2013/07/17

サマータイム

昨日は風呂にも入らず,着替えもせず明け方まで寝入ってしまった。最近,CAD をやっていると数回経験した。多分,老化のせいで大脳が長時間の作業に耐えられなく眠くなってしまうのだろう。その反面,夏の黎明の間は涼しく,冷房がなくても快適だ。といっても,午前5時の室内の気温は27.4, 028.7℃ある。高温の方は1.1m高い位置での測定だ。 屋外だと 23.3℃だった。この時間帯だと外気の冷気が室内に入り込む事を意味している。

私の通っていた公立中学校では夏と冬とは登校時間が確か30分以上違っていた。今,思えばリーズナブルな設定だった。いつの頃から,そうしていたのかは知らない。考えてみれば,明治以前は役所の登庁時刻は日の出と同時だったから, 夏の間は涼しい時間に公務をしていたわけだ。日の出とともに朝仕事を始める農民の生活スタイルであるサマータイムをかたくなに守っているのが資本主義国合衆国なのも面白い。

多分,建国の父であるピューリタンが高緯度に居住していたせいであろう。低緯度に居住していた経典の民である古代ユダヤ族とは生活時間感覚が違う。明治政府は変な意味での中央集権的な時間感覚を国民に植え付けてしまった。NHKが全国統一の朝ドラと午前のニュースを同一時刻に報道するのもよく考えてみれば変な話だ。
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