2020/12/09

電柱送電網と街路樹

ドイツは原発廃止に踏切り,風力と太陽光発電を優遇した結果,高い電力料金となった。送配電網の整備が遅れているせいもある。特に南北の連携能力が不足している。それでも南部バイエルンはフランスの安価な原発電力が買える。北部はポーランドの石炭火力電力が買える。

自然エネルギ電力は負荷変動に耐えられない。その分,系統連携に負担が増大する。九電は電力品質の劣る太陽光発電接続を強制遮断するようになった。太陽電池の出力は直流であり,交流に変換すると歪が生ずる。歪を押さえれば,インバータの効率が下がる。これは熱損失となりエネファームのインバータのそばに近づくと空冷騒音が発生している。スマートグリッドを実現するには裕度(余分な送電発電能力)を要する。結果的に経済的ではなくなる。そして,日本は東西 60Hz と 50Hz に分かれて混流に変換設備を要する。送電設備は東西日本に分かれるしかないだろう。

そして都市の電線地中化は遅々として進まない。守山草津にある最寄り駅から離れた少数の団地には空き家が殆ど皆無だ。駐車スペースが大きく電柱がなく街路樹がある。一方,最寄り駅徒歩圏の街路樹のない新しい団地の方に空き家が目立つ。

電柱電線がなく,街路樹の整備された団地の方が快適と考えるか,それとも住民が落ち葉が嫌で街路樹を伐採してしまうような大阪都心がいいのか。大阪ベイエリアにはカジノもできる。景観に価値を認めるか,どうか。

Google US にて suburb street の画像を検索すると,電柱がなく街路樹がある。西欧人は何故,電線を埋設したか。街路樹を優先したためか。
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