。自衛隊員の下卒に命令する士官は殆ど防大卒である。殉国精神は靖国神社が担った。父も戦場に赴く前,士官に引率されて靖国参拝した。現代の防大生も集団靖国参拝する。彼らは戦前同様,下卒および徴用国民に殉国を命ずるのを多分,当然と思っている。実際,防大の同窓会はいつの時代かと思わせる雰囲気だ。

有事における統帥権は米軍が担い,つくづく良かったと思う。過労死は形を変えた殉国だろう。宗教革命でも起きない限り,この性向は変わらないのかもしれない。

参考
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