2013/10/08

ブロッコリーの芽

食膳のパンのスリットにソーセージを挟みカイワレのような野菜が盛り付けてあった。食感がいいけど,カイワレのような刺激がない。パンも美味しい。どこのパンかと尋ねたら意外と西友だった。ブロッコリーの芽は健康に良いそうだ。検索すると,ピロリ菌に効果があるとされている。半ば本当で半ばガセだろう。胃の除菌の事も記載されていた。ピロリ菌が悪玉としたら,普通に考えると除菌すれば善玉菌も死滅するだろう。農薬と一緒ではないかと思う。過度の治療は良くない。

安芸市のいさおさんが「トリコデルマ菌ボカシを作ろうかなと思っています」とある。ボカシとは何だろうか。とにかくバイオ農法のようだ。菌で土をつくるとなると,大量の農薬も使えず営農も大変なのではないだろうかと素人ながら思う。

胃のなかに存在する細菌類をフローラという。Wikipedia のピロリ菌には記載がないが,家畜では既知の事であった。多数の菌が共生関係にありながら家畜の胃に寄生している。日本では北大農学部がこの分野の研究では世界トップレベルだ。胃の中を人工的に再現して菌の働きを研究するのは北欧オランダが熱心だ。米国は関心がない。日本でも米式の医学製薬業界は全く関心がないが,発酵食品を商売にしているビール会社,乳飲料メーカは研究を進め始めた。

生化学の大本は農芸化学から派生したし,不妊治療に至っては牛馬の人工授精の応用だ。私のような座学だけの普通科高校出身に比べたら,はるかに日本の農高,水産高校は基礎的実務を学べると思う。どうも女子を中心に農高の人気が出てきているらしい。都会に住まないの若者にはやはり時代を先取りするセンスがあるのだろう。明治維新の元勲は全て田舎者だった。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
関連記事

コメント

非公開コメント