2013/08/10

熱源に囲まれた居室

私の居室は南と西に窓がある。午後は蒸し風呂状態になる。床面近くは034.7℃, 高さ1.6mほどが036.6℃だ @13:06。 クーラを点けると,立った位置にある温度は0.8℃だけ下がっただけだが,床面は1.5℃下がった。冷気は下方へ潜る性質がある。

私の机の上にはCRTモニタ,オシロスコープ,半田こておよび蛍光灯スタンドがある。床には半田吸い取り器が熱源となっている。だが,一番熱いのはカーテンで遮光しても,窓ガラスから入射する熱線である。妻の話によると,最近の新しい家は窓が小さいという。断熱が確保されていれば,理にかなった話だ。自宅の浴室は西側に面している。断熱がなく,夕方になると熱気が篭っている。冬になれば,寒気が酷い。

家の断熱対策がようやく30年前の北海道住宅レベルに近づいた。窓を大きくするのなら,ひさしがいるだろう。日本のような低緯度ではバルコニーなど必要ないと思う。小さな窓でも光が入る。その点,京都の町屋に学ぶべきか。今の住居は外観は採光が十分なのだが,いかんせん断熱と夏の日差しの入射角を考えていない。低緯度なのになんでこんな馬鹿げた設計がはびこったのか。

昨夜は,05:00 から 05:18 までが,屋外の最低気温025.7℃を示した。夜明けの直前が最も涼しい。風がないのでこんな結果になったのかもしれない。屋外の気温はXBeeによりPCに伝送している。

真空管時代の夏の実験は地獄だったと思う。
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