2013/08/05

行方不明ウール

上面フィルタの掃除をして,ウールを交換しようと思ったら,見つからない。元のあった場所には猫用タワーが立っている。妻が捨てるはずがないというが,半分はウソだと思う。10年以上もさして量が変わらないので捨てられてもおかしくない。

結婚して,暫くすると靴下,下着,シャツそしてネクタイが順次入れ替わってしまった。理由を尋ねると趣味が悪いからだという。妻のほうが趣味が悪いと思うが,センスの問題は仕方がない。その趣味の悪いとされるシャツの一枚は,ウールのあった場所のクーラの穴の栓になっている。今着ているシャツの柄はいかにも関西風のシャツだ。大阪の伊勢丹が全く振るわないそうだ。東京風の悪趣味を大阪で売ろうとしているのが障害になっているのでは。ごく普通の男は妻の選んだ服を着ているのだ。全国一律に売ろうとしたら,ユニクロ風のデザインにでもしないとだめだろう。

ホームセンタに探したい物があるのでついでにウールを買いにいこうか。今着ているシャツで西東京を歩くと少し恥ずかしいが,関西の爺さんにはふさわしい。

蛇足:
顧客上司が悪趣味のネクタイを締めていても,親しくなるとほめるのが大人の社交辞令です。気難しい相手でも,愚妻であれ妻が評価されるのは嬉しいものです。昔,中曽根首相が主婦は私のネクタイにだけしか関心がないようだと口を滑らせた事があった。あの頃の日本は今ほど停滞感はなかったのかもしれない。しかし,何であんな物を首に巻きつけなければならないのか。しかし,社会にドレスコードはつき物だ。
関連記事

コメント

非公開コメント