2013/11/17

電解コンデンサ漏れ電流の実測

メーカのアルミ電解コンデンサの許容漏れ電流値は定格電圧と容量の積に比例する。例えば 0.01CV だ。実際のところはどうなのだろうか。「電解コンデンサーの寿命」を参考に手元にある 3300uF/25V の漏れ電流を実測してみた。

漏れ電流は最悪 825uA となるから,電流検出抵抗を 1kΩ として DMM P-16 を用いて電圧降下を測定したら,印加電圧10Vのとき 0.003V となった。P-16 はmVレンジ表示に変らず,桁数が不足している。そこで,検出抵抗を 10kΩとし,DMM PC510 を用いて電圧を測定した。印加電圧を P-16 で測定した。その結果,

  1. 3.006V 0.5mV
  2. 10.01V 8.2mV

となった。もれ電流は 0.82uA となり,許容電流とは3桁異なる。時定数は 330s となり,一般には時定数の3倍程度,経過した後,測定しなければならないが,今回は P-16 がオートパワー OFF となる10分にした。カタログ記載の漏れ電流の測定法とは随分異なるけど,実際には外部から電圧が印加される事が普通なのでこの方法は妥当ではないかと思う。

参考
PC510 の入力インピーダンスは 40MΩ である。コンデンサと抵抗は空中配線を施したので,基板からの漏れ電流はない。
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