2020/07/29

VLCC 一日当たり傭船料と消えた格安ガソリン販売店

消えた格安ガソリン販売店
常日頃,給油をしているチェーン店がシェルからエネオスに変わった。内国販売のガソリンに性能の差はほとんどない。一頃,あったガソリン格安店が消えた理由がわかった。元売りが統合されたからだ。この状態をカルテルと言う。中高校で学んだ。小麦価格も同様だ。小麦を勝手に輸入して販売できない。政府が一括購入して,売渡価格を決定している。究極の国家カルテルである。その始まりは江戸期の株仲間にある。幕府は運上金,冥加金を上納させていた。長崎奉行職は実入りが良かった。蘭学狂いの鍋島藩主もその一人だ。

戦前,商工省を名乗っていたマイナーな役所が,戦後も総動員統制経済が続きシニア省庁になった。経産省である。安倍政権は経産主導である。戦前は酷い官尊民卑の状態で民間経営者が叙勲を求める事もなかった。今では,政府の規制による恩恵を受けている業界ほど叙勲を求めるようだ。関電経営者は叙勲の指定席である。半ば役人が経営しているようなものだ。

法制上は多分,ガソリンの輸入販売が自由化されている。例えば,楽天が世界一清浄なガソリンを輸入したところで,これを売る販売店がない。中国も自国製劣悪ガソリンを規制したら,一気に大都市の空は綺麗になる筈だ。日本の大気汚染が酷かった頃,合衆国製ガソリンを輸入していたら,川崎の喘息も酷くならなかったかもしれない。ガソリンはうまみの大きい利権なので大国なら,その利権を手離す事はない。

巨大タンカ VLCC 傭船使用料は $5万/日 だそうだ。それがコロナ危機で $40万になった。日中両国のいずれかが有事になると,傭船料が急騰するのは確かだ。日本人船員が必要となり強制徴募(徴用)となる。

巨大タンカ一日当たり傭船料
VLCC を沈めるのに魚雷何本必要だろうか。有事に備えて原発を再稼働させよう。タンカ建造能力を考えたら,中国と事を構えるのは馬鹿げている。南シナ海は中国にとってもチョークポイントだ。呉の鈍亀潜水艦が潜航したまま南シナ海まで哨戒するのは効率が悪い。一方,中国海軍は海南島から哨戒に出られる。まあ,米海軍が介入しなければどうにもならない。海自の強がりはどうかしている。
需給のだぶつきで石油輸入国の備蓄施設が満杯に近づいたところへ、一部の需要家の底値買いの思惑が重なり、原油の一時貯蔵先としてのタンカーの需要がにわかに急増した。中東と東アジアを結ぶ航路のVLCCの1日当たりスポット運賃は例年のこの時期は5万ドル(約538万円)以下だが、今年はピーク時に40万ドル(約4300万円)に高騰、平均でも20万ドル(約2150万円)を上回った。
参考
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