安倍の死と先物株価
王殺しを避けるために議会民主制が発達し,英国は総選挙の結果,Noを告げられチャーチルは2次大戦に勝利したけれども退陣した。非正規雇用(派遣請負)を放置した安倍元首相は長すぎた。余りにも最低賃金を抑制し過ぎた。
これは日本特有の院政長老支配のせいもあるかもしれないが。その原型は元老山県にある。彼が日本政治に影響を及ぼせたのは単に長生きだったからだ。弊害の方が大であった。つまらない政治家とみなされていた。それでも山県が没すると,重しがなくなり日本陸軍は暴走し始める。その原因は薩長閥が独占していた椅子取りゲームにあった。
東芝の混迷も同じ現象だろう。世襲の指導者は良くない。岸田は最低賃金を上げる気がない。非世襲の菅が復帰して,30円ではなく300円上げてみてはどうか。
今日は土曜日。日経平均先物株価は暴落せず,逆に上昇している。市場は「安倍の死は買い」と判断した。軍部が全軍特攻を叫び陸軍がクーデタを計画していた頃,株価は上がり始めたのを思い出す。マスメディア特にNHKに踊らされてはいけない。戦前の NHK は酷かった。
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