2013/06/02

ADC オフセット電圧

H8/3664F の ADC が実際の入力電圧よりも大きく出力する問題をアプリ Slip21 に ADC のオフセット電圧を設定して補正する事にした。プログラムはゲイン設定の手法を踏襲した。果たして,ベースボードのデジタル GND 配線不備と電源回路の設計の甘さに起因すると思われる発振気味の ADC が測定できるか連続運転をしてみた。

Aging result of ADC Jun02
TimeIDDSOADC [V]Offset [mV]
03:07AN1736mV0.734-400
09:38AN1728mV0.732-400
SubAN1-8mV-0.002-400
03:07AN2776mV0.779-420
09:38AN2760mV0.775-420
SubAN2-16mV-0.004-420

結果をみると,一応センサの出力が減じれば,ADC の出力も減るが,その度合いが少ない。やはり,オフセット電圧の影響を受けているのだろう。今公開中のベースボードのリモートセンサの表示分解能を上げてこのベースボードと交換するつもりだったが,当面ペンディングした方がよさそうだ。Slip21 のデバッグはこの新基板でする事にした。ちなみにデジタル GND に落としている AN0 の偏差は全くない。という事はデジタル GND とアナログ GND を分けた事による弊害もあるのかもしれない。リモートセンサを改良し,ケーブルを安価品に変え2mに延長しても商用周波数の影響が出なくなった成果は今後のフィールドテストを考えると嬉しい。
H8/3664F: Akizuki
TDS2002: CH1, CH2: 200mV/div, M: 1ms/div, Averages: 16
App: Slip21
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