2013/05/26

受信器のノイズ

伝送系からどれだけノイズが重畳するのか測ってみた。リモートセンサと受信器の負荷抵抗の両端電圧を DSO で電源オフとオンのときカーソルで測った。
M:5ms/div Twisted cable length: 2m
PowerOff 200mV/divOn 500mV/div
Sensor CH232mV80mV
Receiver CH1160mV320mV
受信器のノイズが4倍程大きいのは DSO のプローブ長とケーブル長合わせて 5.6m になり,CH2 の GND を基準にしているためである。

次に,パワーラインのノーマルモードで電源オフの状態でノイズを測った。
M:5ms/div Twisted cable length: 2m
PowerOff 200mV/div
Sensor CH240mV
Receiver CH164mV
ほとんどケーブルには抵抗値がないのに電圧が誘起する。

リモートセンサの増幅回路を組み立て正常に動作した。以前の基板だとローパスフィルタが必要だったけど,今回は不要になった。デジタルとアナログ GND を分離したことよりもセンサの直流信号値を増大したせいで商用周波数およびPCのキーボードの電磁界の影響を受けなくなったと見られる。後は受信器の電圧調整をして,ADC のスキャン速度を通常に戻せば完成だろう。基板を写真にとりアップしようかと思う。デジカメのソフトをインストールしようか。
DSO: TDS2002
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