指の接触圧センサとロボットハンド開発
東大がヒト指の接触圧を測定できる要素技術を開発した。
人手不足に悩む介護職,飲食業の厨房,農業の収穫作業は堅いロボットハンドでは商品をハンドリングできない。しかも装置は重く高価である。
長い長い人類進化の産物である「手」をいくら模擬してもヒトの領域には達しないのではないか。ヒトを模擬する研究は WWII の合衆国軍事研究だった。ウィーナのサイバネティックスだ。具体的には艦砲の測的制御だった。西側艦艇に搭載されているファランクスをみれば,その成果がわかる。
厨房に必要な「手」は未だに未完成である。農業だとコンバインと田植え機が実用化された。手を模擬するのではなく,異なるアプローチが必要だろう。
参考
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