2020/11/13

年明け解散総選挙と株価

正月明けの総選挙の可能性が高まった。合衆国がコロナ禍での大統領連邦議会選挙をしたのだから,解散に反対する野党も大義名分がない。そして野党は分裂したままだ。

市場関係者は与党圧勝による大相場を予想期待している。為替と石油価格がどうなるか。大韓航空が黒字決算となった。市場の激変を要領よくかいくぐる企業も稀にある。自動車だとトヨタと日産では大きく明暗が分かれた。日産は大相場の波に乗れるかもしれない。それは為替につきる。外需依存の企業は皆同じ想いだろう。

菅政権がバイデン政権のドル安政策にどれだけ,対抗処置をできるか。市場はできないと見込み,90年代の大大金融緩和を期待をしているのだろう。ボロマンション価格が上がり始まれば,本当のバブル再来だ。

それにしても,この未曾有の危機に合衆国民は政権交代を選択し,おそらく日本は与党の圧勝に終わる。大政翼賛会の時代が再来するような気もする。不景気が続くと日本はファッショを選択し,合衆国はニューディール政策をまた推進するのだろう。この両国民の気質の違いはどうしようもない。

参考
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