2013/12/03

株元加温とダクト

農業新聞によれば,ナスを栽培する八女市の鍋田誠さんは株元加温で「ハウス内の温度を以前の13度から10度に下げ、重油使用量を15%減らした」そうだ。2層カーテンを施しているのかよくわからない。株元保温では効果がないのだろうか。ハウス内の温度といっても上下では温度勾配が発生している筈だし,上層の暖かい空気を垂直ダクトで地面に戻しても効果ないのだろうか。冬場は放射冷却が発生して,還流させても冷気が戻るだけなのかもしれない。

加温ダクトの温度は20℃だそうだ。水耕栽培なら,水温を管理するだけでこの問題は解決する。過渡的には土壌をスラリー状態で搬送するかもしれない。昼間に蓄熱した太陽熱温水を夜間,簡便な方法で株元に散熱できれば効果がありそうだ。散水のための配管と共用できないだろうか。

株元ダクトの厚みはどの程度か知らないが,布設および維持が大変そうだ。上層のカーテンを3重にした方が簡単で効果があるかもしれない。

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