2023/10/13

中国大恐慌リスク

武者リサーチ(340 号)が中国の「バブル崩壊」について大恐慌に匹敵するとも述べている。
投資とは会計的には支出し(=需要を創造し)、コストを資産計上によって先送りするという危険な行為である。

建設された設備や構築物が有効に活用できないものであれば、不良資産の山を作り続けることになり、非常に大きなリスクを伴う。共産党主導の地方政府は、そのリスクに無頓着で、成長競争のみにこだわる投資暴走を続けてきたのだ。2 年余りでアメリカ 100 年分のセメントを消費したといわれるほどの天文学的投資資産の多くが、価値を生み出す健全資産とは考えられず、潜在的不良資産が積み上がっていると推測される。
日本の最大輸出国は中国である。戦前での大恐慌時には,日本の最重要輸出品は合衆国向けの絹製品だった。シルクは奢多品でもあり対米市場の縮小を中国市場へと,勃興していた中国資本を武力で抑え込もうとした。朝日毎日が煽った満州市場は多寡が知れていた(満州開発は多額の赤字)。それ故,財界の要請により上海事変を起こしたものの国民党の抵抗による軍事費の増大が国民経済を圧迫した。

日本の国家統制経済は戦前から始まっていた。その中心は革新官僚だった。革新官僚の頭目は東條政権の商工省大臣だった岸信介だった。岸は満州は私の作品」とも言っていたらしい。国粋運動と大不況は連動していた。同様に,中国の大不況も第二の文革運動(共産主義原理運動=改革開放の反動)が起きるかもしれない。また反日キャンペーンが始まるのか。
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