2013/06/17

地に足が着いていないミヤネ屋

昨日,情報番組と称する「ミヤネ屋」を見ていたら悲しい事実を思い知らされた。イスタンブールの公園占拠を排除の様子を現地の報道は戦場のようですと表現していた。その排除後の場所近くから,薬きょうを手に取り,これが鎮圧に使われた薬きょうですと説明すると,ミヤネがそれが飛んでいくんですねと尋ねると,現地いる報道担当者が答えられない。現地も大阪の大マスコミの報道人が薬きょうの実体を全く理解していない。日本は平和というか,40年前には日本でも機動隊がガス銃で左翼学生を鎮圧し,多くのガス弾が使用されたのだが,ミヤネはもうわからない。というより全く関心がないのだろうと思う。子供によると彼は有数のキャスターだという。

筑紫哲也なら,こんなわかりきった愚問はしないだろうし,ガス弾の装填,薬きょうの排出も知っている。時代が代わったと言えば,それまでだが,ミヤネのような報道人が対中脅威を煽るのかと思うと,馬鹿らしさを通り越して国の将来を思うと悲しい。

最後に,現地を取材した記者だかディレクターだか知らないが,戦場の様ですと報道したが,実際には自分の目でみてない可能性が高いのではないか。現地のスタッフにでも動画を取らせたのであろう。自分はホテルにでもいたのかもしれない。目でみていても認識能力欠如の可能性あるかもしれないが,薬きょうと言っているのでその可能性は殆どないだろう。そんな劣悪な記者を現地に送り込むテレビ会社はどうなっているのだろう。否,国民全体が暴力とか武力の本質に無関心なのだろう。
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