中国軍 UAV スクランブルコスト
空自が中国軍 UAV に対してスクランブルをかけたそうだ。人件費の安い中国が UAV を運用し,とてつもない高い人件費の空自が高価な F-15 でスクランブルするとは割りに合わないな。昔,日本海軍の搭乗員がカタパルト発進すると,特別(危険)手当が支給された。
単に偵察および警戒飛行するなら UAV だろう。有人戦闘機は人命尊重のために射出脱出装置が必要だし,生命維持装置も必要だ。ヒトの体重の3倍位が無駄な荷重になっているのでは。UAV にすれば約 200kg 相当の燃料を有人機より多く搭載できるだろう。
もし日中航空戦になったら,太平洋戦争のように航空兵の不足になるのは目に見えているのに,空自が UAV を運用しない理由はなんだろうか。戦前海軍省が開戦後,搭乗員の補充をしなかったのは戦後,余剰隊員の処遇待遇に困るからだったそうだ。山本五十六が開戦直前,航空兵の不足を懸念して私的書簡を海軍大臣に出していたが,海軍人事に反映される事はなかった。那覇の空自隊員の休養は充分なのだろうか。ラバウルに配属された航空戦隊は人員の損耗(戦死)して始めて後方へ下がった。司令と参謀は空中指揮をする事がないので内地に帰還できたが,搭乗員は死ぬまで何回も出撃させられた。その点,米海軍はガダルカナル航空隊を交代させる余裕があった。後方に下がった歴戦パイロットが本土でひよこを訓練し,また前線に戻ってきた時は,日本海軍のひよこ相手に優位に戦闘した。
今回,飛来した UAV が巡航ミサイルのように慣性誘導と GPS により制御されているのか,米軍のプレデタのように無線誘導なのか気になるな。それにしても,中国の UAV が同時に10機飛来したら空自はどう対処するのだろうか。どうしようもないか。中国の UAV 開発は「ここ数年で、ゼロから少なくとも兵器ショーで25のモデルを発表できるまでに進歩した」そうだ。
尖閣の国有化は満州建国同様失敗だったような気がする。
単に偵察および警戒飛行するなら UAV だろう。有人戦闘機は人命尊重のために射出脱出装置が必要だし,生命維持装置も必要だ。ヒトの体重の3倍位が無駄な荷重になっているのでは。UAV にすれば約 200kg 相当の燃料を有人機より多く搭載できるだろう。
もし日中航空戦になったら,太平洋戦争のように航空兵の不足になるのは目に見えているのに,空自が UAV を運用しない理由はなんだろうか。戦前海軍省が開戦後,搭乗員の補充をしなかったのは戦後,余剰隊員の処遇待遇に困るからだったそうだ。山本五十六が開戦直前,航空兵の不足を懸念して私的書簡を海軍大臣に出していたが,海軍人事に反映される事はなかった。那覇の空自隊員の休養は充分なのだろうか。ラバウルに配属された航空戦隊は人員の損耗(戦死)して始めて後方へ下がった。司令と参謀は空中指揮をする事がないので内地に帰還できたが,搭乗員は死ぬまで何回も出撃させられた。その点,米海軍はガダルカナル航空隊を交代させる余裕があった。後方に下がった歴戦パイロットが本土でひよこを訓練し,また前線に戻ってきた時は,日本海軍のひよこ相手に優位に戦闘した。
今回,飛来した UAV が巡航ミサイルのように慣性誘導と GPS により制御されているのか,米軍のプレデタのように無線誘導なのか気になるな。それにしても,中国の UAV が同時に10機飛来したら空自はどう対処するのだろうか。どうしようもないか。中国の UAV 開発は「ここ数年で、ゼロから少なくとも兵器ショーで25のモデルを発表できるまでに進歩した」そうだ。
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