2014/02/28

抵抗器のカラーコードの覚え方

トラ技を買ったら,抵抗器のカラーコードの覚え方が載っていた。私の場合は,黒はクロレラ(0),1ッ茶2隻(赤),橙は第3の男,黄は岸恵子(4),緑Go(5),青虫(6),ホワイトクリスマス(9)だった。就職した時,ベテランの主任さんが「岸恵子」とつぶやいていたのを参考にして覚えた。多分,戦後まもなくカラーコードが普及したせいで古い映画関連のダジャレになったのかなと思う。若い頃はほとんど回路設計に縁がなかったせいでカラーコードを覚える必要もなかった。「ホワイトクリスマス」はニフティの電子工作フォーラムで知った。詩的な表現なので気に入った。研究所に移ってからは電子回路に詳しい研究員が少なかったせいで回路製作を始め,回路常数を変更するときカラーコードが必要になった。1と2は幕末の蒸気船(上喜撰)の川柳をもじった。

言語の系統樹を研究するとき,数詞は割りと重要だ。日本人と中国人の DNA は近縁なのに和語と漢語では数詞は全く異なる。子供と一緒に入浴するときカウントを覚えさせた。日本人はバイリンガルなのかもしれない。最近,徳川慶喜公の天皇宛の許しを請う直筆書簡が見つかった。写真をみると漢文だ。当時の外交公用語は漢文だった。江戸期の武士は漢文を作文していた。難しい漢文ができたのだから,明治以降の英文なら簡単な筈なのだが,それほど普及しているとは思えない。学齢期前に,数詞を覚えるように英語を園児のときから親しむ事が重要なのかもしれない。言語をリズムで覚えられるのは幼少期だけだろう。国語は漢語だらけなのに,小学校の英語教育に否定的な意見が新聞の読者欄に思い出したように掲載される。

つい最近の百田氏の発言に対する,駐日米大使館のコメントも省略されていた。大使館の意図は「米軍は日本軍とは違いました」との趣旨だった。これも英文声明に直に接すれば,新聞の意図的な取捨選択を防げる。しかし,IMF 関連とかマスコミは報道しない事柄が多すぎるな。自主規制なのか,英紙が日本の新聞は余りにも政府に従順過ぎるとの指摘をどう考えたらいいのだろうか。原発震災のときは見事なまでに大本営発表になっていた。これも,明治以降の画一教育の弊害か。封建的と言われている江戸期の方が藩論が賑やかだったのは皮肉だ。ちなみに英国ではイングランドからウェールズとかスコットランドを越えると国際(インターナショナル)と言う。

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