2020/09/28

バラ栽培不況にみる京都新聞vs毎日新聞

滋賀守山市のバラ園農家は 25% 以上の減収になっているようだが,引き籠もる家庭でのネット需要を開拓した農家もいる。販売チャネルをどう確保するか。

一方,毎日新聞地方版は余裕の日本最大級バラ園を掲載し,苦境の様子を伝えない。地方紙の京都新聞と全国紙のどちらが正確か。おそらく どちらも正しい。要するに大規模農園のみの大手紙取材と中小農園まで取材を広げるか。新聞社と取材記者の考え方の相違だ。
わかやま新報のように、地域に密着することで生き残りを図るのも一つの方向性だ。同社の津村社長のこの言葉が、問題解決の糸口になるのかもしれない。     「メディアが主張の幅や読者層の多様性を失ったら、言論の画一化と、社会が貧しくなることにつながります。日本は東京や大阪のような大都市だけで成り立っているのではないのですから、地方にいる私も可能な限り踏ん張っていきたい。
守山草津市内は朽ちた施設園芸ビニルハウスだらけである。歩いて取材しないと現状は見えてこないだろう。大型施設園芸も今度は韓国と競争せねばならない。バラ栽培には冷房用に大量の電力を要する。韓国の農用電力価格は日本の半額である。競争はなかなか厳しいのではないかと思う。

関電の原発は原潜,原子力空母用と同じ PWR であり,東電 BWR のようにタービン建屋に放射能蒸気が循環せず安全性が高い。地方各地の PWR を再稼働させて欲しい。
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